「いつかきっと書店」の棚主になる方法
Showcase.❤️では、まずは店主に向けにサービスを作ってきたが、棚主に向けた部分もいくつかできあがってきた。
「いつかきっと書店」はその一つだ。これは何かというと、シェア型書店やシェア型図書館に棚を置く前に、まずは、自分で棚を作って試してみようという機能だ。今のところ使う人も少ないので無料でできるようにしている。
Showcase.❤️では、どの店舗にも置かれない、自分だけの本棚を作れる。オンライン本棚サービスはブクログなどいろいろあるが、Showcase.❤️の特徴は「リアルに存在する本」が起点となっている点だ。具体的には、下記のように利用する。利用には無料のアカウント作成が必要なので、先に作っておくと進めやすいと思う。サインアップは下記のリンクからできる。
本棚の写真をアップロード
アカウントを作ってサービスにログインしたら、まずサイトページ右上にある「自分の本棚を登録する」をクリックする。すると下記のようなページになる。
画像はパソコンのものだが、スマホでも利用可能である。スマホの場合、アップロードするファイルを指定する時に写真の撮影もできるので操作しやすいと思う。
アップロードするのは本棚の写真である。写真はできるだけ本棚の正面から、本棚全体が写っているものがよい。それほど厳密に正面でなくてもよいが、本の背表紙に書いてある文字が読み取れるような位置とサイズだと精度がよくなる。
アップロードがおわったらしばらく待つ。解析は少し時間がかかる。短い場合は数秒で結果が出るが、長い場合は30秒ほど待つ場合もある。解析中のページで待っていると結果が反映されるが、完了はメールでも通知されるので、ページを閉じてしまっても構わない。
登録結果(本棚ページ)
写真の解析が完了すると、ページ下部にこのような形で解析された本のリストが表示される。
画像はテスト中のもので、画面上部は表示できていないが、タイトルや説明文を楽しめるようにしてあるので、ぜひご自身の本棚の写真で試してみてほしい。なお、解析直後は非公開となっており、noteの下書きのような状態である。自分だけでみて遊ぶにはこのままでも問題ないが、公開することで「いつかきっと書店」のページに掲載され、「出店」できる。
個別の本の表紙を登録
ここまででも他の人に本棚を見せることは可能だが、さらに細かく本の中身を登録することもできる。それぞれの本の表示があるブロックの右上に、薄く「⚙️」というボタンがある。パソコンだとマウスをホバーすれば目立つようになるが、ここは逆にスマホだとわかりにくい(すみません) 。ここをクリックすると、そのブロック表示が大きくなり、表紙の写真を登録できるようになっている。なお、新しい本を追加するには、本の表示ブロックの最後にある「+」というところをクリックし、表紙の写真を登録すれば完了である。ここでもタイトルなどを入力する必要はないが、解析結果が間違っていた場合には修正できるようになっている。
本の表紙を登録するとこのような表示になる。
本一冊ごとのページ
本の表紙の写真や緑色のブロックをクリックすると、本一冊ごとのページになる。表紙の写真をアップロードした場合は、表紙の写真からキャッチコピー案を考えてくれるので、それが表示される。(手動で作成したり、変更することもできる)
書店流通していない「本」でも利用できる
ZINEや地域資料など、書店に流通していない本は多い。Showcase.❤️は画像から情報を読み取るので、本のデータベースが存在していなくてもよい。下記は、ロコール(LOCALL)というZINEの解析例。
もちろんAIはこのZINEの情報を持っていないため、紹介文は表紙から想像できる範囲を出ないが、素案としては充分ではないだろうか。
文章で書くと難しそうですが、実際には「本棚の写真」と、必要があれば「本の写真」をアップロードするだけなので、AIが解析した情報をそのまま使うだけであれば文字の入力を一切しなくても公開できます。とても簡単にできるのでぜひトライしてみてください。
棚ができたら自分だけでなく他の人にもみてもらえるように、「いつかきっと書店」に出店してみましょう。一般的なWebサービスと少し違う利用体験をShowcase.❤️で楽しんでみてください。
「いつかきっと書店」のページはこちらです。