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親と一緒にいるところを見られたくない年頃ってあるよね?
ティーンエイジャー。このくらいの世代って、ちょうど思春期、そして反抗期と重なる時期だよね。
でも、反抗期って親にとっては厄介なものだけど、”ある程度の範囲”の反抗期は、この年代の子にとって、とっても大切な発達課題でもあるんだよね。
今まで「親」こそが大切だった子供達が、一番の優先が「友達」にかわる。これって将来の自立に備えた大切な一歩で、親離れの時期でもあるよね。
今日ね、用があって息子を少し早めに迎えに行ったら、クラスで誕生日会をしてたのね。日本でも「○月生まれ」の子達の誕生日をクラスのみんなでお祝いするような事が低学年の頃にあったような気がするけど、アメリカでは誕生日の子が先生に事前に許可をとって、ケーキやカップケーキ、サンドイッチなんかを持参してクラスのみんなでお祝いするっていうのが頻繁にあるのね。
教室を覗いたら、男の子の誕生日会のクライマックスぽい時で、ケーキやクラスのみんなへのプレゼント(アメリカでは、グッディーバッグっていって、ちょっとしたプレゼントを小さな袋につめて配る習慣があります)を届けにきていたパパとママと主役のバースデーボーイが、仲睦ましく肩をだきあって記念写真を撮ってたのね。
日本で中学生くらいの男の子だったら、絶対にいやがる光景じゃないかな?
私が中学生になり始めたころ、それまで母と一緒にスーパーに買い物に行ったり、家族でご飯を食べに行ったりしていたのが、「誰か友達にみつかるかも」っていうのが嫌で、近所には一緒に出かけなくなったのね。弟は、それがさらに顕著だった。
でもね、息子は未だに嫌な顔せず買い物についてくるし、外食なんてノリノリ♪
そういう時によく息子の友達が家族と過ごしている場面にでくわすんだけど、誰も恥ずかしそうになんかしないし、見られて嫌だなって感じでもないんだよね。
でも確かにこの年代の発達課題の「親より友達が大切」っていうのは育ってる。でも「親と行動を共にする」のを友達に見られるのを恥ずかしいとも思ってない。
不思議だな。
これって、中学生になるまで登下校は保護者の付き添いが必須で、一人で家で留守番も許されないこともある程度は影響してるのかな? 必然的に親と一緒にでかける経験が増えるからね。学校に迎えに行った帰りにスーパーに寄ったら、他の親子に遭遇するのもたびたび。
あと、「人は人、自分は自分」の文化だから、「自分が好んで親と行動してるんだし、他の人にどう思われるかなんて気にしない」っていう「他人の目を気にしない文化」も関係してるのかな。
世界的にみたら、「恥ずかしい・見られたくない」と思う文化と、「気にしない」文化、どっちが多いんだろう?
みんなは子供の頃どうでしたか?お子さんはどうですか?
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