思想や感情を創作的に表現したもの

思想や感情を創作的に表現したものが著作物として扱われ、著作権が発生する。プログラムのソースコードにも著作権はもちろん適用される。

世の中のITシステムというのは、つまり、どうやら、
「思想や感情を創作的に表現したもの」の集合体らしい。そうなん?

ソースコードは思想それ自体を表現するものでもないし、おそらく感情は入っていない気がする。なんだかモヤモヤする。

文化庁のHPを見てみる。

「〇〇が除かれます」と説明してあるので、ちょっとモヤモヤが解消された。
司法のことは分からないけれど、なるだけ包括的に表現するにはこういうふうに書くしかないのかもしれない。

ゲームにのめり込むようにプログラムを書くのに没頭する人はたくさんいる。間違いなく当人は面白いと思っていて、そこには快の感情がある。たしかにその過程を考えると、工業製品とはまた違うのだと思う。
と、理解を示したふうでいても、直感レベルではまだわからなくて、怖いと感じている。ひどく無機質に見えて、感情に根差した創作物がまるで劣っているかのように思えてしまったりもする。

通販サイトの受発注機能を作ったからって、その人が自己表現をしたなんて言えるんだろうか……?
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(私が考える創作の定義ってどうやら……)
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「不定形で、むき出しのエゴを発露するのに使われ、誰の役にも立たないもの」……

結局これ、私の考える創作の定義が、めちゃくちゃ狭義だっただけやん。


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