第1章 カッセルの門(ドラブラメインストーリーまとめ)その2
スマートフォン向けMMORPG『コード:ドラゴンブラッド』メインストーリーのまとめです。
第1章 カッセルの門
図書館での戦闘
戦いの舞台は再びカッセル学院へ。《疾走》で一気に塔を駆け上がり、図書館に向かいます。
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図書館には竜鬼が待ち構えていました。
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火の玉で柱を壊され、道を塞がれますが、なんとか撃退してバルコニーへ出ます。いよいよ氷竜との決戦です。ノノが氷漬けにされている。早く助けなければ……!
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氷竜は氷のつぶてを飛ばして攻撃してきます。《プレイヤー》はブラッドブーストを発動し、氷竜に立ち向かいます。
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激戦の中、氷竜の放った巨大な氷のつぶてが《プレイヤー》の眼前に迫ります。やられる! と思った次の瞬間、
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まるで魔法にかけられたかのように時間が停止しました。アンジェの言霊《ゼロタイム》です。
アンジェは氷つぶてに手をかけ、《プレイヤー》に当たらない位置まで押しやりました。ついでに煙草を一服。そして手を叩き、再び時を進めます。
アンジェの助けでなんとか氷竜の撃退に成功しました!
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アンジェは謎の薬品を《プレイヤー》に注射します。恐らく、先程のブラッドブーストによって不安定になった血統を安定させる薬でしょう。強大な力は危険と隣り合わせです。
事件の真相
氷漬けにされていたノノを救出し一件落着です。
実は、今回の竜族侵入は新入生のためのテスト演習であったことをアンジェは明かします。ノノたち上級生も事情を知っていました。成果は悪くなかったようです。
《プレイヤー》はロ・メイヒから、マンシュタイン教授が探しているので会いに行くよう言われます。マンシュタイン教授はカッセル学院風紀委員会の長であり、学生たちの資質向上のためエースの旅という訓練計画を実施しています。(いわゆる「日課」クエストです)
《プレイヤー》も早速エースの旅に参加。学生の困りごと解決やお使いなどの任務をこなしている時、アンジェから通信が入り、校長室へと呼び出されます。
シーザー小隊結成
集められたメンバーは《プレイヤー》、ロ・メイヒ、シーザー、ソ・シハンの4名。彼らはアンジェからSS級の極秘任務を言い渡されます。
「装備部が日本海海底にて、竜族の胎児が発する信号をキャッチした……恐らく、竜王級の初代種(第一世代)が孵化する信号だ。わかっているだろうが、初代種が孵化すれば、世界中が危機に陥る」
「そこで、本学院から小隊を組んで派遣する。そして、竜王が蘇る前に始末することにした!」
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この4人で日本に向かうことになりました。リーダーはシーザー。シーザー小隊の結成です。
ロ・メイヒは及び腰で、自分は皆の足を引っ張るので学院に残って皆を応援しようかと言い出します。シーザーは「確かに君は戦いにおいては落ちこぼれだが、きっと幸運をもたらしてくれるだろう。これまで2回、竜王を駆逐した現場にもいたんだからな」とフォロー。
ちなみに、この駆逐された竜王とは、青銅と炎の王・大地と山脈の王のことです。まさか、ポンコツのロ・メイヒが……?
