CE7000とSDX1200で動作確認しながら思ったこと #ハンドメイド実践日記644
朝のうちに少し時間が取れたのでCE7000-40でステッカーカットを試してみます。
表面に70μラミネート加工してあるため若干弾力があります。
70μてのは0.07mmかな?
今回初めてこの加工済の用紙をノギスで計測してみました。
ラミネート+シール部分が0.18mm、台紙フィルムが0.05mmでした。
そうなると0.2mmでカット出来たらハーフカット成功。
この台紙の0.05mmってのがクセモノで薄すぎて調整が難しそうです。
想像ですがラミネートの弾力のため通常の圧だと切れたり切れなかったりムラが出るのではと思ってます。
そうやって数値で考えると毎回苦戦してるのも仕方なかったのかと思えます。
今まで感覚のみでやってきたことが数値を見ることによって何が起こってたのかわかってきて非常に面白いですね。
SDX1200は5年近く使ってきたので、用紙を見てどのくらいの調整が必要かとかある程度は頭に入ってます。
ただし、わたしの場合はオートブレードの使用が大半なのでオートの挙動に対して追加圧力がいくら必要とかですね。
それでも刃や機械の状態でかなりのムラが出て失敗が続くことも。
まずはSDX1200でいつも通りカットしてみます。
illustratorプラグインを使ってトンボ設定。
マットの表面にノリが付いてますがすぐに付かなくなるのでガムテープで固定します。
SDX1200にセット。
SDX1200にデータ転送。
illustratorから直接転送できます。
次にカット設定。
純正の新品ブレードでもカット圧力+3は必要です。
段々と消耗してくるので数値は調整していきますが6~7を使うようになったら寿命です。
通常のカッティングシートだと消耗も少ないので±0~+1くらいでずっとカット出来ます。
やっぱり今のラミネートステッカーが悪いんだな。
良い感じにカット出来ました。
次に問題のCE7000-40を試してみます。
ラミネート加工済の用紙は初めて試します。
試しにトンボ外へデータを配置してみました。
それぞれをプリント。
左がSDX1200用、右がCE7000用です。
加工可能範囲が異なるのでデータの調整が必要になってきます。
プリントした用紙をラミネート加工します。
CE7000にセットします。
このへんは前回色々と苦労したので大丈夫です。
トンボ読み取りエラーも発生せずカットが始まったけど、枠外の部分はカットされてませんでした。
何度か失敗しながら試しましたが概ね上手く出来ました。
ただ右上の雷神ですがカットの甘いところがあります。
すぐに思ったのが付属のブレードはこういったカットには向いてない。
CE7000のオプションブレードを調べたときに6種類くらいありました。
互換品だけど全部購入済です^^
これ全部で4,000円。
今回使った付属ブレードはカッティングシートだとかなり細かくキレイにカット出来そうな気がします。
SDX1200にも小物カット用というのがあってブレードが小さいです。
それを使うとカッティングシートがキレイにカット出来ます。
後は標準のオートブレードで今は互換品を使ってますがパワーでゴリゴリカットする感じです。
CE7000の標準ブレードはSDX1200の小物カット用を更に小さく精度を上げたものでしょうね。
で、今回はその小さなブレードで分厚いものをゴリゴリカットさせたのでしょう。
ノコギリの刃の粗さで切るものと切り口が違う?
ブレードの角度も鋭角になればなるほど細かいカットが出来る。
逆に角度の広いものは厚みのある段ボールなどを確実にカットする。
そういう感じじゃないのかな。
少なくとも今回のCE7000の切り口をみてそう感じました。
そうなるとイチイチブレードの交換なんて出来ないからホルダーが3個くらい欲しいな。
純正だと1個18,000円くらい?
互換品だと1,000円で買えたはずだから手元の互換ホルダーが使い物になれば追加でホルダーのみ3個くらい注文してみます。