ポゴを始めて1年経ちました
※この記事は某鯖アドカレ企画で書いた記事です。
ポゴ=Pogostuck: Rage With Your Friends。Steamで販売されている「登山ゲー」。ポゴスタック、所謂ホッピングに乗ったプレイヤーを操作しひたすら上に登っていくゲーム。イカれた難易度のゲームで、ある人はあまりの辛さに精神を病み、ある人は取り憑かれたようにハマる不思議なゲーム。
購入日からおよそ1年ということで、私とポゴの歩み、おすすめポイントなどを書いていきたいと思います。
私とポゴ
2021年12月 ポゴとの邂逅
ポゴを知ったのはあるTwitch配信。それを見て私は「楽しそうだな」と思ってしまった。多分、その時見ていたのが「ポゴに苦しんでいる人」の配信ではなく「ポゴが楽しすぎて取り憑かれている人」の配信だったからかもしれない。うまい人のポゴ配信はとにかく気持ちよさそうに登るので見ている側も気持ちよくなる。
12月1日、ちょうどセールで安くなっていたので購入。一番難易度が低いMap1をいざ初プレイ！
…難しすぎる！！！！！！
ポゴの操作はとてもシンプル。使うのは左、右、ジャンプの3つのみ。まずジャンプして、ジャンプボタンを押しながら左右でバランスを調整し地面につく。地面についている間に左右で角度をつけジャンプボタンを話す。ジャンプボタンを押した長さによって高さが変わる。ジャンプ時に体を1回転し着地してから飛ぶとより高く飛べるブーストジャンプができる。この技をとにかく駆使するのみ。
やったことがある人はわかると思うが最初はまともに動くことができない。単純な操作でありながらも繊細な技術を必要とするのだ。
想像以上に思い通りに動いてくれないポゴにかなり苦戦したが、やってみると徐々に自分に技術が身についてくるのが分かって、楽しい。
初めて難所を初めて超えたときはそれはもう気持ちよかった。これならいける！！！！そう信じてポゴにハマっていくのだった。
2021年12月中旬 ポゴ引退
だって難しすぎるんだもん。多くのプレイヤーを引退へと追い込んだ所謂メープルゾーンにまんまとハマり、全く先が見えなくなり終了。精神こわれちゃった。ありがとうポゴ、このときすでにプレイ時間20時間ほど。セールで500円くらいだったし十分楽しんだよ。私には縁がなかったということで…
2022年1月中旬 ポゴ復帰
なんで？？？？？と言われたらまたしてもポゴ配信を見て「楽しそうだな」と思っちゃったから。1月中旬ポゴに待望のMap3がリリースされTwitchでは多くのポゴ配信者たちが一斉にプレイし始めた。私も早くMap3やれるくらいの実力をつけて一緒に楽しみたい！そう思った私はまたしてもポゴの沼にはまり込むのだった…
2022年2月 待望のポゴMap1クリア
ここまでの道のり、長かった。どうやら私はポゴがちょっと下手な部類らしい。初心者殺しのメープルを超えた後も幾度もポゴの壁に阻まれた。自分より後に始めた配信者を見て「苦しんでらぁｗ」って笑っていたのに、気が付けば簡単に先を越されクリアされるのを何回も見た、それでも私は諦めない。
プレイを初めて84時間31分59秒、ついにポゴMap1を制覇したのだった…
振り返ってみると私はかなりポゴを楽しくプレイしていた。もちろん、幾度も落とされ失敗を繰り返すのを苦しく思うことはあったが、徐々に自分が成長できていることは実感できたし、それを嬉しく思う気持ちがあった。ここがダメだったから次はこうしてみよう。ここができたんだから次もいける！一つ一つの難所を攻略していくことに快感を覚えていくようになっていた。
Map2～Map3クリア、ポゴマスへ
Map1クリアでポゴは無理ゲーではないことを実感した俺はポゴ最難関のMap2に挑む。
…（省略）
6月26日、約135時間でMap2クリア！（プレイ時間100時間以上になるとカンストでゴール時に記録されないため大体）
Map1クリアから4か月か…ちょっと時間かかっちゃったな！いや、本当に辛かった。クリア時は喜びよりももうやらなくていいという安堵。さすがにここまで時間かかると心は折れかけたけど、時間が経てばすぐにまたやりたくなる体質になっていたため楽しかった。
続いてMap3、こちらはMap2に比べれば難易度は低く設定されており、Map1との中間程度。
7月12日、20時間52分46秒で難なく？クリア。これまでと比べればかなり速く見えるが既にMap1,2クリア済みってことを考えるとちょっと遅め。
ここまでくるとなりたくなる…ポゴマスター、通称、ポゴマスに。
ポゴマスターはいわゆるMap3がリリースされる以前の実績コンプ達成者に贈られる称号。やりこみは必要だが、タイムアタック的なハードルは低く設定されているため、ポゴが好きな気持ちと、がんばる心があれば達成できる程度の難易度。
Map1のインビジブルモード（Map1の床が消えて見えない地形を登っていくという頭おかしいモード）、最難関と言われる紐ポゴ（2人以上のプレイヤーの体を紐で繋ぎ一緒にMap1を攻略するモード、前提として協力してくれる人がいないと達成できないため、知り合いがいないと挑戦するまでのハードルが高い）も何とかクリア。
そして9月1日、ついに世界865人目のポゴマスターに！
