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オリジナルボタン作成に挑戦⑩失敗と実験 #ハンドメイド実践日記770

K先生のボタンを少しだけ手元に残して残り全部送りました。

傷のあるボタンが混ざってるのも事前に気付いていましたが生地に引っ掛かって服が破れたり糸が切れる可能性があるとの事でした。

言われてみればごもっとも。。。

今回は数多く送ったので必要分くらいは十分に足りたそうです。

ただ今後、オーダー品としてネット販売するためには改善が必要です。

プロに確認してもらって助かりました。

傷の原因の1つはわかっています。

これは撮影用に自分で置いたものだけど、ハニカムの目が大きすぎて穴に落ちる訳です。

2mmアクリル板をカットするために外周を4回カットしますが途中で貫通した場合、穴にハマって傾くものがあります。

途中で貫通して穴にハマったままレーザー光線が当たる訳です。

ボタンサイズが12mmでハニカムの一番広い部分が10mmです。

解決策として試したのが目の細かいアミを注文しました。

あまり考えずに注文したけど虫の侵入を防ぐものだったみたいで目が細かすぎた。。。

予想としては裏からレーザーが反射し裏面に傷が付くかも。

上の細かいアミが届く前にそれに気付きホームセンターに代用品を探しに行きました。

4mmくらいの網目が理想なんだけどな。

これしか無かったです。

早速、実験。

裏面に足が付いていてやっぱり落ちる。

アミを裏返して使ってみたけど今度はアミが若干湾曲していて上手く行きませんでした。

次は最初に注文していた目の細かいアミを使ってみます。

左が純正ハニカムを使ったもので、右が目の細かいアミを使ったものです。

予想以上に反射したみたいで、ここまでガタガタになると非常に良い検証結果になりました。

今回のボタンは12mmですが通常サイズは18mmらしいです。

材料代は安いので多めに作成して良いものを渡すか削るのが良いかも。


ちょうど良い検証品が注文入ったので実験してみます。

今までプラ板やマグネットをカットする場合にカッティングマシンを使用していました。

頑張ればカットは出来るけどズレたり刃がすぐダメになったり。

レーザーでカット出来ないかと思ってたけど位置合わせが上手く行かず中断したままでした。

今回は位置合わせもやってみます。

板に位置合わせ用のラインを彫刻します。

マグネットに当たると火花が散ってバチバチ言ってます。

貫通さえすれば多少焦げ目がついても大丈夫かな。

D1Pro10Wで火力100%の速度10で2回カットです。

ギリギリカットし切れなかったけどカッターで切れ目を入れたらすぐに切れました。

3回だと貫通したんだろうか。

若干焦げてます。

ウェットティッシュで拭いてみたらキレイになりました。

完成!

プラ板は色的に無理だと思います。

100均で黒のプラ板が稀にあるので今後試してみます。


追加記事です。

ラベル印刷も終わりポスト投函前に発送通知を送ろうとしました。

よくよく見たらマグネットでなく吸盤タイプでした。。。

発送前に気が付いて良かった!

0.5mmの黒プラバンが出てきました。

嫌な予感。。。

溶けてる。

ここでふと思う。

そうだ、今回散々試したアクリル板なら大丈夫じゃない?

2mmなら沢山残ってますが1mmを注文しました。

マグネットと焦げた失敗分はオマケとして同封します。