第21章 オーディンの陰影(ドラブラメインストーリーまとめ)
スマートフォン向けMMORPG『コード:ドラゴンブラッド』メインストーリーのまとめです。
前回のあらすじ
ニーベルンゲンでオーディンの襲撃を受けたロ・メイヒとノノ。狙った獲物を決して外すことのない神槍グングニルの力により、ノノは逃れることのできない死の運命に囚われてしまう。
悪夢から覚めたロ・メイヒはノノの無事を確認するが、ロ・メイタクは「運命は口に出すと現実になる」と警告。悪夢と現実がない混ぜとなり事態が混乱を極める中、一行はソ・シハンとよく似た生い立ちの少年「ロク」について調査することにーー
第21章 オーディンの陰影
神槍グングニル
4人はシランの図書館へとやって来ました。「ロク」に繋がる情報を求め、収蔵されている大量の新聞を片っ端から調べます。
さらに調べていくと、ロク・ボウに関する記事が次々に見つかります。ロ・メイヒは事故現場の写真に写ったマイバッハが、夢の中で見たものと同じであることに気がつきました。
ノノは「ロク」という珍しい苗字がショウケンの再婚相手、すなわちソ・シハンの義父の名であったことを思い出しました。つまりロク・ボウとソ・シハンは同一人物。この世界は、数年前の交通事故でソ・シハンが死亡しているパラレルワールドなのか?
その時、ロ・メイヒは鏡の奥から視線を感じました。そこには神槍グングニルの矛先を向けるオーディンの姿が!
ロ・メイヒはノノをかばおうと、咄嗟に手を伸ばします。
オーディンが槍を放とうとする直前、ロ・メイタクが現れてオーディンを払いのけました。間一髪で助かった……。
メイタクは「いつも助けてあげられるわけではない」と言い、ロ・メイヒにこの場から逃げるよう忠告します。
慌てて図書館を飛び出したロ・メイヒ。事情を知らないノノたちは、訳もわからないまま、逃げ出したロ・メイヒを追いかけます。
妄想性障害?
ロ・メイヒは市街地を走り、やがて道端で気絶してしまいました。3人はひとまず彼を病院に運びます。
ロ・メイヒは悪夢にうなされているようでした。意識が戻ったのは翌日のこと。
医師はロ・メイヒが重度の妄想性障害を発症しており、躁うつと幻覚が併発している危険な状態だとの診断を下しました。しばらく一人にして様子をみる必要があると言います。
ノノとフィンゲルも同意し、当分は自分たちだけで調査を進めると言いました。
ロ・メイヒは自分がノノから離れればまたオーディンが彼女を狙いにくると考え、強く拒否します。
ノノはそう言って、ロ・メイヒを病室に残して出ていってしまいました。
絵梨衣の導き
夜。《プレイヤー》がロ・メイヒの様子を見に行くと、病室のどこにも彼の姿がありません。ベッドのあたりを調べていると、突然世界から音が消え、《プレイヤー》は幻想の世界へ迷い込んでしまいます。
謎の白い影が襲いかかり、夢中で追い払おうとしていると、いつの間にか巫女服を着た少女が共闘しています。この見慣れた姿はまさか……絵梨衣!
絵梨衣に導かれるようにして《プレイヤー》は幻境の出口へと辿り着きました。この先には何が待ち受けているのでしょうか……
(第22章に続きます)