先生を探す。フィリピンパブで聞いてみた。

先日、英会話を学んでいると書いたが本腰を入れて週一程度でレッスンを受けたいと考えるようになった。理由としては、一人で勉強していてもイマイチ気が乗らないし、そもそも私は外国人と話したいから英語を学びたいのだ。それならばいっそのことレッスンを受ければいい。そうすれば学びながら話せる。あっという間に夢が叶う。

英会話学校は始めるにしても終わるにしても手続きが面倒くさそうなので、出来れば個人的な関係で対面してからのマンツーマン方式がいい。場所は家から少し離れた駅で衆人環視下のマクドナルドやファミレスを希望。時間は日中にやりたい。更に書くと若い女性の外国人女性だと最高だ。男である以上、女性の方がヤル気が満ち溢れるし、テンションが上がるのは言うまでもない。もっとも私は既婚者なので妻に敬意を払い男性教師を探すことにするが。

欲を言えば出身は出来れば先進国以外がいい。もちろんアメリカやオーストラリアでもいいのだが、それよりもアフリカだとか東南アジア方面の方と話をしたい。理由としては単に興味があるからだ。何故アメリカのような右肩上がりの先進国ではなくわざわざ斜陽の日本（個人的にはまだまだ成長すると確信しているが）を選んだのかを聞いてみたいのだ。

2021年の年末、職場の上司に誘われてフィリピンパブに行った。ドアを開くとキャバクラやスナックとは違った空気に満ち溢れていた。そこには「熱狂」があった。例えるならば、五輪の決勝で日本人選手が金メダルを獲得すると選手の地元のパブリックビューイング前では大騒ぎだ。あれが延々と続いていると思ってくれればいい。語彙力が無いので「熱狂」としか言えない。カラオケが始まり女性は踊り、他の客は歌声に負けじと自ずと大声になり、酒が入るとこのループは加速していた。

私も私で初めて接するフィリピン人女性にとても興奮した。彼女達の美貌はもちろんだが、それ以上に彼女達と会話出来ることが純粋に嬉しかったのだ。というわけで私は以前から思っていた素朴な疑問をぶつけてみた。大雑把に言えば以下の２つしか聞いてないことに今気が付いた。

・何故日本に来たのか
・君たちは英語を話せる。言葉が通じない日本ではなく英語圏であるオーストラリアやアメリカでもいいじゃないか

数人に聞いたのだが、大体返答は以下のとおりだった
・日本は良い国だ。治安が良く安全に暮らせる
・飛行機で近い。成田まで6時間
・時差がほとんどない
・ビザの関係がある。日本は簡単に取れる。アメリカは難しい。オーストラリアは知らない

うむ。面白い。こういった話がしたかったのだ。彼女達の答えには無かったのだが、日本にはフィリピン人、同胞が多いというのも理由の一つとしてあるのではないか。私の完全な憶測だが。

最後になるが、彼女達の気を引きたいが為、私はボクシングも知らないのに「マイヒーロー！パッキャオ！アイラブパッキャオ！メイウェザーNO！」と大声で訴えたらフィリピン人女性達に大ウケした。彼女達と仲良くする為にはパッキャオについてもっと勉強した方が良さそうだ。