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中年の思春期。
突然だがブログを始めることにした。テーマはアラフォーの思春期。何か一つ軸を決めて書こうと思ったのだが(投資、先物、ギャンブルの結果等)私という40歳間近のありふれた人間を知ってもらいたく、日々あった事を書こうと思った次第である。
先日、Twitterに「中年の思春期」なる言葉が紹介されていた。ツイートによると、なんでもいい年した中年が、突如として筋トレや英会話、起業を始めることを指すそうだ。うむ。私は起業はしたし(500万円負けて撤退)筋トレもしたいと考えている。というわけで、中年の思春期真っ只中である私の日々の活動を紹介したい。
突然だが、私は大変飽きっぽい性格をしている。幼少期から何かしらちょっと手を出してはすぐに辞める。昔からの友人にも呆れられ、何か話しても「3ヶ月もすれば違う話を聞かされる」と相手にされない。ギターを買ってはすぐに手放し、YouTubeでゲーム実況をしても10回も続かない。健康の為にと犬の散歩に1時間精を出すも翌週からは15分で切り上げるという有様。
そんな飽きっぽい私が今ハマっているのが英会話。昔から外国人と会話をしたいという夢がある。(もっとも夢のままで何もしてこなかったのだが)英語を話せたら楽しかっただろうな。と思うことがある。
遡ること10年ほど前、私は電車に乗り、友人と始めて秋葉原のメイド喫茶に行った。お目当ての店に入ると常連っぽい客達の中に場違いな背の高い白人男性2名。メガネを掛けた細身、ラガーマンのような体格をした二人組であった。シャイな私だが、その時は初メイド喫茶ということもあったのか気分が高揚しており、思い切って声をかけてみることにした。ガラケーで翻訳サイトを駆使しながら話を聞くと、彼等はドイツの観光会社に勤めているらしく、仕事の一環で訪れたとの説明だった。メイド喫茶の感想を求めると細身のメガネが冷静な声で「クレイジー」と呟いたのが未だに忘れられない。
その後は、終わったばかりだった2010年の南アフリカW杯の話題になり本田圭佑選手のデンマーク戦のFKを褒め称えてくれた。私も私でサッカーが好きなので、「決勝はスペインではなくドイツが行くべきだった」「エジルが大好きだ!」とリップサービスを交えながらペチャクチャ話した記憶がある。
ああ。外国人と話せたらどんなに楽しいのか。人生が停滞している今、突風のような全く違う新しい風を我が身に取り入れたいのだ。
まだまだ紹介したい話はあるがまた別の機会に紹介したいと思う。ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。