子連れでバリ島移住、 下見ツアーその2. タバナン見学など。
こんにちは。ケンタッキーひとつでお腹いっぱい、なかだいらです。
このnoteでは長男ナオ、次男リョウが発達障害の診断を受けた流れ、その後バリ島で育て直しを行った体験の記録を、本人の許可を取ったうえでつづっていきます。
バリ島へ行ったのが2009年。まずはそれまでの日記を出していきます。#065
2008/4/21「日本人村の物件を見学に」
午前中、タバナンに建設中の日本人村に行ってモデルルームを見学。
こちらは私たちが住む用ではなく、叔母の物件として。
というのも、我が家が「バリ島に住む!」と言い続けていた結果、叔母も移住する方向でハートに火が付いてしまった様子。
叔母はリタイアメントビザで、のんびり田舎で暮らしたいそうです。
タバナンなら、土地+建物+家具+ビザ+税金など全部ひっくるめても1000万円でお釣りが来るって。すげー。
建設中の日本人村。
モデルルームの外観。
中はこんな感じ。いいなー。住みたい。
2ベッドルーム・プールつきで350万円の物件です。
暑いひと。俺には関係ねぇ。
午後はくたびれたので大人はゆっくり。子供たちはvillaのプール。
いまのところ、バリ最高。
日本円で5万円あれば十分生活していけそう。
2008/4/23「サファリパークとプール三昧」
前回のネット環境はあまり良くなかったんだけど、今回連れて来てもらったカフェは冷房もきいていてコーラを飲みながら快適にお仕事できます。
キーボードも大丈夫だし。
子供たちは完璧にバリに順応しております。
いま泊まっているvillaのすぐ隣りにワルン(屋台)があって、日用品など色々売っているんだけど、500ルピア(約5円。500から00を取るとだいたい日本円の感覚に近づきます)で1回引けるくじびきがあって兄二人は入り浸っています。
昨日はサファリパークへ行って、ぞうとらくだに乗ってきました。ココも満喫してます。
兄たちは朝と夕方、プールで死ぬほど泳いでる。
庭にいた蛙と一緒に風呂に入ったり、バリの子供でもやらないようなことばかりしています。
朝8時からプール。
二人を見ていると、普段はこれだけのエネルギーを消費できずにいるんだろうなぁとつくづく思う。
それが小さな身体の中で渦巻いて不完全燃焼しているんだろうね。
一応、算数と国語の教科書だけは持ってきて、朝食前に勉強タイムを設けてみたんだけど、様子を見に行ったら誰もいなかった……。
まぁ、いいか。
バリでは大抵のことが「まぁ、いいか」と思えるな。
バリは気候が安定しているので、年に3回お米が取れます。
右側の田んぼでは黄金色の稲を収穫していて、左側の田んぼでは田植えをしてる。
不思議な光景です。
とうもろこしもバナナもマンゴーも、至る所に実っています。
あー、豊かだっっ。
旅の前半はサヌールという海の近くの街で過ごし、villa(貸し別荘)体験を。
旅の後半は緑と芸術の村、ウブドに滞在します。
今度は安い民宿に宿泊予定で、日本人の奥さんがいるところなので色々聞いてくるつもりです。
日本に居残りしている夫は風邪で寝込んでいるそうです。
ごめんよぅ。
■当時をふりかえって補足 2021.11.8
5万円あれば暮らしていけそう……、は大きな誤算。
実際はもっとかかりました! 詳細は今後の日記でまとめます。
叔母はこのあと、日本人村に本当に家を建て引っ越しました。
私たちの住居はサヌールに落ち着くことになります。