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「American Express INNOVATOR's LAB for U30」へ参加しました。
題名の通り、American Express INNOVATOR's LAB for U30に参加しました。まだプログラム自体はあと5ヶ月間ありますがその記録をここに残します。
American Express INNOVATOR's LABとは?
参加要件は以下の2つ
1. 社会や地域の課題に向き合い、事業や活動を通して価値の創出に取り組んでいる法人(または下記の場合における個人事業主)
※株式会社等の営利法人も、NPO法人等の非営利法人も、いずれも対象となります。現在個人事業主の場合も、今後法人化し、事業を成長していく意思がある場合は対象となります。
※日本国内に法人登記があれば、主な活動地が海外であっても対象となります。
2. 現在創業期にあり、事業・活動を成長・発展していく意思がある
※取り組む事業・活動について、既に顧客等への価値提供を行っており、創業期の柱として力を入れていきたいという一定の手応えを掴んでいる(=アイディア・構想段階ではない)
※目安としては、創業初年度~5年目程度、年間予算規模300万円~3,000万円程度、有給スタッフ1~5名程度の団体を想定し、プログラムを設計しています。
28歳にして初めてのプログラム参加
今ままで幾度となくチャレンジしてきた起業家向けのプログラム。応募の段階で通ることがなかったり、年齢や事業の経験不足で悔しい思いをし続けてきました。今回は特に自分の事業が創業期というのもあり「絶対受かりたい!」という気持ちがありました。
また、このプログラムは「ETIC.」や「American Express」という信頼できる企業のサポートのもと作られています。参加人数はU-30で24名。メンターさんも素敵な方ばかり。不安と期待でいっぱいでした。
なんといってもこのプログラムは無料。交通費も一部支給で経済的にチャレンジが難しい方でも手の届きやすいプログラムとなっています。(すごい!)
カレー屋の挑戦
私の事業は「スパイスカレーのお店」。
スパイスカレーのお店を通じて、こどもたちへ還元できるようなモデルを足立区で作ります。
既存の事業ですと上記2つの奈良県にあるお店をロールモデルとして足立区に開業予定です。
上記と違う点としては、まちの属性もそうですがうちのこだわりスパイスカレーやスパイスドリンクが楽しめるところです!!!(ご来店お待ちしております。)
1Day
1日目は「インプットの1日」。メンターさんLFA李さん、ゼロトゥワン荻原さん、AsMAMA甲田さんの3名。NPO代表・投資家・起業家etc..様々な顔をもつ方が「どうしてこのプログラムのメンターをしているか」や「今ままでの活動」「起業家精神とは」etc…をお伝えいただきました。
特別講義で「エフェクチュエーション」を学びました。
詳しくは上記の記事をご覧ください。
私の所感は「計画的偶発性」がより”起業家向け”かつ不確実性の高いこの世の中に当てはまる法則でした。(もう少し噛み砕いていきたいところ…!!!)
この「エフェクチュエーション」の5つワークを行い、自分の事業の言語化しました。
もっと知りたい方は以下から購入できます!
ひたすらインプットの講義が終わり、頭がインプットで爆発してまう!と思ったところに
「ヒーローインタビュー」というコンテンツ登場!アウトプットキター!!!
参加者同士のことを知り合うきっかけとなって
夕飯を食べ皆各々部屋へ戻っていきました…
非営利セクター界隈の夜通し行われた忖度なしの夜更かしもあったとか…笑
2Day
2日目、初っ端はAmerican Express社から森田副社長がお越しになり、「リーダシップとフィードバック」についての講義がありました。
朝の眠気も覚めるような相互にやり取りする講義。最高でしたし、多分もう聴くことがないような話もたくさん話してくださいました。
・「フィードフォワード」の概念
・自分自身をリードする
・チームの向いてる方向を整える
etc…
特に「自分自身をリードする」が印象に残り、日々の習慣に具体的にアクションできそうな「瞑想して頭に浮かんだものをメモにとる」を実践します。
余談ですが、講義の後、質問の列が長蛇の列に…みんなの心に本当に刺さったのだなと感じたり…
この後は、メンターとのメンタリングの時間。15分という貴重なメンターさんとの時間や自由時間という自分でコントロールしないといけない時間でした。
正解を探していきたくなる自分を抑え、何がしたいか、何か本質か向き合いながら21時まで過ごしました。
課題としてプレゼン資料の作成があったので、下地を記載して就寝しました。
3Day
この日は朝からメンタリングスタート。
昨日は李さんでしたが、今日は荻原さん・甲田さん・ETICの川島さんへ。
荻原さんは投資家目線で「飲食店について」
甲田さんには夕飯を買う「ママさん目線について」
ETICの川島さんには「事業拡大するイメージについて」
ここでターニングポイントがありました…
川島さんへの相談の時、私は資金調達額がすごい大きな事業やもうすでに寄付を多く集めている方など刺激を受けたとともに影響を受け、自分はどのくらい拡大できるのか考えていました。
「カレー屋の今後の拡大のイメージがあるといいと思って…」
とお伝えすると。
「拡大しなくていいでしょ」と即答。
そこで瞬発的に出た答えが…「100年続くカレー屋」でした。
こどもたちにとって、地域の方にとっても、「100年続く」ということがいかに尊く、居場所になり、頼り頼られ、豊かな社会である情景が浮かびました。
「これだ。」
今後の自分を支えるキーコンセプトになりそうです。というかなります。
上記のメンタリングを終え、最終日のプレゼンへ。
今回学んだこと、そこから事業に反映させるところ、次の8月のメンタリングへ向けてを発表。
メンターさんからのフィードバック、アメリカンエクスプレス社の社員さんからのフィードバック、仲間のフィードバック。最高でした。
最後に
事業体がスタートアップの株式会社から非営利セクターまで様々な仲間が集まったこのプログラム。視野が広がり、視野が大きく広がりましたし、プレゼンで改めて「なぜこの事業をやっているのか?」という問いの答えがみんなからわかってきて、伝わり伝播していました。
最高の3日間のプログラムが終わり、懇親会の時間まで最高に夢のような時間でした。
終始「この社会を変えたい」「このままではダメだ!」と叫ぶ仲間たちがいる。「私だけじゃないんだ」という気持ちになる。これだけでも夢のようで最高な環境でした。
そんな最高の環境を用意してくださった ETIC.の皆様 American Express社の皆様ありがとうございました。
残り5ヶ月間もよろしくお願いいたします。
次回は8月。しっかり成果残して臨みたいと思います。
100年続くお店にするために…
たろ/クリス 鈴木孝太朗