見出し画像

『衣裳箪笥のアリス』の見どころを、短歌と朗読以外から説明してみる

ロリィタ短歌朗読ライブ『衣裳箪笥のアリス』まで、あと1週間。
リハーサルをこなし、どんどんよいものが出来ています。

https://aliceinthewardrobe.peatix.com/

ロリィタ短歌朗読ライブ『衣裳箪笥のアリス』
3月30日 14:00開演(残席、5席を切りました!お早めに!)/18:30開演★
3月31日 13:00開演/17:30開演
★=公演終了後、アフタートーク有。入場券をお持ちの方のみご参加いただけます。アフタートークは配信には含まれません。
【配信あります!】3月30日18:30開演回は、リアルタイムでの配信視聴が可能です。4/14(日)まで観れるアーカイブ付き。「配信視聴券」をご購入ください。
※「配信視聴券」以外の「入場券」すべてに、3月30日18:30開演回の配信アーカイブがつきます。4/14(日)まで観れます。現地に来られそうな方には、入場券をおすすめします。

※上演時間は60分を予定しております。
※開場は開演の20分前になります。受付は開演30分前からを予定しています。
お手洗いは開演前に済ませるのがよいかもしれません。お手洗いひとつしかないので……。
※衣裳箪笥の住人たちが、開演前からなにやらしているかもしれませんが……入場しても、びっくりしないで。
衣裳箪笥の中では、お静かに。
衣裳箪笥の中の住人たちにも、お手を触れないように。

そうそう、なんでリハーサルの現場を知っているかのように書いているかって?
それは、千草ちゆちゃんが音を出したりお手伝いをしたり、写真を撮ったりしているから!

「ロリィタ短歌朗読ライブ」だから、
「ロリィタ短歌」の「朗読」は、根幹にあるというか、これがないと始まらない、というところにあります。
でも、「短歌わかんない……」「朗読って観たことない……」という方にも届いてほしいし、
「ロリィタ短歌朗読ライブ」を引き立てるために、いろんな要素を散りばめています。

この記事では、
出演者でもテクニカルでもコレオグラフィーでもないけど、めっちゃリハーサルをみているひととして、
『衣裳箪笥のアリス』のようすと見どころを、あえて「朗読」以外もふくめた面から、ちょっとだけお伝えします。

さまざまな即興

『衣裳箪笥のアリス』には、即興の部分がいくつかある。
どんな場面で?と問われると、……朗読に、ギターに、踊りに……随所に散りばめられているので、具体的には書けないかも。
いわゆるセッション、みたいなところにもあります。音と声が共鳴しあったり、音や声が身体の動きを引き出したり……何度リハをみても、どきどきしますね。

リハーサルのようす

即興って、わたしの好きなことをわたしの好きなように「だけ」やる、ということではなくて。
「いまからやること」「やっていること」のおおもとに触れて、自身に落とし込んだうえで、
「いまやるべきこと」を、その場にいる人たちとともに探っていく、みたいなものなんだ……と思った。
先日、『着たかった服を探す人』・鳥居さんご出演の、お客様の人生を用いた即興劇ショー『LIFE IMPRO SHOW Vol.4』を拝見して、そう思ったんですよね。(おもしろかったから、次回開催するときはみなさんも見てほしい)

4公演とも、完全に同じものにはならなさそうです。あなたの観る回をたいせつにしてほしい。

「映像作家・嬉野ゆう」の作品がみられる


演出・出演であり、それだけではないうごきをたくさんしている(つまり、主宰……!)嬉野ゆうさんがつくった映像が、色んなところで流れます!
本人、「息を吸うように行っていて忘れていた」らしい。いいですね。

映像をだしていますね……!


