SUPER GT 2024年 Rd.1 岡山国際サーキット~練習走行と予選編~
ようこそ!チョウザメくんのシュミ喫茶へ
本日は、4月13日に行われました、SUPER GT Rd.1の岡山国際サーキットの練習走行と予選の模様を、YouTubeの動画時間とともに、時系列で探っていきます。
ピエール北川さんによるスポンサー・車両・ドライバー紹介(GT500クラス→GT300クラスの順で、Car Number順に紹介)、コース紹介が丁寧に行われておりますので、ぜひチェックしてください。GT500クラスでは、タイヤ記載なしはBSです。
以下、動画内のネタバレを含みます。公式映像とともにお楽しみいただくか、先に見てからの閲覧を推奨します。
1. 岡山国際サーキット練習走行
参考動画:【無料LIVE配信】 Free Practice | 2024 AUTOBACS SUPER GT Rd.1 OKAYAMA / 2024 Rd.1 公式練習 #supergt (youtube.com)
動画20分ごろ:放送開始
動画30分ごろ:セッション開始
動画32分ごろ:セッション開始からわずか2分程度で、赤旗中断が決行されました。GT300クラスの87号車のランボルギーニがなんらかのトラブルにより、グリーン上(コース脇)に停車してしまいました。しかし、FROの素早い対応や牽引のはやさなどが要因となり、すぐにセッションは再開されました。
動画37分ごろ:3号車のNiterra MOTUL Zの紹介。ミシュランタイヤからブリヂストンタイヤにスイッチ。Gノーズのお話もありました。
動画39分ごろ:ARTAのCIVIC TYPE R-GTの8号車の紹介。HondaからNSXに代わって参戦することになったCIVIC。MUGENのお話もありました。AUTOBACKS 50周年のお話もあります。
動画42分ごろ:12号車のMARELLI IMPUL Zの紹介。かつてのCALSONIC。カラーリングに多少の変更があるようです。
動画45分ごろ:45号車のPONOSのフェラーリがピットロードエンドに停車しましたが、FROにより無事ピットに戻れたため、イエローなどは出ませんでした。
動画45分ごろ:14号車のENEOS X PRIME GR Supraの紹介。ENEOSのオイルブランドを背負って走るオレンジのマシン。オンボード映像も中継されました。丸々1周ともオンボードの画面が鮮明なのは驚きです。
動画48分ごろ:16号車のARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTの紹介。ブラックのARTA。
動画50分ごろ:22号車RQ'sのAMGがピットロードエンドに停車していましたが、再び動き出したため、イエローなどは出ませんでした。
動画50分ごろ:17号車のAstemo CIVIC TYPE G-GTの紹介。有力候補。
動画51分ごろ:19号車WedsSports ADVAN GR Supraの紹介。GT500クラス内で2台しかいないYOKOHAMAタイヤの1台。
動画55分ごろ:23号車のMOTUL AUTECH Zの紹介。ミシュランタイヤからブリヂストンタイヤにスイッチ。日産(にっさん)の語呂から、23号車がエースカーとなっています。
動画56分ごろ:24号車リアライズコーポレーション ADVAN Zの紹介。GT500クラス内で2台しかいないYOKOHAMAタイヤの1台。
動画59分ごろ:昨年のチャンピオンカーの36号車au TOM'S GR Supraの紹介。
動画1時間1分ごろ:37号車のDeloitte TOM'S GR Supraの紹介。36号車と同じ、TOM'Sのチーム。
動画1時間2分ごろ:38号車KeePer CERMO GR Supraの紹介。1周のみ走行し、トラブルでガレージインしていました。
動画1時間5分ごろ:39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supraの紹介。着々と戦闘力アップが進んでいるようです。
動画1時間7分ごろ:64号車のModuloのCIVIC TYPE R-GTの紹介。フロントのグリーンのアクセントが好評の様子です。GT500クラスでは、唯一のDUNLOPタイヤユーザーです。
動画1時間9分ごろ:100号車のSTANLEY CIVIC TYPE R-GTの紹介。エースといっていいほどの走りを今までも見せてきました。2人そろっての記念すべきお披露目となりました。
動画1時間12分ごろ:GT500クラスの練習タイム(ラップタイム)紹介。
動画1時間13分ごろ:2号車muta RACING GR86 GTの紹介。チャンピオンに有力。
