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「くろの」が駆使するポーカーチェイスのランク戦での勝ち方
NOTICE
この記事は有料になっています。別に儲けたいから云々ではありません。
自分の勝ち方を晒して、自らを不利に追い込むのをよしとしないが為、広く公開する事をためらわせてるが為です。
私も、かなり経験を積んでいますが、それでも自分は十分分かっていると自負する若輩と思わしき輩から、散々罵倒されたりもします。
そりゃあ別に「理解されようとも思ってない」と言い切るぐらいには、常識的に見て逸脱しているようなプレイが、時には目に付く私です。
ポーカーの沼さんのこの動画はご覧になったことがあるでしょうか?
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そういった人は、往々にして「守」の話でしか私を説けていません。
「なぜそのようなプレイが出来るのか?」の理解に及べないからです。
少しでも上の世界を見たいなら「理」ばかりのポーカー座学でなく、「人」のポーカー座学をして欲しいと私は思っています。
「守」に留まらず、せめて「破」がこなせるプレイヤーになりたい。その域に積極的に踏み込んでみたいと思えた貴方なら、この先の有料部分を買って頂けるだけの意味があるでしょう。
まえがき
ここを読まれている方は、前note記事を読まれている方が大半だとは思います。一応こちらにもリンクは貼っておきます。
いきなり有料記事になっても仕方ありませんし、折角ここまでお越し頂いたのだから、少しぐらいは無料の読み物もお書きします。
与太話にはなりますけども、上の掲載記事の考えに至れた切っ掛けですが、
2023年の春頃は、故あって私はポーカーから離れていたのです。
とはいえゲーム無き生活はあり得ないというほどゲームにどっぷりの私は、
麻雀ファイトガールというアーケードゲームを引き金として、麻雀の現代セオリーを改めて座学で学びなおす機会が現れたのです。
そこで得られたのが、ポーカーでは通常考えようとしなかった技術、そしてポーカーチェイスのランク戦(シーズンマッチでも通用しますが)で成績向上するに効果的な考え方、
「着まとめの技術」
という事になります。
麻雀は常に1位を狙うという打ち方は行いません。何故なら、どうあがいても「運」の要素に完全に抗って常勝街道なんて歩むことは出来ないからです。ならばどうするのか?
難しくありません、
「1位を取れそうな展開を逃さず、その展開に恵まれない時であっても如何に最下位を取らず着をまとめ上げることが出来るか?」
を行うのです。
雀魂に代表するラス回避ルールであれど、フリー雀荘でオカのあるルールでトップ取りが求められようと、着まとめの意識は大事な話です。
ただ普通はこんな話、ポーカーにつながるような話ではないはずなんです。
しかしSnGルールは、1ハンド単位での結果ばかりを追うのではなく、1試合の結果から追う物である上に、ポーカーチェイスのランク戦は、今まで積み重ねてきた試合数すべてで積み上げてきたポイントで、序列が決まります。
つまりして「ポイント収支をまとめ上げられる技術」が必要になるのです。ポーカーのおおよそのセオリーは、麻雀で1局の「押し引き」部分しか語られていないんですよ。
先ずはここに気付くか否かが、先に立っていたという事です。
そりゃあ、私がポカチェで成績が伸びるわけもなかったわけで。
しかし前回の記事は、上記の事が先に立つからこそ、「考え方」と「負けない手段」を教えたに過ぎません。でも実際ポーカーチェイスのランク戦なんてのは、それだけでSTAGEⅥに上り詰めて安定出来るから、そこで話を留めたわけです。
でも、より高みを目指したいという方は、「勝てなきゃ結局始まらない」と思っているでしょう。
まず、おおよそですが、貴方のポイントがどのくらいの補正値になるのかの目安を記します。(あくまでも推定でであり、相手により上下します)
【2024.9.11.改定】
ポイント2460 補正値±0 (STAGEⅥポイント平均推定)
ポイント2500 補正値-1
~
ポイント2660 補正値-5
~
ポイント2740 補正値-7 (3位+1pt最低保証ライン)
ポイント2780 補正値-8 (ランク戦ランクイン目安)
~
ポイント3020 補正値-14 (ランキング1位目安)
補正値が-7になると、ポイント期待値を±0にするには平均順位は3.0が必要になります。つまり6位は意地でも取れないという水準です。5位の結果を取り返すには1位が必要で、4位の結果を取り返すのに2位が必要という事です。
補正値が-14になると、平均順位は2.65は必要となり、ここまで来たら、5位すらも許しがたく、4位の結果を取り返すのにすら1位が必要になってしまいます。
もう、単に守るだけでは、高く積み上げたポイントを維持する事が出来ないのです。
麻雀の平均順位の話を出すと、平均順位2.30もあればトップクラスの麻雀打ちと言われる水準です。これは6人対戦の水準なら平均順位は3.20という値になります。
ポカチェのランク戦のポイントで2600pt強に換算できます。
普通の人が維持出来なくて当然のポイント水準すら、ランクインにまだ届かないであろうという事です。
どんなに麻雀の上手い人が頑張ったって100半荘の範囲で平均順位を取った場合は2.5を下回る事すらあるのですし、どんなに神がかったポーカープレイヤーであっても2700pt台の長期維持すら困難という指標が、麻雀という世界のデータを見ると存在する訳です。
まあ、大枠で考えた話ですから、対戦相手やゲーム内容上の違いは出るとは思いますが、さりとて確率の分散と収束がどちらにも起こるゲームである以上、無視は出来ないデータです。
つまり、ランカーまで上り詰めるなら、ポイントを取れる勝ち方を駆使して、20~30戦の短期間での上振れを狙うほかありません!
では、どうしていくか?
「着まとめの技術」
を駆使して、守るべきを耐え凌ぎ、攻めるべきを逃さず攻める。
そして、貴方に適した攻守のバランスを随時整えて、ポイントが落ちず伸びやすい形を作るべきなのです。
まえがきが長くなりましたが、
そうなると、「どうやってランク戦で勝つの?」という話にならざるを得ません…
ならば、「守」で語られる範囲のポーカー論から脱却するためのヒントが役に立つだろうから、ここで「私の手の内を明かします」という事です。
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