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食への飽くなき執念 その2

とにかく食べることが好きだ。
そして欲張り。

レストランでメニューを一つに絞るのは、何とかできる。
娘がいる時は大体好みが合うので、悩んでる二つを2人でシェアすることが多い。

一つに絞れないのは買って帰る時が多い。
ケーキでもおかずでもお菓子でも何でも。

だから気になるものは片っ端から買ってしまう。
我が家のエンゲル係数はおそらくものすごく高い。

そして、とても行儀が悪いのだが、食べる時も一つに絞れない。
悩んだケーキも同時に数種類食べたいし、買ってきた何種類かの焼き菓子も、全部開けて同時に食べたい。

一つを食べ切ってから次のもの、ができない。
一種の病気だろうか。
何種類かを同時に少しずつ食べて、スピードの違いこそあれ、何日間かでもちろん完食する。

いつもやりながら、お行儀悪いよなぁ、こういうのお里が知れるって言うのかしら、などと少々の罪悪感を持って食べている。

両親の名誉のために弁明するが、うちの親は厳しかった。
買い食いは基本的にだめ、お祭りの出店なんてもってのほか、等々。
反対に結構厳しかったので、少し大きくなってからタガが外れたか。

でも結婚したらしたで、旦那が細かいタイプで、今度はそういう食べ方に物申されるようになった。
最初は従順に言うことを聞いていたが、もう30年近くなるとそんなことはない。
好きなようにやらせてくれ、と思っているし、好きなようにやる。

という今も、2種類の葡萄を買ってきて、同時に食べている。

長野パープルとシャインマスカット。

ちなみに私は長野パープル派!

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