動画1時間16分ごろ:4号車GOODSMILE HATSUNEMIKUのAMGの紹介。新車のようです。いぶし銀ペア。YOKOHAMAタイヤ。
動画1時間17分ごろ:5号車MACHSYAKEN MC86 MACH GOの紹介。
動画1時間20分ごろ:6号車UNI-ROBO FERRARIの紹介。車両名変更があったようです。YOKOHAMAタイヤ。
動画1時間21分ごろ:7号車Studie BMW M4の紹介。緑色にカラーチェンジしました。ミシュランタイヤ。
動画1時間23分ごろ:9号車のPacific ぶいすぽっ NAC AMGの紹介。YOKOHAMAタイヤ。注目車両。
動画1時間24分ごろ:18号車のUPGARAGE NSX GT3の紹介。YOKOHAMAタイヤ。チャンピオンに有力。
動画1時間26分ごろ:20号車のSHADE GR86 GTの紹介。注目車両。ミシュランタイヤ。
動画1時間27分ごろ:22号車RQ's AMG GT3の紹介。YOKOHAMAタイヤ。
動画1時間28分ごろ:おかえり!25号車HOPPY GR Supra GTの紹介。YOKOHAMAタイヤ。
動画1時間30分ごろ:30号車apr GR86 GTの紹介。YOKOHAMAタイヤ。
動画1時間32分ごろ:31号車apr LC500h GTの紹介。唯一のハイブリッドカー。ブリヂストンタイヤ。有力候補。
動画1時間34分ごろ:45号車 PONOS FERRARI 296の紹介。NEWチーム。ミシュランタイヤ。
動画1時間35分ごろ:48号車Datsumou K's FrontierのGT-Rの紹介。昨年までのShokumou GT-R。YOKOHAMAタイヤ。
動画1時間36分ごろ:777号車のD'station Astonmartin Vantageがスローダウン。
動画1時間37分ごろ:新車・新カラー。50号車のANEST IWATA RC F GT3の紹介。YOKOHAMAタイヤ。
動画1時間39分ごろ:52号車Green Brave GR Supra GTの紹介。昨年のチャンピオンカー。埼玉の名を冠するようにチーム名変更。ブリヂストンタイヤ。タイヤ無交換作戦をとり続けたチーム。
動画1時間41分ごろ:56号車REALIZE GT-Rの紹介。GT500クラスで活躍し続けたドライバーが2人もいる有力チーム。YOKOHAMAタイヤ。実況陣が「オリベイラですよ」というくらい、何かを起こす可能性を秘めたチーム。
動画1時間42分ごろ:60号車 SyntiumのGR Supraの紹介。DUNLOPタイヤ。独自の空力開発をしている。有力な車両。
動画1時間43分ごろ:64号車 Modulo CIVIC TYPE R-GTのタイヤロックシーン。
動画1時間44分ごろ:61号車SUBARU BRZの紹介。オリジナルGTカー。DUNLOPタイヤ。予選や決勝レースをLive配信しているので、要チェック。有力なチーム。
動画1時間47分ごろ:NEWチーム。62号車のHELM MORTORSPORTS GT-Rの紹介。スーパー耐久での活躍も目覚ましい有力候補。
動画1時間49分ごろ:65号車のLEON PYRAMID AMGの紹介。マットブラックが印象的なAMG。有力な車両。
動画1時間50分ごろ:87号車のMETALIVE S Lamborghini GT3の紹介。エンジン交換を行っている様子。
動画1時間51分ごろ:38号車のKeePer GR Supraがヘアピンあたりで、ブレーキロックからコースオフ。
動画1時間52分ごろ:88号車JLOC Lamborghini GT3の紹介。注目の有力車両。EVO2という車両で、87号車とは違う車両。
動画1時間54分ごろ:96号車のK-tunes RC F GT3の紹介。リバリーに変更がある。シマウマ?いぶし銀のペア。
動画1時間54分ごろ:360号車のRUNUP GT-Rの紹介。
動画1時間55分ごろ:おかえり!777号車のD'station Vantage GT3の紹介。
動画1時間55分ごろ:GT300クラスの占有走行開始(10分間)および周回タイムランキング。予選形式の練習となる。
動画1時間57分ごろ:45号車PONOS FERRARI走行開始の様子。
動画1時間59分ごろ:60号車・62号車・87号車・777号車は現状、走行していない。それ以外は走行中の模様。
全車がUsedの長距離走った後のタイヤで走行中の模様。1分27秒台が現状速めのタイム。
動画2時間3分ごろ:61号車のBRZのオンボード映像。タクティがドライブ中。
動画2時間5分ごろ:GT500クラスの占有走行開始。全車走行中の模様。
動画2時間9分ごろ:Formula E東京大会のお話。電力のマネジメントがなかなか面白かったです。首相のサプライズ訪問もありましたね。