わたしは、嬉野ゆうのつくる映像、とってもすきです。
皆さんは、昨年配信の短編映像作品集「部屋.mp4」をご覧になりましたか?
わたしは何度も見た。(出演と撮影アシスタントもした。奇しくも、映像に出演していた大島さん、じゃみーさんは今回も出演されるし、琴音さんも映像・照明操作で入っていらっしゃいますね。)

嬉野ゆうの「美」や「おもしろいもの」の価値観、本人が影響をうけたものへのリスペクト(これは内容がとかではなく、つくりかたとかだったり。)が、詰まっているんですね。
嬉野撮影の写真ももちろん好きなんですが、たまに、写真より映像のほうに色が詰まっている、と感じるときがある。

映像・照明操作の琴音さんと、嬉野さん。


嬉野ゆうの色、は残しながら、
川野さんの読むロリィタ短歌をイメージして、じゃみーさんが作った音楽にあわせて作られた、『衣裳箪笥のアリス』のための映像。
朗読や音を引き立て、没入感をより確かにしてくれる。
そんな感じなので、「嬉野ゆうのつくるビジュアルアートが好きな方」にも観てもらえたらいいな、とおもっています。
もちろん、嬉野ゆうのつくる作品を知らない方にも……!
嬉野映像はもちろん、わたしが録った映像や、描いたイラストも使われていますよ。

公演ごとに変わる衣裳!(※ひとによる)


演出上、衣裳を変えても大丈夫!というひとだけ、衣裳が『公演ごとに』変わります。日替わり、ではないですよ。
いまのところ公開されているのはこのあたり。

大島さんもパターンが複数ある予定です。
出演者以外のひとたちにも。

ロリィタ服を間近で見て、見ているだけのはずが膝元に当たる瞬間があって、(触れて?ご来場の皆様から触れるタイミングはないと思うので……)(最前列の方は特によく当たるかも。)
そんなところも楽しんでいただけたらと思います。
なので、皆さんにも「あまり着ていく機会がない……」「買ったけど着れるかな……」というようなお洋服や小物があれば、身につけて、連れてきてあげてほしいです。
装うことを、皆でたのしもう!!!


衣裳箪笥の住人たち。

今回あげたような要素をとっかかりにしてもよいので、
その上で、「ロリィタ短歌」を、その朗読をたのしんでいただけたら幸いです。
待っていますよ。

お取り置き、当日精算、ありません!
お支払には、各種クレジットカード、コンビニ/ATM (ペイジー)、PayPal がご利用いただけます。
※チケットの入金確認に時間がかかってしまう可能性があるので、当日より前にご購入いただくほうがよさそうです。

席数は増やしませんので、お席があるうちに、
peatixの「衣裳箪笥のアリス」チケットページからご購入を。

ロリィタ短歌朗読ライブ
衣裳箪笥のアリス
2024.03.30(Sat)‐31(Sun)

御茶ノ水RITTOR BASE


短歌 川野芽生

脚色 犬間洗

演出 嬉野ゆう



出演

鳥居志歩

大島朋恵(りくろあれ)

川野芽生

嬉野ゆう

じゃみー



音楽 じゃみー

振付 森永理科(PSYCHOSIS)

音響 人見ユウリ

映像 琴音

撮影 嬉野ゆう

配信撮影 國崎晋(御茶ノ水RITTOR BASE)

衣装協力 rubyBlossom

宣伝美術 千草ちゆ

当日制作 椎原静久



小説家、歌人・川野芽生による「ロリィタ短歌」を、優れた音響空間として知られる御茶ノ水RITTOR BASEにて、シアトリカルな演出を加えお送りする「朗読ライブ」。

声と音と視覚と身体で造る御茶ノ水の地下の〈衣裳箪笥〉で、朗読と短歌の世界をお届けいたします。


チケット
入場券
4,500円+税(配信アーカイブ付)

配信視聴券 2,000円+税(30日18:30開演回のリアルタイム配信。アーカイブ付)


3月30日 14:00開演/18:30開演

3月31日 13:00開演/17:30開演


※上演時間は60分を予定しております。

※開場は開演の20分前になります。



会場

御茶ノ水RITTOR BASE


JR中央線/総武線 御茶ノ水駅より徒歩2分

東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水駅より徒歩3分

千代田線 新御茶ノ水駅B1出口より徒歩3分

〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台2-1
お茶の水クリスチャン・センターB1

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?