全くの想定外。。。 -レーザー彫刻奮闘日記15
前からレーザー彫刻機を購入次第、作成予定だった作品に取り掛かりました。
これらを作成した際は大本商事さんにカットをお願いしました。
D1 Proでは白や透明はカット出来ないと聞いていたので何かしら方法は考えようと思ってました。
フェルトには使えないけどこんなの塗ってみようとか。
早速実践です。
100均フェルトに大本商事さんで購入した強力アイロンフィルムを貼り付け。
表面からは貫通したかわからないので実験用ということで3回カット。
そしたらね。
あれ?
あれれ???
ノリ部分が切れてない!
ちなみに下板は切れてます。
下板が切れてるからダメだろうなと思いながら裏表逆にもしてみました。
そうしたらノリ部分が上に来ている訳ですがノリを素通りして
生地と板が切れてます。
そうなると完全にお手上げです。
他にも色々な条件で試してみましたが無理っぽいです。
一応、ダメもとで大本商事さんに色付きのノリはないですか?
ってメールしたところすぐに電話が掛かってました^^;
メーカーにも無いだろうということです。
ナイフでカットしてみたけど非常に大変だし思ったほどキレイにならない。
ノリが強力な分、ゼリー状になっていてカットにもそこそこの力が必要です。
そうすると複雑なラインがキレイに切れなかったり
生地まで切ってしまったり。
ガタガタ。
フェルトのカット自体は物凄くキレイにカットしてくれるんだけどね。。。
あとはフィルム貼らずにカットして普通にボンドで貼り付けるか。
うーん、シワシワになりそうだし、それは何か違うな。
夜にでも何かしら考えてみます。
翌朝です。
ダメもとで半田でヒートカットしてみました。
ちょっと今回の用途には先が太いかなとは思いましたが概ね許容範囲でした。
キッチリとした細かいカットだと少しどうかな?
と思うけど今回は手書き文字から作ったデータなので違和感はないですね。
レーザーでフェルト部分はカット出来てるので若干の溝は出来てます。
それに合わせてカットしてくので概ねライン通りにはカットしてくれるけど
レーザーの正確さからは少しクオリティは落ちてきます。
細かいことを言うようだけど、一旦キレイに作れているのに
仕方なしに手を加えてほんの少しでもクオリティが落ちる。
この仕方なしにというところが大事です。
そういうのが許せないというかスッキリしない。。。
実際のところは支障ないレベルだろうし
今のところはこれしか方法が思いつかない。
余分な手間も掛かりますし。
仕方ないのかなぁ。
そう言えば昨日、準備して忘れてた。
端切れをボンドで貼り付けてました。
思った以上にしっかり引っ付いてる!
特にヨレた感じもありません。
当然、レーザーでカットするので
半田でカットするよりもクオリティは高いはずです。
これだけくっ付けば剥がれそうにもない。
アイロンフィルムも必要ないし、加工の手間も掛からない。
必要材料は実質フェルトのみ?
ちなみにアイロンフィルムは高品質のを使ってるので
50cm×10mのロールで7,500円+送料で8,000円ちょい。
これが必要ないとなると販売価格も極端に下げれそうです。
オーソドックスなやり方が正解ぽいです^^
一旦、一安心!
夜に時間が出来たら、ボンドを使って色々試してみます。