動画2時間11分ごろ:桜の中継映像。ピエール北川さんの要望により中継。
動画2時間12分ごろ:自己ベスト更新車両あり。12号車 Z・19号車Supra・38号車Supra
動画2時間14分ごろ:最低地上高変更のレギュレーションの話。3号車Zが」自己ベストを更新。
動画2時間15分ごろ:チェッカーフラッグ。ARTA 8号車 CIVICがスピンアウト。リアが流れたことによるスピン。
動画2時間17分ごろ:ARTA 8号車のスピン時のオンボード映像。
動画2時間18分ごろ:GT500クラスとGT300クラスのラップタイムランキング。桜背景。
GT300では、87号車が走行できず、タイムなし。
2. 岡山国際サーキット予選
参考動画:SUBARU On-Tube(株式会社SUBARU が運営する公式YouTubeチャンネル) ◤LIVE◢ SUPER GT 2024 第1戦 岡山:予選 (youtube.com)
※フロントウィンドウにある、順位表示と乗車中のドライバー表示をよく見ると、ドライバー表示が逆になっていることに気が付きました。Q1を走ったのが山内選手で、Q2を走ったのが井口選手です。
動画3分ごろ:61号車SUBARU BRZ R&D SPORTが画面に登場しました。
動画5分ごろ:オンボード映像に切り替わりました。
動画10分ごろ:山内選手がマシンに乗り込み、準備が始まりました。
動画15分ごろ:マシンがガレージから出ました。
動画16分ごろ:エンジンスタートそしてしばらくしてピットアウト。その後、オンボード映像に切り替わりました。
動画20分ごろ:ワイパー作動
動画24分ごろ:白の45号車のFERRARI?をオーバーテイクさせ、ピットイン。
動画26分ごろ:山内選手がマシンを降りました。マシンを軽く叩いて、励ます様子が見られます。
動画27分ごろ:山内選手と井口選手が話をしています。
動画33分ごろ:点検など
動画35分ごろ:送風機でエンジンを冷却中
動画36分ごろ:Q1を終えた山内選手のインタビュー(文字起こし・要約は独自)
Q1: 予選Q1を一発で決めた感じがしましたが、手応えはいかがでしたか。
A1: 非常に良かったです。朝のFree (Practice)から調子がよく、そこから路面状況がいろいろ変わって、難しい判断もたくさんあったのですが、今までやってきた自信をもって、「これ(このセッティング)でいこう」と決めて、これで予測していた状況のままほぼいけたので、よかったと思います。
Q2: 今期は(予選の)レギュレーションが変更されていますが、どのようなところがポイントになりそうでしょうか。
A2: Q1で一発で決める(タイムを出す)のと、Q2(までに行く間)にかけてGT500クラスの予選があり、路面状況がどうなるかわからない、(さらに)中古の(タイヤ)なので、いままでとはそこ(Q1とQ2)の考え方が異なる。入念にいろいろ進めてきて、(自分たちが)今していることが間違いではないと証明できたらいいなと思います。
Q3: 最後に、今シーズンの意気込みをお願いします。
A3: 昨年、非常に悔しい思いをしてきたので、卓ちゃん(井口選手)と切磋琢磨して今年、チーム一同、みんなで頑張りたいと思います。また今シーズン、卓ちゃんと一緒に体や目のトレーニングをやったり、「本当、頑張ろう」という話を2人でしてき(たりし)て、「とりあえず、いけるときはいこう」と2人で一生懸命頑張ってきたので、お互いにそこを気持ちをあげながら、やってきた中でのこのポジションだったので、非常にうれしいです。ただ、これから卓ちゃんが走るので、プレッシャーも感じてしまうと思いますが、卓ちゃんも速い男なので、自信をもって(Q2に)いってもらいたいと思います。
(以上、文字起こし・要約でした)
動画39分ごろ:インタビューに応える山内選手の様子
動画47分ごろ:ストレッチをして、Q2に備える井口選手
動画1時間6分ごろ:打ち合わせをするチームスタッフたちとドライバー
動画1時間20分ごろ:井口選手がマシンに乗り込みました。
動画1時間22分ごろ:「レギュレーションを読んでもよくわからない…」
「GT300クラスの予選は複雑で、把握が難しい」ということを反映した発言と思われます。
動画1時間26分ごろ:マシンがガレージから出て、エンジンに火を入れる様子。そしてピットアウトし、オンボード映像に切り替わりました。
動画1時間33分ごろ:曲がりにくそうな様子
動画1時間35分ごろ:96号車のK-tunes RC F GT3?をオーバーテイクするシーン。抜かせてくれてありがとう。
動画1時間39分ごろ:アタック終了でピットロードへ。かなり長めのアタックだった?
