THE調査力とJ-PlatPatを連携させてみました(海外特許)

下記のnote文書で、日本特許・実用新案について、TH調査力の抄録画面とJ-PlatPatのレコードを連携させるツールをご紹介しました。

J-PlatPatの「特許・実用新案番号照会」画面では図のように、海外案件の情報も取得できるようです。

日本特許庁のデータベースシステムに、どの程度網羅的に海外案件情報が収録されているのか知る由もありませんが、せっかくですので海外案件についてもTHE調査力とJ-PlatPatを連携できるようにしてみました。

J-PlatPatを操作していただけるとお分かりのように、上図の画面から日本案件を選択したときには出願番号をはじめ様々な番号を使用して「特許・実用新案番号照会」できるようです。しかし海外案件については、公報番号の照会しかサポートされていません。

使用する特許データベース(検索システム)によって、出願番号や公報番号等の番号文字列形式が異なることが、よく知られています。THE調査力では日本をはじめとした主要国案件については、出願番号形式をTHE調査力内部で正規化しており、どの特許データベースから取り出した出願番号も同じ形式で表現されています。しかし公報番号については、それぞれの特許データベースの形式のまま収録されています。どんな形式の番号であってもJ-PlatPatが認識してくれれば嬉しいのですが、J-PlatPatも自分が信じる形式の番号以外は正しく動いてくれません。

ある程度の公報番号文字列形式を許容する仕掛けを施して、「THE調査力・J-PlatPat連携ツール.xlsm」をバージョンアップしました。

世間のすべての特許データベースの公報番号形式がサポートできているわけではありません。こんな形式の公報番号もサポートしてほしい等のご希望があれば、ページ下部の「クリエイターへのお問い合わせ」を使用して、ご要望の形式の番号リストを連絡してください。可能な限りご希望に沿って改訂していきたいと思います。

2024/03/04 作成


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