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【Mindset イベントレポ】認知科学コーチングの衝撃

こんにちは、Choです。

本日はコーチングスクールMindsetの無料イベントに参加していきました。
参加者がまさかの250名という多さで、それ含めて色々と印象に色々と残ったので、記録も兼ねて残していきます。また自分で言うのもなんですが、一般参加者でイベント内の公開15分コーチング動画に関して言語化している人は全然いないんじゃないのかなと思うので、コーチの方はぜひ最後まで読んで損はないと思います。

Mindsetとは

Mindsetコーチングとそのスクールはどういうものかは、このURLを見てください。超簡単に説明すると、傾聴共感をほとんど使わない認知科学によるコーチングです。
https://mindset.co.jp/training/863/

Mindsetの受講生で有名なのが、筋トレとコーチングでGOAL-Bを創業されたAKIOBLOGさんです。以下が彼のYouTubeチャンネル。
https://www.youtube.com/channel/UCoT9bWQc8KYDNl7G2CWNrDQ

僕が認知科学コーチングについてもっと勉強したいと思っていたところに、僕の知り合いが丁度ここの2期生だったので、このイベントを紹介くれまして、参加することにしました。

イベントは3部構成でした。
パート① 脳の仕組みを面白おかしく説明
パート② 実際の15分のセッション動画の視聴
パート③ 体験ワーク

パート①の脳の仕組みの部において個人的には目新しいものはなかったので割愛します。もし気になる方がいましたら、ルー・タイスの著書を見てただれば理解できると思うので割愛します。個人的には「アファメーション」という本がおすすめです。https://www.amazon.co.jp/dp/4894514737/ref=cm_sw_r_tw_dp_tt8aGbG2TGPGN

パートは②と③はかなり印象に残っていたので、少し詳しく書いていきます。

15分のセッション動画の視聴を見て感じたこと

まず実際のセッション動画みて感じたこと。
正直に言います。

「え、、なにこれ。。。やばくない?(語彙力。。。」

という言葉のまんま、衝撃を受けました。
再三イベント内でも予め講師の李さんが断っていたのですが、認知科学コーチングは傾聴と共感は全くしません。実際その動画でも冗談でも何でもなくまっっっっったく傾聴と共感はしていません。それだけでも大分衝撃なのですが、すごいのここからで、クライアントの言葉を否定しまくります。

あの15動画の動画を私の持てる言語能力で一言で表すと、「圧迫面接」です。思考に介入しまくった15分でした。半分もしくは7割の時間を使ってコーチが質問攻めしていました。これは通常のコーチングスクールではほぼタブーにされていることです。ただ結果的にクライアントとっては、いい15分だっただろうとと感じています。

動画の内容を少しだけお伝えしますと、
開始20秒で素直な気持ちを答えられていないクライアントさんに対してコーチである李さんが、
「んでなにがしたいの?」
「今言ってることおかしくない?」
「だから他人はどうでも良くて、自分はどうしたいの?」
を始めとした厳しい質問を厳しい態度で矢継ぎ早に次々に投げていきました。


まじで?クライアント萎縮してるやん?大丈夫なん?
と心配になりながらこちらは動画を視聴していました。

もちろん李さんはプロなので、クライアントの状態をしっかりと見極めた上で言葉やトーンを選ばれていたと思うのですが、慣れていない人からするとこれもコーチングですか?まじでここまで言っていいんですか?と絶対なるような空気感でした。でもその中でもクライアントで内省が始まっていき、徐々にクライアントが本当にやりたいことを口からでていくのを見ると、ちゃんと効果があるんだなと感じる15分でした。

備忘録で李さんがやられていたことを自分の認識の範囲で言語化すると以下になるかなと思います。
・最初にクライアントの未来を照らした質問をする
・言葉の文脈の矛盾や言葉の定義の曖昧さを激しく指摘する
・他人の思考や環境による思考を矢継ぎ早に取り除く
・根気よくやりたいことを聞き続ける
・引き出したあとにやれると思った根拠を引き出し肯定する
・行動を促す
・承認してセッションを終了する

ここまで第一ステップ。この15分でやりたいことを引き出したあとに、どんどん細かい内容を詰めていくんだろうなと勝手に想像しながら見ていました。正直このテキストでは言葉では私がみた動画の衝撃の5%も伝えられていないと思うのですが、悪しからず。

個人的にこの動画見てかなり勇気をもらったのは、コーチは相手の可能性を信じた上でここまでガンガン攻めていいんだということ。もちろん傾聴や共感が必要なセッションもありますが、クライアントの思考に対して深く切り込むセッションも必要です。その際どこまで切り込んだらいいのか、ここまで切っても死なないのかという一つの限度を見られてたという意味ではかなり価値あるものでした。実際に自分のセッションで必要に応じて試してみたいです。

フィードバック体験ワークをやってみて感じたこと

そしてパート③ではフィードバック形式とフィードフォワード形式の違いを質問形式で体験を行いました。

フィードフォワードとは?となっている方は以下の記事を見てください。
https://biz.trans-suite.jp/16354

具体的に、
フィードバック体験では以下の順で質問をする
・最近どうですか?
・気になっているものある?
・それをどうしていきたい?
・例えばどういうもの?

フィードフォワード体験では以下の順で質問をする
・これからどうしたい?
・具体的にやってみたいことはある?
・さらにその未来は?
・更にその未来で多くの人を巻き込んだり、責任を引き受けられるととしたらどんなことがある?

質問された方はこの2つの体験の違いを感じて感想を述べるというものでした。

個人的にワークして感じたのは、フィードフォワード形式で未来からいきなり話題を切り込むのは不自然だが、過去の感情や経験に取らわせずに進んでいける感じがしました。ここで話が大きく膨れ上がりやすい感覚がありました。また不自然さは慣れでカバーできるなと感じました。

逆にフィードバックで質問を行く場合は、近視眼的に直近の問題解決に行きがちで発送が広がりにくい印象を受けました。もちろんクライアントに直近の事を話してもらい、そのあとにコーチが照らすということは可能ですが、最初から未来照らして今に戻ることしたほうが、動き出すエンジンは強くなるだろうなと感じました。

結論、フィードフォワードのが未来に対する視野が広がりやすく、エネルギーが湧きやすい感覚がありました。

終わりに

今日は本当にコーチングの視野を広げる上で、このmindset主催のイベントに参加してよかったなと思ったと同時に、たくさんの新しい気づきを得られたので、フィードフォワード含めこれから自分のコーチングに応用していきたいと感じました。また最高のコーチになるために、今の通っているスクールが終わり自分の型ができたら認知科学を用いたコーチングも学び、両刀で使えるコーチに私はなります(決意表明)。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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