動画1時間45分ごろ:Q2を終えた井口選手のインタビュー(文字起こし・要約は独自)
Q1: まず、予選を振り返ってみていかがでしたか。山内選手がQ1でトップをとってくれて、すごく(2位との)ギャップがあったので、ポール(ポジション)を狙っていたんですが、本当に申し訳ないと思っています。きちんとまとめきらなかったですし、Q2に対してのセッティングに関しても、もう少しこうすればよかった(という改善点)もあったので、今年からの新形式で詰め切れなかった部分があったので、位置としては悪くないと思いますし、開幕前のテストでしっかりと自分たちで車やタイヤを作ってきたので、それを信じてやっていきたいと思います。
Q2: 明日の決勝は3番手からになります。開幕戦の意気込みをファンの方にお願いします。
A2: 苦戦が続く岡山(のレース)で、表彰台を目指して、開幕戦の車の準備などをしてきたので、もちろん1位がとれればいいのですが、苦手を少しでも克服できるように、みんなで笑って終われるように精いっぱい頑張りたいと思います。
(以上、文字起こし・要約でした)
動画1時間48分ごろ:小澤監督へのインタビュー(文字起こし・要約は独自)
予選が終わりましたので、小澤監督にお越しいただきました。
Q1: 予選を振り返っていかがでしたか。
A1: 全体としては、(Q1が)非常に良かったと思いますが、Q2への合わせこみが難しかったです。タイヤが垂れてきた(きつくなってきた)ところのセッティングをどうするかというのを、もうちょっとしっかりと進めていかないと、全体はまとまらないというのがわかりました。
Q2: 新しい予選方式の難しさはどこにありますか。
A2: NewタイヤのときとUsedタイヤのときの、タイヤのグリップに結構差があって、落ちたピークに対してどのように合わせていくかが一番大変だと思います。
Q3: 明日の決勝は、3番手からのスタートになります。開幕戦に期待しているファンに意気込みをお願いします。
A3: 予選は3番手になってしまったのですが、これまで(参戦してきたレース)で考えると、岡山(国際サーキット)でなかなかうまくいく事もなかったし、われわれはロング(スティント)の性能に対して、シーズンオフでテストしてかなり自信を持っているので、3番手からスタートしてここで粘り強いレースをして、とにかく表彰台を目指してレースを進めていきたいと思いますので、皆さん応援のほど、よろしくお願いします。
(以上、文字起こし・要約でした)
3. 最後に
予選結果(確定版)を見ると、GT500クラスは、やはりTOYOTA GR Supraが強いですね。その中でも、36号車au TOM'S や39号車DENSO KOBELCO SARDがフロントローに並び、速さを見せつけました。そこに100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GT、38号車KeePer CERMO GR Supra、14号車ENEOS X PRIME GR Supra、23号車MOTUL AUTECH Z、3号車Niterra MOTUL Z、16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16、12号車MARELLI IMPUL Z、17号車Astemo CIVIC TYPE R-GTが続きます。
GT300クラスは、地元だといっていた蒲生選手・篠原選手のドライブする65号車LEON PYLAMID AMG がポールポジションを獲得し、フロントローには2号車muta Racing GR86 GTが並びました。
練習走行とQ1では、トップでしたが、惜しくも後退した61号車のSUBARU BRZ R&D SPORT がその次に続きました。さらに、7号車Studie BMW M4、4号車グッドスマイル 初音ミク AMG、6号車UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI、52号車 埼玉GreenBrave、5号車マッハ車検 エアーバスター MC86 マッハ号、88号車JLOC Lamborghini GT3が続きます。
明日は、いよいよ決勝戦です。2024年シーズン開幕はどんなストーリーが待ち受けているのでしょうか。楽しみでたまりません!
全力で走り抜けましょう!
次回は、明日の決勝戦の様子を、SUBARU On-Tube 目線で書いていけたらいいなと思います。
それでは、また次の記事でお茶しましょう。ありがとうございました。
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