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私がリペアした 1979年製YAMAHA FG-201B

2015年頃から2019年にかけて、粗大気味レベルのオールドギターを300本ほどリペアしました。
このヤマハFG−201Bは、素晴らしい音質の個体です。リペアに時間を要しましたが、音がヤマハらしい明るいサウンドよりもヤイリやモーリスの粒立ちの深いサスティーンを持っています。購入していただいた方からも、喜ばれました。ドレッドノート形ですが、フィンガーピッキングで心にしみる箱鳴りがします。材質がいいのでしょうか。虎杢が散見されます。
このモデルのもう一つの特徴は、Bでありながら、エンドピンが白点付き、ブリッジピンも同じく、白点付きである事。個人的には、ヤマハのドレッドノートでは、最高のサスティーンを感じます。上質の木材のためでしょうか?

Top:YezoSpruce
Side&Back:Sapere
Fingerboard & Bridge:Palisander
Neck:Nato


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