心を好きに浸す
夫をひとり田舎に残し、私は東京へ行く。
元々それぞれの趣味に寛容だし、それぞれのイベントに一緒に行ったり、見送ったり。今日はソロでのお出かけ。
◎喫茶ルオー
推し・伊沢拓司も行っていたという喫茶ルオー。テレビで紹介されて興味を持ってから行きたい!という思いがあったものの。なかなか東京来ることがないので今日が初来店だった。(東京に来ても方面が違くて断念してた)
じゃがいもと豚肉がドン!さらさらめのカレールー。少し辛め。お肉はスプーンで崩れる柔らかさ。福神漬けとスライスされたらっきょう。らっきょうは普段食べないけど、辛めのカレーに合って美味しく感じた。
東大近くの立地のせいか、外国人の人たちが会話を楽しんでいらした。カタコトの日本語と英語が入り混じる。楽しそうでほっこりした。店員さん優しかった。ひとりだからカウンターいこうとしたら、「混んでないのでテーブル席どうぞー」と案内してくれた。控えめな話し方で丁寧な方だったな。
◎回廊とデコイ
今日のメインディッシュ。
回廊は配信で観ていた。
いやあ。面白かった。劇場内からも笑い声が起きた。もうわんこそば食べに行けないかも。
funny的な面白さもあるけれど、あと引く恐ろしさのようなものも感じた。見分けが付かないのは怖いね。何が真実で何が偽物なのか。
パンフレットも買った。
パンフレットで泣いたのは初めてだった。各作品の説明や写真があって気分が上がっていたのもあるけれど、インタビュー記事で「小林賢太郎だ〜!」ってなって、嬉しくなっちゃって。演者としての小林賢太郎(私はいつもフルネームで呼んでしまう)ももちろん好きだけれど、全力で作られた作品たちも無論大好きだ。作品を通じて小林賢太郎を感じていきたい。そういえば、近影がなんだが坂本龍一感ないですか?パンフレット買った人とは共感し合える気がする。
好きなものの中に自分をひたひたに漬けて、心の栄養補給をしてきた。仕事ですり減った心を補完できたな。
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