波動を上げようと努力していたわたしへ
この地球の生き物はもちろん、物質まで、
感情や意識まで例外なくすべてに波動は存在する。
それぞれが持つ波動は影響しあうことから、
特に人間関係には波動が関係していると考えられたのか、
人間の波動の高いことを良しとする風潮は、いまに始まったわけではない。
多分に漏れず、わたしも、
よーし!波動をあげなきゃ!
運気がイイ人は波動の高い人だ!
波動の高い人って、キラキラ輝いてるね!
波動をあげるには頑張ってポジティブ思考にならなきゃ!
わたしの波動は低いのかも・・・?
しまいには、〇〇を食べると波動が上がるという噂を信じたり。
まー、とにかく、波動の高さを気にした一時期、
一生懸命にこの心身をささげてきたといっても過言ではない。
これがいけなかった。
自分のことをやってるようで、わたし、どこ向いてた?
youtube神様が見える子供たちで出会った神様は言った。
『天界では波動はない。
この地球でも高低ではなく、一定にすることが大事ですよ。』
おぉぉー!そんなこと聞いたことなかったな。
なんでも、高くなるってことは、次に低くなる。もしくは、
もっと上げないといけなくなる。
もっと、もっと!ってね。
そもそも、高いって誰が測るのか。エネルギーだからね。
わたしの場合、自分の気分だったり、起きた現実によって、
今の波動は低いからまずいぞ。と勝手に決めてた。
気分まで持っていかれ、
やっぱり幻覚をみせられていた。
それを許していた自分に腹が立って仕方ない。
波動を高くしなきゃ運動 をやめると決めると、
ひとつ、縛られていたものが解けたように感じ、
その意識は死んだ。
客観的に、あの努力をしていた時のわたしを見てみると、
コントのように思える。
演技ですか?その姿を誰に見せたかったの?
けなげ過ぎて、憎しみすらわいてくる。
実はまだ、わたしの波動は一定ではない。と思う。
でも、努力の方向を変えたのだ。
自分がどこ向いているかは明確である。
今日も鼻歌で、ザ・クロマニヨンズ。
今日もテンションあがらないまま。