原価計算基準と(仮案)のこと
「原価計算基準」は1962年に制定されましたが、その前に(仮案)として1957年にまとめられ、そして大蔵省の企業会計審議会では(仮案)に基づいて議論が進められました。
その1957年にまとめられた(仮案)は、実に60年近く人目に触れることなく保管されてきました。
しかし、「基準」の制定に携われた東京大学名誉教授である故・諸井勝之助先生の意向により、2015年のLEC東京リーガルマインド大学院大学(LEC会計大学院)の紀要で全文公開されることが決まり、現在は誰でも閲覧が可能な