【石國商店 東京ソラマチ店】~あなたの街のクロノスイス Vol.5
2024.1月現在で、クロノスイスをお取り扱いいただいている店舗としては一番新しい 石國商店 東京ソラマチ店でのインタビューです。
尾関店長、早速ですが宜しくお願い致します。
クロノスイス:
お店のコンセプトを教えてください。
尾関店長:
私ども石国は、今年で創業104年目になります。
こちらソラマチ店は11年前にオープンして、昨年(2023年)に新しくリニューアルした店舗です。
歴史を感じられること、またお客様に信用・信頼をしていただけること、お客様にゆったりとした時間を楽しんでいただきながら、時計選びの喜びを感じていただく。ということを目指しています。
アフターケアサービスまで一貫してお付き合い
クロノスイス:
この壁面に映ってるのは御社の修理部でしょうか?
尾関店長:
はい、修理部です。
修理部のスタッフは、ほとんどが一級時計修理技能士でして、オーバーホールなど、修理作業をしております。
こちら側↓は、歴代の社長、右から初代、二代目、三代目。そしてベルト職人です。
クロノスイス:
修理・ベルト・販売の三本柱なんですね。
尾関店長:
そうですね。
元々はベルトの製作から始まり、修理を請け負い、時計販売を加えて小売りを始めた歴史があります。
石国の中でも3つのコンセプトが収まったこの形式の一号店はこのソラマチ店です。
クロノスイス:
販売だけでなく、アフターケアサービスまで一貫でお引き受けできるのは、石国さんの強みですね!
尾関店長:
特に自社のベルトを持っていますので、オーダーで作成するベルトも含め、自社で製作しているというのは他社さんでもなかなかないかと思います。
販売して終了ではなく、ご相談頂いて、メンテナンスもしっかりお引き受けし、腕時計と共にお客様と長くお付き合いさせていただくというのが弊社のコンセプトです。
実はクロノスイスが、ラグジュアリーウォッチ取り扱い第一号
クロノスイス:
クロノスイスはクラシックシリーズを中心にセレクトいただいてます。
ラインアップについて、セレクトの基準を教えてください。
尾関店長:
実は弊社ではクロノスイスのような100万円を超えるような価格帯:ラグジュアリーウォッチと言われるランクのブランドというのは、初めて取り扱いをさせていただきます。
こちらの店舗もリニューアル前までは、場所柄「お土産」のようなコンセプトで、どちらかというと価格帯もお手頃なアイテムで十年間やらせていただいていました。
しかし今回リニューアルにあたり「もう一つ上のランク商品もやらせていただこう」という話になりました。
というのも、弊社もともと時計ベルトから始まった会社でして、ベルト交換を楽しんでいただけるサポート体制があります。
また機械式腕時計のようなメンテナンスを行うことで何年でも長く時計とお付き合いできるような時計のアフターケアサービスも弊社では既に行っていました。
安心して機械式腕時計などをご購入いただける環境が準備できておりましたので、高価格帯と呼ばれるブランド・商品の新規お取り扱いを決めました。
クロノスイスを含め、舶来ブランドや国産ブランドを取り揃え、時計が好きな方に楽しんでいただけるということと、他のお店と違うラインナップというのも意識してセレクトしています。
”ソラマチ”というロケーションを活かして
クロノスイス:
スカイツリータワーのお膝元、ソラマチというロケーションですが、お客様の層はやはり海外の方が多いでしょうか?
尾関店長:
ええ、そうですね、特に時計ご購入される方の半分ぐらいは外国のお客様です。
免税のお手続きなどで拝見すると、「こんな遠い国から!」という方も結構いらっしゃいます。
もちろんヨーロッパとか中国韓国・アメリカが中心ですが、中東や東南アジア、たまにアフリカとか南米の方もいらっしゃいます。
やはりスカイツリーならではのお客様層ですね。
ただ、ベルト交換や修理などのアフターケアサービスはやはり地元のお客様がメインです。
クロノスイスについては、特に日本人のお客様では若い方が興味を持っていただけるケースが多いように感じています。
クロノスイス:
海外からのお客様でクロノスイスをご存じだったという方はいらっしゃいますか?
