【大学ってなんだろう】 ④資格
全部:私
おはようございます。
逃走中を見ながら自由気ままに本日も書いてまいります。
今回は前回の告知通り「資格」についてお話ししたいと思います。
資格については、自身のスキルアップに繋がるのはもちろんなんですけど、(場合によっては)就活の際の「学生時代頑張ったこと」の一例としてあげることもできます。
基本的には自身の希望する業界や就職先に合わせる形で取得する資格を決めていただければとは思うんですけど、意外と3年4年の時間がないこともあって、(学部卒であれば)1年2年のうちに何かしら片付けておくほうがいいのかなと思います。
でも1年2年で志望業界決めている人も珍しいですよね。
ということで、「どの業界に属してもある程度は融通が効く」「実用性高め」のおすすめ資格をいくつかご紹介させていただきます。
ちなみに人気資格ランキングなるものもありました。参考までに
英語(TOEIC・TOEFL)
英語に関しては言わずもがなですね。
グローバル化が進んでいく中で、大きな企業になればなるほど海外の方との商談ややり取りも必要になってきます。海運とか商社とか特にそうかも・・・
現状英語力を選考の段階で必要とする企業は少ないですが、企業の人事に方々は口を揃えて「英語はやっておいたほうがいい」とお話をされているほか、企業のマイページやエントリーの際もTOEICスコア・TOEFLスコアの記入欄があります。
ちなみにTOEICとTOEFLどっちを受けたほうがいいかという話ですが、
人と人、国と国との理解を深めていかなければ、日本は将来立ち行かなくなるという危機意識です。そのためには、もっと多くの日本人が英語によるコミュニケーション能力を磨く必要がある。そのための実効性のあるプログラムを開発しよう。そのような発想を元に日本人の手によってTOEIC L&Rの開発プロジェクトが動き出したのです。
(中略)
「ビジネスは人が相手です。単にモノを売るだけではなく、コミュニケーションによってお互いを知り、信頼関係を築くことが第一です。そのためには、知識としての英語ではなく、円滑なコミュニケーションが行える、スキルとしての英語能力を身に付ける必要があります。また、それは国際ビジネスの最前線にいるビジネスパーソンだけではなく、海外への行き来がごく普通のことになるであろう将来、より多くの日本人が英語コミュニケーション能力を求められる時代がやってくると感じました」。
出典:TOEIC® Programの理念 -TOEIC® Programの歴史-
まあ要約すると、TOEICは「日本人が作った日本人向けの英語テスト」です。Listening&ReadingとSpeaking&Writingの2種類のテスト形式があるんですけど、前者は大学受験経験者ですと受験英語ゲーみたいな話を聞いたことがあります。
「数字を出したい」「とりあえず英語の勉強してみるか」「なんとなく英語の資格を取っておこう」という場合はTOEICがおすすめですが、
ちゃんと大学生の間に「英語」と「英会話」を勉強したい場合はTOEFLがおすすめかなと思います。TOEFLの方が国際規格ですし世界で通用する英語を勉強できるかもなんで。(値段は別として)
あと余談なんですけど、新入生の方々はおそらく入学式前後に英語のクラス分けテストがあります。そこに向けて、だらけるのが飽きたり何もすることがなくて暇になったときにぜひ。
運転免許
サークルや友人同士とどこか旅行・ショッピングなどにいくときに運転できる人がいると、「車」という移動手段が新たに増えて行きやすくなりますよね。
マニュアル車とオートマ車の2種類がありますけど、今の時代レンタカーもほとんどがオートマ車ですし、そこらへんで売っている車もオートマ車ですね。
というか大学生の間くらいしか使わないと思っている←
※海外滞在・海外在住を考えている場合は、マニュアル車の方がおすすめです。
ぼちぼち私の身内調べで、レンタカーで行く観光名所で多いところまとめてみましょうかね(するとは言っていない)
あとは免許証自体が重要度の高い身分証明にもなりますよね。学生証だけでは融通の効かないところもあるので、免許証があるだけでもおすすめです。
合宿ではなく教習所に通学する形で免許を取る場合は、ピークは夏と晩秋〜春先ですのでそれ以外が狙い目かと思います。というのも、座学ではなく技能の教習の場合は事前の予約が原則必要で、教習所によってはピークの場合ですと1週間〜2週間は埋まっていることがザラにあります。「教習開始日から9ヶ月以内に教習所でのカリキュラムを全て終えて卒業検定まで終わらせる」と聞くと期間があるように思えますが、モチベーションの問題も相まってギリギリになる人が意外にいるんですよね(私の友人で一件観測済)
できる限り混雑具合にも余裕のあるうちに終わらせちゃいましょう。
合宿の場合は、合宿先の教習所の当たり外れが酷かったり(立地的な意味も込めて)するので、念入りに調べておきましょう。長期休みにお友達何人かを巻き込んでいくことをお勧めします。
プログラミング
近年ですとFinTech(金融(Finance)にIT技術を組み合わせたもの)やInsurTech(保険(Insurance)にIT技術を組み合わせたもの)が話題になるなど、どの産業においてもシステムの稼働からビジネスモデルの形成に至るまで、IT技術はなくてはならないものとなりました。
そこで必要とされるのがプログラミングです。
プログラミングによって(ソフトによりますが)実際にバックボーンとしてシステムの管理ができるほか、統計分析ができるようになり、マーケティングも円滑に進むようになります。
ただこれがとてつもなく難しくてですね、独学でやると挫折する人はがそこそこいるみたいで、まとまった時間が取れないときついんですよね。
でも社会人になってからだとスクールに通うほどのまとまった時間もないですし、ということで学生のうちにやってしまった方がいいよということです。
一部ソフトに関しては、工学部や経済学部などの授業内で教えられることもありますが、プログラミングスクールに通うのが一般的かなと思います。
詳しい話は長くなってしまいそうなので追々したいところです()
複式簿記
企業の方々が先ほど「英語」を勉強した方がいいとお話をしていましたが、それとあわせて学生時代に勉強しておくことを勧めていたのがこの「簿記(一般的には複式簿記)」です。
皆さんの中には自身の小遣いを家計簿をつける形で管理されている方もいるかと思います。一言で言うと簿記は、「家計簿」の法人版です。
原材料をいくらで仕入れて、また設備投資をどれだけ行ったか、いくらで商品を売ったのかなどを一つ一つ計算する原材料をいくらで仕入れて、また設備投資をどれだけ行ったか、いくらで商品を売ったのかなどを一つ一つ計算するものです。
また会社によっては、資本と負債をまとめた貸借対照表と、利益と損失をまとめた損益計算書などをHPに掲載しているので、就活の際の会社選びやその後の実務における投資先の選定などの際に、決算短信などと合わせて確認・評価することができるようになります。
ちなみに一般的に実務のレベルで要求されるのは簿記2級です。財務や経理のスキルに関してはどの企業に就職しても必要になってきます。入社時の選考自体に加点減点などの影響を及ぼすことはない企業がほとんどですが、基本どの企業でも入社前研修もしくは入社後の研修でこの水準まで持っていくことが求められます。
一部の大学ではこれまた授業に組み込まれていることがあったりするようです(というか私その授業を履修していました)。ということでお時間ある方はぜひ。