これがあるもの
今朝起きてカーテンを明けたら思ったより明るくて、2月ももう終わりなんだなぁとぼんやり思った。だんだん日が延びてきた。でも寒くなったりあたたかくなったり忙しすぎるのちょっと勘弁して欲しい。あたたかくなる分には良いんだけど、寒くなると気分が落ち込むのでツラい。ただでさえ毎日仕事に追われているのに、寒いともうどうにもならない。
仕事以外について話すことないの?状態ではありますが、毎日2時間以上超過勤務しているので許して欲しい。今日は直属の上司(この人ももう疲れはてている)と、来期は一緒に暇な部署立ち上げて定時で上がりたいですねという夢物語を語り合った。どうせ来期も同じメンバーで同じ業務のお届けです。しんどい。というわけで色んな舞台の感想はすべて途中で止まっています。情熱不足。
どうにもならない日々だけど、楽しかったこととして三連休に友人の家でお泊まり会をした。年末くらいに「鍋をしよう~~」っていう企画で立てた会だけど、まったりぼんやりする会だった。3時まで梅酒飲んでたし。そして朝から晩まで永遠にオタク同士がゆるい(たまにエグい)会話をしていた。そもそも明治座から友達の家に帰るのちょっと、オタクマジさあ……である。どうしてもそういうスケジュールになってしまったもので……。
友人と、お互いの周りのオタクの話とかも色々したけど、結局「わたしもどこかに(何かのオタクとして)定着したいよ~~~~」ってまた愚図った。一途なオタクへの憧れフォーエバー。わたしには何もないなって思ってしまうのは良くないんだと思うけど、みんな自分の「好き」とか「推し」とかを大事に、できる限りの全力で応援しているんだなぁと思うと、ちょっと怯む。可愛くて頑張り屋な友達みんなのことが大好きな気持ちと、自分にないものを持っている人間羨ましくて無理の気持ちは同居します。ややこしさの極み。リスペクトの気持ちと妬ましさは裏表なんですよ人類。
推しなんてものはもう事故なので、唯一無二に出会えないことには仕方ないんだけど、もうちょっと節度が欲しい。根なし草だからこそ、あちこちに行ってすべてにそれなりに面白味を見出だしてしまうんだろうな。本当に推しが居たら「該当」のものがあるのよ。わたしの該当って今何を指すんだろうって本当に思う。友人たちは優しいので「色々行っている内に見付かるかもしれないよ」と言って、そしてチケットを買わせようとしてくる。オタクは人の背中を押すのが好き。
他の人には勝てないけど「わたしにはこれさえあれば」って言うのが欲しいなって思ってたけど、そんなたった1つを見付けるのは難しくて、だからそれこそ仕事がツラくても自己肯定感が滅しても「でもわたしにはこれがある」と思えるような、そういう自分の中の弱い部分を広くカバーできる何かを見付けたいと思いました。友人たちはたまにわたしの文章と観察眼を誉めてくれますが「わたしにはこれがある」と思えるような部分には育ちきっていないなっていうのが本音のところです。文章がうまい人も鋭い人も世の中には沢山いるからな。わたしは本当に説明が下手。自覚はある。
別にオタク的なことじゃなくても良いんですよね、上手く言えないけど、これをしている時なら自分を好きでいられるとか、好きじゃなくても嫌だなとか情けないなとかって卑下せず過ごせるってことがあった方がいいなって思う。せめてこれをしている間は、みたいな。今はそれが仕事なのかもしれないなと薄々思ったりもするんだけどね。仕事はそこまで出来ない方じゃないし、割と自己肯定感の支えのひとつです。まあ、働かなくて良いなら断然それがいいけどね。仕事、どうしても趣味と違って責任があるから、楽しいことばかりしていられません。そんなに楽しい場面は多くないし。
ごちゃごちゃしてきたのでそのうちこの記事はそっとなくなっているかもしれません。疲労困憊していると明るいことはなかなか考えられなくて良くないね。はやく春になって仕事が暇になって欲しい。あとはそう、自分の得意なことや出来ることをもうちょっと自信に繋げられるようになりたいです。
人生って難しい。すべては勝ち負けじゃないんだってこと、何度だって思い出すのに、いつも上手く納得できないよ。