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【シェルマン日本橋三越店】~あなたの街のクロノスイス Vol.4

クロノスイスの正規販売店のご紹介第4弾!

国の重要文化財に指定されているルネッサンス様式の本館の建物が特徴である日本橋三越本店、6階時計フロア シェルマンの伊勢さんにインタビューしたいと思います。

もしかしたらブランドの人間よりブランドにお詳しいかもしれない伊勢さん

どうぞよろしくお願いします。


【シェルマン 日本橋三越】

クロノスイス:
クロノスイスに好感を持ってくださるお客様はどのような方でしょうか?

伊勢さん:
まず、私共では時計作りにおいての古典的な技法や、機構などのお話をさせていただきながら、独立時計師やスモールメゾンなどの”作り手”の顔が見えるような時計メーカーをご紹介しております。

その為クロノスイスも受け継がれてきた伝統・文化などにもご興味のある方々に、特に好感を持っていただけている様に感じています。
クロノスイスはドイツ人の独立時計師であるゲルト・R・ラングさんが立ち上げたブランドですが、他では見かけないクロノスイスを象徴するようなモデルがたくさん存在します。
レギュレーター、デルフィス、オーパスなどを見て、お客様が「こんなデザインや機構があるのか」と、興味を持っていただけております。

ルーペでご覧いただくと

伊勢さん:
さらに、「ルーペでご覧になられませんか?」とお声がけをして、針やインデックスのつくり、エナメルやギョーシェ彫りの美しさを実際にお手に取ってご覧頂く事で、更に―感動していただけるお客様が多くいらっしゃいます。
そこには自社工房を構え昔ながらの伝統技法を大切にしているクロノスイスだからこそ、多くのお客様からのご支持をいただけているのだろうと実感しております。

エピソードに深みのあるブランド


クロノスイス:
フロア全体では、お客様はどのような方が多いのでしょうか?

伊勢さん:
同じフロアに美術等のお取り扱いもあり、伝統や工芸等にも興味を持つ落ち着いたお客様がお見えになります。

クロノスイス:
ご成約いただいたお客様のエピソードはありますでしょうか?

伊勢さん:
以前、私がご接客をさせていただいたお客様の中で、結婚式用に腕時計をお探しの方がいらっしゃいました。
既に様々なブランドの時計をご覧になられておりましたが、「どれも同じ感じの時計なので、決め手になるストーリーが欲しい。」とのご要望をいただき、クロノスイスを歴史や創業者の理念とともにご紹介させていただきました。
単なるクラシックでないその”裏付けされた”デザインに深く共感をいただき、特別な日だけではなく普段にも愛用したいとお言葉をいただきました。

クロノスイス:
クロノスイスは、例えばファーストウォッチとしておすすめしたい、もしくはいろんなブラング有名ブランドを買われた後にちょっとニッチなブランドを探している方に対するセカンドウォッチとしておすすめされるのか、イメージはどちらにございますか?

伊勢さん:
私のイメージとしては、どちらの方にもおすすめできます。
なぜならクラシックでシンプルな機能のモデルから、デルフィスのように時計好きの心をくすぐるユニークな”見せ方”をした機構を搭載したモデルまで、初心者から玄人までを愉しませてくれる魅力的なライン”アップがあるからです。

デザインや色だけでない時計の本質的な魅力

クロノスイス:
元からクロノスイスをご存じのお客さまは多いのでしょうか?

伊勢さん:
勿論そのような方もいらっしゃいますが、特にそのイメージは強くないですね。
「何かおすすめの時計はありますか?」といったご質問をいただき、お客様のお探しのイメージに寄り添いながらご提案していくうちにクロノスイスに辿り着き、お客様とのお話が盛り上がる中で知っていただく事が多いと思います。

クロノスイス:
クロノスイスはデザインであったりカラーが特徴的というご評価を一般的には頂いています。こちらにお越しいただくお客様もそこも目を止められる方が多いのでしょうか?