ちなみに現在ポゴマスは950人います。多くね？ポゴマスになるとプレイ中に表示されるネームが紫色になり、他のプレイヤーから「あ、こいつポゴ狂いのやべーやつだな」って認識されるデメリットがあるよ。（ちなみにさらにやばいポゴレジェンドは緑色）
新マップへの挑戦、そして現在
10月26日、待望の新マップがリリース。この日を待ち望んでいた！Map3までクリアしていた私はすでにベテランの域。数多のポゴプレイヤーと同時刻に新マップを楽しめる！一緒に登れる喜び！いざ！
…
10月31日、20時間20分2秒でクリア。2が続いてて気持ちがいいね。てかリリースから5日も経ってんじゃん。
新マップは短いステージで、Map3より簡単な程度の難易度。多くのポゴうま人間は数時間、速ければ数十分でクリアする中、私は20時間。しかもポゴマスなのに。
今までのポゴはできないことを何度も挑戦してできるようになってきたからその成長を楽しむことはできたけど、新マップはできるはずなのにできない、ということの繰り返しだったので辛かった。135時間かけてMap2クリアしたときよりも。
とはいえこれで通常モードは全制覇。じゃあこれで終わりかというとそうではない。Map1の地面がすべて氷になり滑るアイスモード、Map2,3の上下が反転するUpside-Downモードはまだクリアしていない。
それらをクリアした先には最強の称号、ポゴレジェンド、通称ポゴレジェが待ってる…ポゴレジェは難易度設定が高すぎるためやらなくていいかー程度でいたけど最近目指してみたい気持ちが芽生えている。来年春ごろにはなれてたらいいな。それまでポゴを好きでいたい。
ここがいいよ！Pogostuck
というわけで1年やってきた私なりにおすすめポイントを紹介します。お気づきのように相当ポゴに魅せられた人なので参考程度にしてね。
ポゴはみんなと一緒にやる楽しいゲーム！
ポゴはプレイ時に16人定員の部屋に入り、他のプレイヤーが登山している様子が見れるという特徴があります。さらには一緒に紐をつないで攻略する通称紐ポゴというモードも。
エモート機能でほかのプレイヤーに挨拶したり、ポーズ画面で好きな衣装・ポーズを決めて記念撮影したりできます。
一人で挑戦しがちな登山ゲーの中で、交流ができるこのシステムは大きな特徴。Twitchなどで配信している方の部屋にお邪魔して一緒にがんばったりすることも。私はMap1の終盤、この交流のおかげでかなり助けられました。辛いときも決して一人じゃない！（過疎ってるとたまに一人になるけど）。
成長をわかりやすく実感できるやりがいのあるゲーム
ポゴは最初は不可能だと思えた場所が何度も繰り返すうちにできるようになったり、気が付けば全然余裕になったりするということが多々あります。
ポゴは高難易度であるけど理不尽なゲームではない。自分が努力すればするだけ、確実に成長できますし、難易度が高すぎる分成長できたとき喜びになります。
これは私の初プレイのクリア時間と12月11日現在のベストタイム。
Map1 初プレイ84時間31分59秒→現在5分38秒（986位）
Map2 初プレイ約135時間→現在12分52秒（943位）
Map3 初プレイ20時間52分46秒→現在6分56秒（742位）
新マップ 初プレイ20時間20分2秒→現在2分43秒（363位）
普通に1000人くらい上にいるの怖いな…長くやるうえで人と比べないことは重要ですが、数字で現れるのでわかりやすく成長を感じられます。
ポゴは人生の縮図
これはほかのプレイヤーもよく言ってることなのですが（そんなことある？）。失敗してもめげずに繰り返す、なぜ失敗したのか考える、対策を練り再挑戦、また失敗したら繰り返し、成功するまでトライアンドエラー。成功したら何度も何度も操作を叩きこみ確率を上げる、そうることで徐々にポゴがうまくなるのです。これって、まるで人生みたいじゃないですか？ポゴを極めることで人生がうまくいく、そんなことがあったりなかったりするかもしれません。
ここに注意！Pogostuck
面白いかどうかは人による。
それはそう。細かい操作がダメとか、高難易度が苦手とか、そういうの関係なくダメなものはダメ。数日触って全く面白さを感じなかったらやめるべし。
あとポゴを続ける秘訣としては1日に長時間やらないこと、耐久みたいな自殺行為はNG。嫌いにならなければ好きになる素質ある。
虫が出る
割と重要。ポゴのグラフィックはなかなか凝っていて個人的に好きなのですが、普通にキモい虫やデフォルメされた虫が背景に出てきます。設定から背景オフにする対策できるので苦手な人は注意しよう。
ふとしたときに虚無になる
現在私のSteam上のプレイ時間が488時間。待機時間を多く見積もっても400時間はやってるでしょう。まあゲームなんてどれもそんなもんですが、内容がただただ上に登るだけのゲームってだけにね…後悔はしてないよ！
まとめ
いかがでしたか？ポゴ、やりたくなってきましたよね？
私がポゴをプレイしているのは何も鬼畜ゲーで自分を痛みつけるためではなく、純粋に楽しいからです。登山ゲー、高難易度ゲーとして煙たがられるポゴですが、やってみると意外に楽しいかもよってことを紹介した記事でした。
多くの人を虜にして一生遊べると話題のPogostuck、なんとSteamでの値段は720円！セール時なら500円ほどで買えるときも！Steam評価は「非常に好評」！こんな素晴らしいゲーム、やるっきゃない！！！
みんなも一緒にポゴ、やろう！！！！！！