明けない夜を空けておいて

みー

　7月。灼熱。6月を駆け抜けている内に、気が付いたら7月になっていた。そして、わたしはまたコロナに罹患していた……。
　2年前にやらかした時に39度の熱が4日下がらなくて恐怖だった経験をしたけど、今回はそこまで重症では無くて、でもスケジュールが飛んだこととメンタルが終わりまくったことがもうどうしようもなく、ツラかった。自宅療養期間を終えて、明日からまた普通に出社せよとのお達しなので、嫌々ながら出社する予定。5日引きこもった人を急に37度の外界に引きずり出さないで欲しい。溶けます。
　しかも今回の感染、完全に会社の飲み会のクラスターなのが本当に解せない。当日誰も具合悪いとかじゃなかったのに一気に蔓延して先週はオフィスの半分くらい居なかったらしい。犯人探ししないけど、皆さんも元気でも気を付けましょうね。チケット飛ばすのツラいよ……。ちなみにそんな飲み会でうっかり口を滑らせた上司に「去年の繁忙期の残業時間、全社比較しても内勤の中でみーさんが1位だったらしいね」と軽い調子でバラされた。マジかの気持ちと、そりゃそうだろの気持ち。わたし以上に残ってる人見てないからなぁ！仕事は嫌いじゃないし、別に休日返上したりとかしないし、死にそうな程働かされてるわけでもないし、ある程度働いておいた方が融通利かせて貰いやすいからオタクとしては楽なんだけど、たぶんほぼ残業してない人もいるので社内的には何とかせーよとは思う。出来る者がやるしかない、それが、仕事。悲。

　川越ボーイズ・シングの感想とか書いてたんだけど、心身が限界になったタイミングで途絶えている。舞台KBSは本当に楽しくて、今の時期じゃなければ平日もっと行けたのに……って悔しがっている。わたしはあんまり客降りファンサに瞬間的に反応できる人間じゃないんだけど、生徒役の俳優たちが色んなことしてくれて、はじめてファンサでめろめろになるという経験をしました。可愛かったな～！それと、演劇って素敵だなって思った。自分が演劇が好きなのかは正直よく分からない。でも、人生の中に演劇を楽しむ時間があるって何かいいなって思える、そんな作品だった。

　そして心身が限界になったタイミング(38℃の発熱中)で、フォーライの情報が発表された。今じゃねーーーーってなった。完璧に私情ですみません。発表された時は本当に心が弱っていたので奈落の底に落ち切っていたんですが、少し回復して「この目で見るまでは何も分からないけど、この目で見たものは信じよう」と言ういつもの信念で過ごせるようになってきた。
　わたしはそもそもキャス変NG人間ではないので、そこは全然平気なんだけど、ちょっと世間の空気との乖離にいつもやられてしまうんですよね、エーステは。発表されて大盛り上がり出来ないドライな自分にガッカリすると言うか。まあ今回はそうなることは織り込み済みだったとは言え。
　楽しむことや楽しみにすることが得意になれない。第一報を聞いた瞬間の反射の感情はいつだって斜に構えてしまうけど、自分のペースで咀嚼して考えて、少しずつ楽しみの気持ちを育てていこうと思う。今ごちゃごちゃ言ってるけど、どうせ秋にも自分の気持ちが飲み込めなくてごちゃごちゃ言うし、言いながらも行く難儀で厄介な人間なので、またやってんなぁと眺めていただければと思います。ご迷惑はお掛けしません。現場で会ったら手は握って欲しい。震えているかもしれないので（よく震えている）。
　ところでミックス1公演ずつしかないの何とかなりませんか？千秋楽にぶつけられてるこちらの気持ちにもなってくれ。いや、初日にいきなりやられるよりはマシかもしれないけど……。
　何にも分かんないけど、自分の好きな子に対してこんな風に言ってくれる人であることをあたたかい気持ちで観測している。今度は君が、信じさせてよ。「御影密」が大切に演じられているって。


いいなと思ったら応援しよう！