シュレディンガーのほこり
掃除はきらいじゃない
数年前にひとり暮らしをはじめました。
清潔さにこだわりがあるわけではないけれど
自分が快適だと感じる清潔さを
自分で保てることが楽しいと感じます。
家のよごれ具合をほぼすべて把握できて、
秩序が乱されないという快感。
特に気になるところはこまめに、
どっちでもいいかなというところは
気づいたときに。
20cm上の世界
食器棚の上
洗濯機ラックの最上段
ハンガーラックの上
そういう場所があるのは知っているけれど、
きれいでもそうでなくても どっちでもいいかなと思ってしまう。
20cm上の世界に、ほこりはあるのだろうか。
わたしが踏み台に乗るまで、
ほこりの有無は確定しない。
そう自分に言い聞かせながら、とりあえず掃除機だけかけるのが仕事終わりのルーティーンになっています。