第16回ウディコン参加作品「瓶詰の誕生日」の話

ついったーくんで何度も言ってたんですが

まっっっっっったくウディコン向けの作品じゃないです


\そもそもウディタ用の作品じゃない/

\でも親は殺したかった/


エントリーしたかったけどリアル事情でぶっ潰れたので(元同居人の親のせい)すぐに作れる代替品を探したらこれに辿り着いたってだけです

まずはこちらをご覧頂ければ一目瞭然かと

はい、FF14用のお遊びです

FF14ってパーティ募集って機能があるんですが、そこにモールスをブチこんだんですよね

こんなかんじ

「なんだこれ~」って「自分が強い興味を持って手を付ける」ところから始まること前提なんです、このお遊びは
ですが、ウディコンってやっぱコンテストじゃないですか
評価する側は「半義務的」に着手することになるじゃないですか(ちょっと言い方悪いかもしれんけど)
「自分が強い興味を持つ」ではないわけ(サムネや説明文、実績を持った作者など、ある程度の強弱はありますが)

ついでに言えば、どうしようもないことですがFF14でパーティ募集を見ている人口とウディコン参加者の人口には天と地ほどの差があります
その中でもFF14の中でモールスが目につくような人は「暇潰しがしたい人」なんですよね 他のゲームもやりたくて一生懸命な人とは全然違う
参加層やスタート地点が全く違うんですよね

まあそれを加味した上でもエントリーしたくて全然ウディタの知識無いのに突貫作業で作ったんだけど
毎日悪夢にうなされることになったけどね

だから内容としてはウディタで作る必要は全く無い……というかそもそも他のところから流用したものになってます
ウディタいじるなら……ウディタである必要がないものを作るのは……やめようね!

なんならストーリーもおまけです、本来飛ばせる仕様でした
モールス→暗号1→暗号2→暗号3→(日記)→答え合わせ
の順番でしたからね
FF14だと参加賞に直接アイテムを渡せたんですが、今回だと参加賞が無いので「ごめん、参加賞にオチを渡すね」って感じでした

そもそもそのストーリーも流用です
手持ちのTRPGシナリオに出てくる兄弟のお話のエグみの2/3あたりを削って適当に憎悪っていう粘土で丸めただけです
もっとエグみは削れたんじゃないかって今だと思いますが……後味悪いのは変わらんでしょう

\でも親は殺したかった/


なので作者としては流れ流れで作った「瓶詰の誕生日」を手にとってプレイして評価つけてくださった方々には感謝の言葉もありません
「エンディング数が欲しい」等とご意見を下さったり、未熟の塊みたいな自分には非常に有意義な参加となりました

せめてウディタで出来ること何かねえかなーって思って作ったのが画像問題でした
適度な難易度になってたみたいで良かったです

最初のモールスがぐぐるの前提なのが不評だった様子ですが、「最初から興味を持ってあてをつけて調べる」が大前提にあったので「ウディタ内で完結させてほしい」という意識がまったく無かったのです
なんなら「わかんなかったらぐぐる前提」でモールスと格ゲーは作ってました
5問目はスクショしていじることが大前提ですし
またウディタ触ることがあったら気をつけたいですね

そういやそこなんですけど
これ「謎解き」じゃなくて「暗号解読」なんです
だから「自力のみで解く(謎解き)」か「調べてでも解く(暗号解読)」かの認識で大きな差異が生じていたように感じます
後者のつもりで作ったんで、前者で作っていたら遊びやすさがもっと上がっていたかもしれませんね

制作側・遊ぶ側の視点の違い等、色々な学びと反省が得られた今回でした

前回も突貫作業参加だったとはいえ根幹が確立されていて問題が基本発生せずかつ得意分野だったノベルゲーだったからねえ……




ちと毒っ気のある話で終わるのもアレなので作品フレーバーの話

元々「誕生日を祝ってください」でしかなかったタイトルが「瓶詰の誕生日」になったのはAエンドのサブタイにもなってる「瓶詰地獄」から来ています
夢野久作の作品、「瓶詰地獄」です(瓶詰の地獄とも)
兄弟の関係性から取りました
まあ……エントリーした後に「ここのエグみ要らなくね?」ってなったんですが 手遅れ手遅れ あー甘酒甘酒
ていうかお話がエグいことにしばらく自覚が無かったから注意書きもしばらくつけてなかったという体たらくですからね
児童虐待してんだから注意書きしろ、馬鹿
あの兄弟使いまわしすぎだからこうなるんだ
(あの兄弟と呼ぶ程度には手を変え品を変え使いまわしている)(あ~スターシステムって最高~)

あの兄弟が出てるシナリオで遊んでたんですが
「アレやってる」
→「もうすぐあいつらの誕生日じゃん」
→「誕生日祝うイベントしたろ」
→「ウディコン間に合わなぃ……流用しョ……」
の流れで瓶詰が出来ました
なので実は彼らには誕生日が明確に存在してます
6月6日です
イベントやってちょっとしてから他の人より短い締切の中ろくにウディタ分からないのに制作着手したんでびーびー泣きながら作ってました


大体がデフォチップなんですが部屋の中とかそのままだと暗かったんで自作しました クローゼット欲しかったし
露店とかもね、ひと目で「ここのお店はこれだよ」って書きたかったんで
統一感のためにデフォチップも多少いじったんだよ?
ほめてほめて(ぜったい画音の上がらないこだわり)

マップチップの上に画像乗っけて部屋作ってたんでこんな惨事が起こりました
通称墓場バグ 本当にどうして墓場と穴で埋めたんだ……

誕生日絶対祝うおいちゃんはただの良い人
ですけお!!!の人はノリで遊んでる人(誤字ではない)
おれは詳しいんだの人は単純に暗号解読好きな人

最初はモブ配置してなかったんだけどあまりにも寂しいのと実際はわいわいしてたなっていう記憶があったので設置しました 遠隔カメラなんて無いので無料版でサブアカ作って覗き見してました
(スクリーンショット撮り忘れたんでツイッターで #天獄饗宴 でタグ追ってもらえると様子がわかるかと思います)

「脱落」ではなく「先行」のイメージで作ってたんで、似たような内容作ることがあったら時間経過を表現したいですね

おみせやさんには自分の過去作とクラッカーシリーズについで格ゲーが並んでるんですが、全部元ネタがあります
過去に熱く語ってるんで、どうぞ
正解アイテムはGGSTじゃなくて初代GGという脳内設定があります KOFやスト3と違ってナンバリングつけてないんで

こぼれ話 百合の存在は本当に古事記に記載されているそうです
お花屋さんが「無いものは造花」と明言してるのは過去作で女の子の腕やみみかきを植木鉢に植えて「おはな~♪」ってしてた馬鹿がいたからです

ちょっと混乱を招いていたっぽいお花屋さんおはなし3だけど、「掲示板除いて暗号は5つなのに提供している部屋は3つ」=「残り2つの部屋はどうやって調達した?」って意味です
住人はクローゼットの中から気前よく部屋を貸してくれているんで問題ありませんね

以下元々の画像

問題文
(開く前からクローゼットがもうアウト)
解答ルーム
(隠す気のないクローゼット)
日記
瓶詰は日記がロングバージョン、FF14は問題文がロングバージョン


まあなんや、FF14と格ゲーと夢野久作と忍殺は、いいぞ






ウディコンどこに行った?
君のような勘の良いガキは嫌いだよ



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