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日記)5月を振りかえって


本日は、たわいもない日記。


―5月は正直しんどい日も多かった。


コロナの影響を言い出せば、きりがないのだけれど、GWに楽しみにしていたイベントは皆無になり、月末に控えていた友人の結婚式は中止になった。
きっとそんなことも日本・世界各地で起きているのだろう。

すごく申し訳ないことを言うと、その友人が今の奥さんと順調に結婚することなんてわかりきっていたので、感想は「おめでとう!」よりも「でしょうね!!」だった。

結婚式そのものよりも、ただその友人と話せる日や共通の友人たちと会える日を楽しみにしていたし、「盛大に祝ってやろう!」よりも「盛大にいじってやろう!」が先行していたのも間違いない。(我ながらなんて奴だ...!!)


少し寄り道をして、私の話。

昨年3月に新卒入社した静岡の病院を退職し、東京に戻って再就職。慣れない保険調剤・ラウンダー業務・施設訪問・回診同行。忙しなく過ぎる日々に食らいつく毎日。そうして、ようやく慣れてきたころに、突然舞い込んだ東北での独り立ち切符。独立開業への夢のために、身を振り絞って切符を手に取った。これまでただ自由にやってきた奔放な男が、人生ではじめていろんな人にアドバイスを乞い、背中を押してもらってようやく手が伸びた切符だった。

転勤してからは、また慣れない業務の繰り返し。
さらに管理職の負担も初めて背負い込んだ。
毎日残業に明け暮れ、息もつかぬ間に数か月が経過していた。


―きっと限界だったんだと思う。


話を元に戻そう。
(松蔭寺さんみたくなったが意識したわけではない。)

結婚式の後には2次会にも参加して、そのあとは友人グループで飲み明かすつもりでいた。(もとは新郎を含む4人グループ)

8月にはこの中のもう一人が結婚式をする予定で、もう一人はこれまで色恋沙汰かすめたこともないめちゃくちゃいいやつ()だ。

話すことは山ほどある。楽しくないわけない。


でも中止になった。


中止になってから、心底楽しみにいしていたことに気が付いた。

楽しみというか、もうしがみついていたかもしれない。



前回の日記でさんざん毒は吐いたし、twitterでもプチ炎上してお騒がせしたので、よもやそれを蒸し返してどうしたいとも思わないけど、5月の頭には今後、今の職場でやっていけるかを左右する大きなトラブルにも見舞われた。

心底傷ついた。


恋人や薬剤師の先輩方、同僚にはさんざん話して慰めてもらい、励ましてもらい、一緒に怒って、泣いてもらった。けど、


―最後に友人に笑い飛ばしてもらいたかったのかもしれない。


まぁ、私は幸い恵まれているので、たくさんの方の支えによって、友人以前の段階で十分前を向けたし、今は通常運転だ。



―でも、きっと、この先何度もこううまくはいかないだろう。


それは、私にとってはもちろん。
そして私の友人にとっても同じ日が来るのかもしれない。


今度は私が友人のそれを笑い飛ばしてやろうと思う。



ではまた!

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いしまる
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