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全人類に #宇宙を駆けるよだか をみてほしい

ダヴ Dove公式Twitterによると日本の10代女子で自分の容姿に自信が持てるのはわずか7%だという。あの子みたいになれたらもっと幸せな人生を送れていたのかな、と憧れを抱く経験はほとんどの女の子があるだろう。

2018年8月1日、Netflixオリジナルドラマ「宇宙を駆けるよだか」が全世界同時配信された。原作は同名の少女マンガ。別冊マーガレットで連載されていた、というと胸キュン少女マンガを連想させるがこれは違う。容姿にコンプレックスを抱いた海根然子がかわいくて片想い相手のシロちゃんともうひとり火賀くんというイケメンの幼馴染をもつ小日向あゆみの外見を手に入れるために赤月の伝説を利用して自分と中身を入れ替えてしまうファンタジーサスペンス。愛されるのは外見か、中身か。

海根然子を演じるのは富田望生、小日向あゆみを演じるのは清原果耶、どちらも2000年生まれでいま注目の若手女優。そして小日向あゆみの幼馴染であり物語の鍵を握ってくる2人のイケメン幼馴染火賀くんとシロちゃんを演じるのがジャニーズWESTの重岡大毅と神山智洋。この2人はJr.時代から同じユニットでシンメとして活動しファンの間では人気の組み合わせであり、相性はバッチリである。

詳しいストーリーを話すとネタバレになってしまうがとにかくこの4人の演技力が本当に素晴らしい。望生ちゃんの然子になってしまったあゆみと普段の然子、そして果耶ちゃんのあゆみの外見を手に入れた然子と普段のあゆみの演じ分けが見事であり、中身が入れ替わるというファンタジーではありながらもこの物語の説得力を増す要因となっていた。そして中身があゆみの然子に気づき寄り添う火賀くんとあゆみの外見が好きだから中身が変わってもかまわないというシロちゃん。原作と違い火賀くんが関西弁になっているがこれがまた2人の陰と陽をより際立たせている。

「愛されるのは、外見か内面か?」少女の、いや人類の永遠の課題でもあるかもしれないこの問いにひとつの救いを差し伸べたのが「宇宙を駆けるよだか」だとわたしは感じた。いま様々なことにコンプレックスを抱いている10代の女の子たちにいちばんみてもらいたい。

しかしNetflixはクレジットカードもしくはプリペイドカード(?)がないと登録ができないので、学生にはなかなかハードルが高いコンテンツであるのが残念である。Netflixオリジナルドラマが誰を対象としているのか詳しくは知らないが、Netflixというインターネットのコンテンツであるがゆえに宣伝は基本SNSやネット上の広告だけ、というテレビなどとは違い「たまたま観た」という層がなかなか掴めないのが本当にもったいないと感じてしまった。Netflixを買収して円盤にして配り歩きたい。

とりあえず今Netflixに登録している人は絶対に見て欲しいし、登録してないひとはとりあえずいますぐ登録して観て欲しい。1話30〜40分で全6話、だいたい4時間くらいで観終わる。時間の制限、話数の制限がないため話を中途半端に終わらせることになったりせずにまとめられる、そして一気に見れてしまうのはNetflixのいいところだ。

今コンプレックスに悩んでる子、そういった経験があるひと、そしてコンビ、シンメそういったものが大好きなオタクの皆さん、「宇宙を駆けるよだか」ぜひ見てください。

#宇宙を駆けるよだか #Netflix #ドラマ #ジャニーズWEST


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