悪魔の誘い
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不意に、自分を呼ぶ声がしてロ・メイヒが振り返ると、異空間の中でロ・メイタクが姿を現しました。
「アイツらの表情ときたら、本当に腹が立つよ。僕にお願いすれば、皆殺しにするよ? ついでにノノを奪ってきても良いけど?」
「お得意様だから、まけとくよ。兄さんの命の1/4で引き受けるよ」
彼が何者なのかはよくわかっていませんが、時折ロ・メイヒの精神世界に現れては、彼の寿命と引き換えにさまざまな取引を持ちかけてくる「悪魔」のような少年です。
「兄さんは、ピエロを演じすぎなんだ。真剣すぎて、自分が本当は誰か忘れてるんだよ」
「今でも、兄さんが竜王を2匹も倒したのを誰も知らないなんて、笑っちゃうよね」
青銅と炎の王 ノートン、コンスタンティン
大地と山脈の王 フェンリル、イェメンジャド
彼らは四大君主と呼ばれる竜王で、黒王ニードホッグによって生み出されました。強大な力を分散させるため双子として生まれ、片方がもう一方を呑み込むことで完全な竜王となります。
↓公式サイトのこちらの記事が参考になります。
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過去2回、ロ・メイタクと契約して竜王を倒したロ・メイヒの命はもう半分しか残っていません。「意志は固いんだから」と取引を拒むロ・メイヒを、ロ・メイタクは腕を組んで見守ります。
日本へ
アンジェはシーザーらを退室させ、《プレイヤー》だけをその場に残しました。
「君の血統はとても不安定だ。容易く制御できなくなるだろう。万が一、堕武者になってしまえば、学院は君を排除するほか選択肢はない」
「日本の混血種は数千年もの間鎖国をしてきたため、我々が知りえないような秘密も多い。彼らなら君の血統の問題を解決できる方法も持ち合わせているかもしれん」
危険なSS級任務に新入生である《プレイヤー》を同行させるのには、このような気遣いがあったのですね。
念のため、血脈を一時的に安定させるワクチンをソ・シハンに持たせてくれているそうです。あくまで一時的なものですが……
「シーザーとソ・シハンはどちらも信頼に値する人物だ。ロ・メイヒも、臆病なところがあるが、いざという時は頼りになる人物だ」
アンジェと別れた《プレイヤー》は再びロ・メイヒ、シーザー、ソ・シハンと合流。
学生自治会、獅子心会からスカウトを受けたり、ロ・メイヒの案内で学院の落ちこぼれフィンゲルと出会ったり……束の間、穏やかな時間を過ごしました。
ノノは日本へ行くロ・メイヒのことが心配なようです。
「カッセル日本支部はずっと秘密に包まれているの。本部も深くて掌握しきれてないの。だから、絶対に気をつけるのよ」
「私、ガーディアン掲示板の書き込みを調べたの。日本に行ったことのある人はみんな口を揃えて、とても怖かったと言っていたわ」
「60年前、校長は剣でカッセル日本支部を征服した。信じてくれ、俺にもできる……」
自信たっぷりのシーザーに対し、ロ・メイヒは「ボス(シーザー)ってやっぱり凄いや、だから先輩に選ばれるわけだよ。先輩、僕……」と負け犬モードに。ボスとキラー先輩(ソ・シハン)に守ってもらって自分は後ろに隠れている、などと情けないことを言います。そんなロ・メイヒをノノは「そんなのは役立たず」と一喝するも、最後は優しく「たった一人の子分」の無事を祈るのでした。
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場面が変わって、再び校長室。
EVAはアンジェに、血統が著しく不安定な《プレイヤー》を送り出してよいのかと問います。
「あの子の血統は、確かに頭を悩ませる問題だ。しかし……もしかしたら、日本でなら解決法が見つかるかもしれん」
「君も気づいているだろうが、ロ・メイヒと同じように、彼らは言霊《皇帝》に屈したりはしない……」
「おそらくは、あの2人が日本支部の秘密に辿り着く鍵となるだろう」
公式サイトによれば、言霊《皇帝》は、以下の効果を持ちます。マインドコントロールのようなものでしょうか……?
効果:黒王がその民に使う言霊。この呪文を耳にした竜族(白王の血の末裔以外)は「霊視」が発動し、脳内に太古の竜皇の声が響き、偉大なる主宰に呼びかけられている感覚が沸き上がる。
所有者:黒王とその末裔
海底にいるのが本当に竜王なら、彼らが生き残る可能性は1%以下だと言うEVA。しかし100年以上生きてきたアンジェは、死ぬまでドラゴンスレイヤーの重圧を己が背負うことはできないことを知っています。いずれは若い後継者に引き継がなければなりません。
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「心配いらんよ、EVA。彼らは、皆奇跡を起こせる子供達なんだ!」
(第2章に続く)