十六夜の月🌕
三年前に亡くなった父は、写真を撮るのが好きだった。
いつでもどこでもカメラを持参して、写真を撮っていた。
手先が器用なところと、酒の肴のようなご飯が好きなところを受け継いだ娘に、10年くらい前に、父は少しだけ本格的なカメラをプレゼントしてくれた。
今年の中秋の名月。
久しぶりにそのカメラを出してきて、お月様を撮ってみた。
ヘッダーの写真だ。
結構本格的!
スマホに取り込むことができない仕様なので、画面に映った月をスマホのカメラで撮るという原始的な方法で移した。
寝室を暗くして、カーテンを開けると、月明かりが部屋の中に差し込んでくる。
この光が大好きだ。
月と太陽。
よく対比に使われる両者だが、なぜか月に惹かれる。
太陽も大好き!
洗濯物を乾かしてくれる尊い存在。
お日様にあたっていると、それだけで元気になれる。
だが、私には眩し過ぎる、と腰が引けてしまうところがある。
その点、月の光は穏やかだ。
想像をかき立てる神秘の光。
見ているだけで、物語が生まれそう。
古くから短歌の題材としてもよく使われるし、
私もヘビーユーザーだ。
なんてったって、ロマンチックだ。
今日はカーテンを開けたまま、満月のパワーを感じつつ、眠りたいと思う。。。
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