素人が本革財布作成に再挑戦④お手本財布の解体 #ハンドメイド実践日記797
早速、財布の解体をしていきます。
まずは2つに分けようと思いましたが糸を抜いても全く剥がれない。
先に書いておくと、ほとんどの部分が強力両面テープ、接着剤?で固定されていて糸は飾り?と思うような仕組みでした。
じゃあ、これが悪い、手抜きか?というと決してそうではなく物凄く丈夫に作られているなという印象です。
ただ、革財布を作ってみよう!という主旨には合わないな。
この時点で解体は諦めて別の財布を探そうと思いました。
でも、勿体ないしもう少しバラしてみるか。
かなり苦労して解体したというか剥ぎ取りました。
わたしがデータ作成するときは、こんな感じで撮影していきます。
これらをillustratorに実寸配置します。
縫い位置なども印を付けていって画面上で重ねて組み立てながらデータ調整していきます。
だから多少欠けても大丈夫。
この部分のみ?糸を抜くだけで外れました。
ただ、この部分はどうやって縫ったんだろう?
手縫いなら問題なく縫えるんですがね。
複雑な組み方の部分が多く写真も多めに撮りました。
厚紙?も色々な部分に挟み込んでありました。
形が崩れないようにかな?
バラせばバラすほどグチャグチャになっていく。。。
疲れたというよりウンザリしてきました。
本革は下の3か所だと思います。
確実にノリ部分が千切れるのでハサミで耳を落としながら解体してます。
小銭入れ、もしくはチャックのみ再利用しようと思ってたけど使えるだろうか。
表面の本革を折り込んだ部分。
この黒い部分が何でこんなに薄いのか謎でした。
折り込む部分が薄くなってる。
これは潰したの?
これで小銭部分以外はバラし終わりました。
使われている素材は本革、合皮、ビニール素材、厚紙、不明な素材。
色々と勉強になることは多かったけど、なんかモヤモヤしてます。
今回、作りたいのは以前作成したもののヴァージョンアップ版?
内側は薄めの合皮を使ったりして、カードポケットを増やして、極力接着剤を使わずミシンで縫っていく。
機能性、丈夫さで考えたら最高の財布なんだろうけど、作りたかったのはこれじゃないです。
縫い方、組み方は参考になりそうにないので各パーツの配置だけ真似して、あとは好きなように作るかな。
この本革だけど厚みと柔らかさが牛革なんだろうか?
凄く薄いし何だろう。
素人だからわからないけど、こういった加工方法や最初からこんな牛革もあるんだろうか。
日本の中小企業で「一流の財布職人が作る」って商品のくせに「MADE IN CHINA」のタグが付いてたのが気に食わないけど、作りこみは凄いと思いました。
せっかく4,000円も出したので次回はデータ作成して行こうと思います。