第17章 世界の果て(ドラブラメインストーリーまとめ)その3
スマートフォン向けMMORPG『コード:ドラゴンブラッド』メインストーリーのまとめです。
八方塞がり
ロ・メイヒは学院のベンチに座り、過去を一つ一つ思い出していきます。
ソ・シハンとの思い出は全て覚えているし、ロ・メイヒと《プレイヤー》の記憶も一致しています。決して妄想ではあり得ない!
しかし図書館に彼の学籍データはなく、彼の担当教授であったシュナイダーも「しばらく生徒の指導は行なっていない」と言います。
シュナイダーはロ・メイヒの記憶に問題があると考えて、心理カウンセリングを専門とする富山雅史教授のところに行くよう助言します。
富山雅史は洗脳のエキスパートでもあり、ロ・メイヒは警戒しつつも、ひとまず彼の催眠療法を試してみることにしました。
富山雅史はロ・メイヒにソ・シハンの人柄について尋ね、もし彼がいなくなれば気楽に生活が送れるようになるのかと尋ねます。
洗脳にかかる間一髪のところで《プレイヤー》が止めに入ります。
富山雅史は、この問題は自分では解決できないと言い、2人を校長のところへ向かわせます。
校長室で、アンジェは紅茶を淹れてロ・メイヒが来るのを待っていました。
しかし彼もソ・シハンのことは記憶にないと言い、《プレイヤー》のことも知らないと答えました。しかし事情ありげな《プレイヤー》のことは信頼し、学院への進入を許可してくれました。
かつてアンジェはソ・シハンの入学のことで、学院理事会のガットゥーゾ家から弾劾されたことがありました。ソ・シハンはブラッドブーストにより血統を強化できますが、当時は竜化のおそれもあったためでしょう。
しかしこれもアンジェは否定。また、今回の弾劾も乱雑な管理と予算の過剰支出の責任を問われてのことでした。
八歩塞がりとなり、気落ちした《プレイヤー》は校長室を出て、一旦冷静になろうとします。
消えた瞳術使い
見慣れた学院が、何もかも変わってしまったかのようです。かつてソ・シハンとシーザーが勝負を繰り広げた場所も、彼の痕跡だけが消えてしまった……
学院の階段で生徒たちと話すフィンゲル。その傍を歩くソ・シハンに、パシ・ガットゥーゾが語りかけます。
そしてカフェテラスでやけ食いをするロ・メイヒと、それを見守るソ・シハン。ノノとシーザーの婚約が決まった日の記憶でしょうか。
そう話すロ・メイヒの前からも、彼は消えてしまいそうになります。
このまま彼の痕跡は誰の記憶からも全て消えてしまうのでしょうか……?
心の病
諦めきれないロ・メイヒはフィンゲルに連絡します。あの小説の作者ならば、キャラクターのモデルとなった人物のことを忘れるはずがない!
しかしフィンゲルもまた、ソ・シハンのことは知らない、小説に出てきた「永劫の瞳術使い」は自分が作った架空のキャラクターだと主張します。
しかしソ・シハン探しで自分に手伝えることがあれば手を貸すと言ってくれました。
アンジェは、ロ・メイヒの「心の病」は本人以外にどうすることもできないが、心の扉を開いてくれるプロフェッショナルの力を借りるべきだと助言します。その人物とはーーチン・ボクドウ、すなわちノノでした。
どこか含みのある発言は気になるものの、ロ・メイヒは彼女がいるという金色の鳶尾の島へ向かうことにしました。
ヘリポートへ向かう途中、獅子心会の前会長アブドラと遭遇します。
アブドラはロ・メイヒの身体を心配します。ロ・メイヒは気遣いへの感謝を述べ、ヘリに乗り込みました。これから長く過酷な旅になりそうだ……!
(第18章に続きます)
余談
パシ・ガットゥーゾといえば、学生自治会系サークルの皆さんが普段「サークルフォース納品」でお世話になっているNPCですね。
パシのセリフによれば、彼はガットゥーゾファミリーの秘書で、今は学生自治会活動の準備を任されているそうです。シーザーと同じ青い瞳が印象的。彼の親戚かな?
アンジェ校長弾劾事件の件もあるし、今回の事件にはガットゥーゾ家が関わっているのかもしれませんね。そういえばシーザーは今どうしているんだろう。近いうちに再登場もありそうですね!