尾関店長:
多いですね。むしろ海外の方が多いです。
日本の方は正直、まだクロノスイスを知ってる方というのは多くはありません。
海外の方は「お、クロノスイスあるんだ」っていう反応をしてくださる方は結構いらっしゃいます。
海外のお客様、日本のお客様
クロノスイス:
それは嬉しいですね。
皆さんがクロノスイスを見て一番関心を持ってくれるのは、どういったところでしょうか?
尾関店長:
海外の方だと「世界限定50本」という”限定”の部分に関心があります。
反対に、日本の方はクラシックシリーズに興味を持たれる方が多いです。
限定モデルもお手に取られますが、最終的にはクラシックシリーズを決められる方が多い印象です。
若い世代の方もクラシックシリーズが一番人気です。
小ぶりのモデルが日本の方にはやっぱり人気なのだと思います。
クロノスイス:
インバウンドの方を接客するにあたって心がけておられることはありますか?
尾関店長:
そうですね・・・実は私はここに来るまで英語が全然だったんです。
ただ・・もちろん言葉でコミュニケーション取れるっていうのは大事だと思うんですけど、それができない分身振り手振りでも、とにかく笑顔になってもらって、楽しんでいただくっていうのを一番に心がけています。
楽しんでいただくと言う意味では、やはり試着して頂くのが一番ですね。
日本のお客様にはアフターケアサービスがありますので、購入した時だけではなく今後も続く長いお付き合いがあります。
海外のお客様はご購入時一度きりが基本です。
「うちに来て楽しかった。スカイツリーで楽しかった。」という思い出の中に残る何かになれるようであればいいと思っています。
ただ、日本のお客様でも、海外からのお客様でも、接客と言う根底の部分では違いはありません。
時計選びの時間を楽しんでいただく、というのが一番です。
店長おススメの一本
クロノスイス:
店長の推しの一本を教えてください。
尾関店長:
スペースタイマーシリーズはちょっと気になっています。
個人的には実はソラリスが欲しかったと言いますか、ちょっと見たかったんです(笑)
ただ一番のおすすめとなると、やはりクラシックシリーズでしょうか。
わかる人にはパッと違いがわかる
クロノスイス:
尾関店長から見たクロノスイスのイメージは?
尾関店長:
他のブランドと違うデザインが一番でしょうか。
またデザインも幅が広いですね。
スポーツ系があったり、逆にこっちは派手で、オープンギアシリーズはもうかっこよくて、絶対に被らないというデザインです。
そういうアイテムもありながら、クラシックシリーズは、クラシカルなのだけど着けていただくと、「わかる人にはもうパッと、人と違うっていうのが分かる」っていうのが他のブランドとは一番違うところです。
デザインの独自性というのがやっぱりクロノスイスの一番いいところだと思います。
クロノスイス:
どういったお客様におすすめでしょうか?
尾関店長:
「人とは違うお時計を望んでいる方」というのが一番ですね。
あとは、自分で自分のスタイルを持っているお客様です。
最近では特に、若い方・・ 20代30代の多分ビジネスマンで、20代30代の多分ビジネスマンで、最近時計好きになったという方に多く興味を持っていただいています。
店長からのメッセージ
石國商店 東京ソラマチ店は2023年3月にリニューアルオープンし、これを機に、新たにクロノスイスの取り扱いを始めました。
なかなか出会える機会の少ない世界で50本しかない限定モデルもあります。
また時計の革ベルトは豊富に取り揃えており、時計のご修理も承っております。
是非、お気軽にお立ち寄りください。
店舗情報
〒131-0045
東京都墨田区押上1-1-2
東京スカイツリータウン・ソラマチ1F
TEL: 03-3625-1492
編集後記
国内・外問わず観光客に人気の地、東京スカイツリーにあるソラマチ。
今回伺ったのは平日でしたが終日大勢の方でにぎわっていました。
取材中にお客様が来店されたのですが、お客様に寄り添った、まさに楽しくなるような接客姿に感銘を受けました。
しっかりとクロノスイスも案内してくださり、興味をもっていただけたご様子!
近々彼がクロノスイスを着けてくれる日が来ると良いなーと願っております。
さてwhere is the next Chronoswiss...
クロノスイスnoteチーム