伊勢さん:
そうですね・・・そういった面から足を止められる方もいらっしゃいます。
ただ、デザインや色だけではない、物づくりの背景や歴史という部分をお伝えすることで、よりその魅力を感じて頂いている様に思います。

一番のおすすめは、レギュレーターマニュファクチュール日本限定

クロノスイス:
おススメの1点を教えてください。

伊勢さん:
まずは、レギュレーターマニファクチュール日本限定です。
ラッカー仕上げの白文字盤と、ブルーステール針のコントラストがクラシックで美しいモデルだと思います。

レギュレーターという機構は主に天文台や時報局、時計工房など秒単位で正確に時間を表示することが求められる場所に設置されていたので、時・分・秒針がほとんど重ならず、その性質的に時間を読み取りやすくなっています。機構からくるデザインも個性的で、クロノスイスを代表するモデルと言えます。

時計愛好家の心をくすぐる、奥まで覗けるクロノグラフ

伊勢さん:
2本目はスケルトン仕様のクロノグラフですかね。
このモデルは限界までスケルトナイズされている為、クロノグラフ機能や構造が表と裏どちらからでも、中までよく見ることができます。
時計の機械が奥まで覗けるのは、時計愛好家の心をくすぐる一本ではないかと思います。

今後の時計の業界にも、歴史的に残る表示方法のデルフィス

伊勢さん:
3本目のおすすめはデルフィス オラクルとなります。ジャンピングアワーとレトログラードという2つの機構の”見せ方”がユニークです。分針が円弧に沿って進むように設計し、終点に達するとジャンプして出発点へ戻るという機構は、今後の時計の歴史に残る珍しい時間の表示方法だと思います。

クロノスイスへの期待


クロノスイス:
これからのクロノスイスに期待したいことはありますか?

伊勢さん:
ブランドのイメージである古典的な技法を生かしつつも、クロノスイスらしさを感じる物づくりを持って欲しいと思います。
時計は時間を知るだけではない価値観があります。
物づくりへのアプローチやその思いを感じ取れる時計を作っていただき、それに関わりお客様へ伝える役割を果たせれば幸いです。

CEOオリバー氏来店

クロノスイス:
先日クロノスイスCEOのオリバー氏が売り場に来ましたが、その時の感想を教えてください。

伊勢さん:
気さくで親しみやすい印象でした。
ただ真撃に現場の意見を聞いていただき、ラングさんがオリバーさんにクロノスイスを託そうと思われた理由がわかりました。

「時計とは」~自分の中身みたいなもの

クロノスイス:
よろしければ、伊勢さんにとって「時計とは」をお聞かせください。

伊勢さん:
時計そのものが、私にとっても生きがいでもあり、人生の友です。

最後にフェア告知をお願いします

伊勢さん:
私どもは、12 月26 日より、<クロノスイス> ヘリテージ フェアを開催いたします。先程取り上げたアイテムも含め、クロノスイスの物づくりをお楽しみ頂ける機会となりますので、ぜひお立ち寄りください。

日本橋三越店<クロノスイス>フェア開催のご案内

期間:2023 年12 月26 日(火)~2024 年1 月16 日(火)
場所:日本橋三越本店 本館6 階 ウォッチギャラリー/cal.BAR

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店舗情報

〒103-8001
東京都中央区日本橋室町 1-4-1
日本橋三越本店本館6Fウォッチギャラリー
TEL: 03-6225-2134

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編集後記

笑顔が素敵な伊勢さんにお話を伺えました。
今回お話を伺っていて、時計に対して本当に知識が豊富であり、またかなり情熱をもっていらっしゃるのをとても感じました。
いつか伊勢さんの時計セミナー開催なんかいかがでしょうか?(笑)
伊勢さんの熱意に負けないように我々もクロノスイスを広めていければと感じておりますこれからも宜しくお願いします。

さてwhere is the next Chronoswiss...

クロノスイスnoteチーム


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