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かなり良かったです。
めんたいぴりり。
書くことに慣れるために書くメシに入ったのにもかかわらず、マガジン記事以外一切書いてないことに気づきました…。
というわけで、先日行ってきた舞台、
めんたいぴりりについてϵ( 'Θ' )϶
※少しネタバレになるかもしれません。
正直、泣けます。
いや、こっそり泣きました。
戦後の中州が舞台。
ふくや創業者の方がモデルで「明太子で人を幸せにする」ことに一生を捧げる、人情深い海野さんのお話しです。
なぜ明太子にこだわるのか?
戦争から帰ったら好きなものをお腹いっぱいに食べたい。
釜山が生まれ故郷の海野さんにとって、それは「白いご飯と明太子」でした。
戦争から無事に帰還出来たら、美味しい明太子を作って人を幸せにする。
美味しいものを食べたら人はきっと争わない。
戦争なんて馬鹿げたことはもう起こらないはずと信じて。
そして無事、祖国の博多に帰還した海野さん。奥さんや従業員の方と、毎日試行錯誤を繰り返しながら明太子作りにいそしみました。
お客さんが美味しいと言っても追求をやめません。
こだわり続けたのは味だけじゃなくて「人の笑顔」を増やすこと。
美味しい明太子が人の笑顔に繋がると信じてたからこそ、追求し続けてきたんだと思うと尊敬する事ばかりです。
信念を貫けるものがあることは、羨ましい。
私にも明太子が見つかる日は来るのだろうか。これからどんな目的を持って働いていくのか。
なんてセンチメンタルになりながら、仕事観を考えさせられました。
舞台なので感情がダイレクトに伝わって来て、余計に気持ちが入り込んでしまったせいでしょうか。
恐るべしプロの役者さん…。
お話し自体もテンポが良いですし、博多華丸さんが座長なだけあって笑えます。
演出も一つの舞台なのに世界観がくるくる変わってものすごく面白いです!
笑って泣けて、どこか懐かしさがあって。
そして水戸黄門ばりの安定感があるので、舞台初心者の方もハマること間違いなしです。
実際私はどハマりしました。
まだ行かれてない方はハンカチを持っていくことをオススメします^ ^
以上、回し者になりたいふじもとでしたϵ( 'Θ' )϶
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