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エコタンクプリンタで昇華プリントしてみる① #ハンドメイド実践日記532

ハンドメイドを始めてすぐに友人から相談があったのが、オリジナルシャツって作れない?

うーん、面白そうだけど、どうやったら作れるの???

色々とやってくうちに、カッティングマシン+ラバーシート、昇華プリントというものを知りました。

簡単に説明しておくと

ラバーシートというのは、ゴム状のシートを文字やロゴなどの形にカットしてアイロンプリントで貼り付けるもの。

市販のシャツなどで胸の文字部分を触ってみて、何か貼り付けてる感があればこれだと思います。

わたし個人が感じるデメリットは素材が高価で剥がれるリスクがある。

業務用は違うのかもしれないけどスポーツ用品店で買ったプーマの半パン。

デッカいロゴが半年でボロボロになりました。


下は準備中の着付け店ロゴを加工してみたものです。

作業に使ってるシャツなので汚いです。

車用のカッティングシートより細かい加工が可能です。

せっかくなので、どういったものが必要か紹介しておきます。

画像で貼っておくので検索してみてください。

まずシートをカットするカッティングマシンというのが必要です。

データさえ作れれば、かなり細かいカットも可能です。

わたしはブラザーのSDX1200というのを使ってます。

価格は10万円くらい。

カメオってのが4万弱で買えるので、それで十分だと思います。

わたしの場合は、このSDX1200がきっかけで

ミシン屋の社長と仲良くなり、刺しゅうやミシンに興味を持つようになりました。

大本商事さんも元々は社長の紹介です。

そう考えるとSDX1200を買って大正解でした。


カメオも一度は購入しました。

音はうるさいですが消耗品の互換品も出回っていてコスパは良いと思います。

手間は掛かるけど概ねSDX1200に近いことは出来ます。

最初のうちはSDX1200だとトンボ機能(位置合わせ)が弱くかなり苦戦してました。

カメオはillustratorのプラグインが販売されていて位置合わせが完璧に出来るみたい。

もしカメオが良ければSDX1200を売ってしまおうとまで思ってました。

実際、カメオを使ってみると位置合わせはバッチリ!

その理屈など理解できた上で何となくSDX1200を調べてみました。

そしたらもっと良いプラグインが販売されてる?

「ScanNcut Link」ってやつです。

即注文しましたがSDX1200が一気に化けました!

そうなるとカメオいらない。。。

色々と付属品を追加購入してましたが

カメオを購入1週間でオークションに出したところ何故か買った時より高く売れました?


シャツ加工に使うラバーシートの画像も貼っておきます。

色々なメーカーやショップのお勧め品を試しましたがこれに落ち着きました。

他のは貼りつきが悪かったり剥がれたり。

流石に原因はこちらにあるのだと思います。

送料考えたら1m×1mで5,000円。

背中全面にこれを使ったら50cm×50cmくらい無くなります。

そうなると材料代1,000円。。。

胸などワンポイントなら良いんですが大きなものは向いてないですね。


他の加工方法ですが詳しくないのでサラッと紹介しておきます。

シャツ生地に直接プリントしたり、業務用レベルのステッカー作ったりする業務用のプリンタです。

このくらい高いんだよ!ってのが伝われば。

この66,000円ってのは家庭用プリンタじゃないかな?

見たらわかるように個人がどうこう出来るレベルのものではありません。

なのでわたしは家庭用プリンタやラミネータなどを組み合わせて出来る範囲でやってます。

うちで一番高い機材。

ラミネーター通常45万円のを在庫処分品で25万円で購入しました。

このラミネーターは3種類のフィルムを使用できます。

どうせならと思って良いやつを買ったけど全く必要なかったです。

当時は色々種類があったけど今調べたらこの機種だけになってました。

これコールドとホットが兼用になってますよね。

わたしのは3種類で、これは2種類。

使ってくうちに気付いたけど3種類使えても1種類しか使わない。

間違いなく使わないです。

ちなみにホットってのは一般的なラミネーターで2枚を熱で挟み込むやつです。

ホームセンターで3,000円くらいで買える?

わたしが使ってるのはコールドタイプ。

わかりやすく言えば、印刷物の表面に透明シールを貼りつけます。

ただそれだけです。

目的としては傷防止、UV加工、光沢増し、光沢なしなど。

グロスってのが光沢ありでマットが非光沢です。

わたしが主に使うのはこのマットです。

送料掛かって50mで11,000円。

50mって思ったほどもちません。

比較用にUV無しのフィルムです。

これは幅が60cmあるので半分の金額で考えてください。

それに加えてこれもセットで必要になります。

確かに速くて確実にラミネートしてくれます。

でも今なら手で貼れないこともないはず。

買ってしまったから今更売ることはないけど、これから始めるなら買わないな。

印刷会社とかなら必須だろうけど個人で無理して買うものでは無かったです。。。

もう1つ機械を使う場合のデメリットとしてフィルムの交換が大変です。

これは使い切ってからの交換ではなく、

今回はホットタイプ。

これが終わったらUVありにして、次はUVなしって交換。

交換時には必然的に1mくらいフィルムがゴミになります。

そういうこともあってホットとコールド兼用は必要ないです。

本当に必要なら2台買うべき。

コールドのみのを調べたら(いつものサイトで)1個だけ出てきました。

これはいらないかな。

2年くらい前にネットで5,000円くらいのコールドラミネーターを買ってみました。

評価は結構高かったけど今のラミネーターと比べて完全にゴミでした。

圧が全く掛からずどうやっても上手く貼れない。

今思えば不良品だったのかも。。。

ホント、今なら手でキレイに貼れます。



わたしの使ってる機材は高くても10万円以下のものばかりです。

個人レベルにしたら高価で高性能だろうけど業務用に使うとなると厳しいです。


コストを掛けないとなるとシルクスクリーン。

これは専門にやってるショップを見つけてしばらく通いました。

色々と教えてもらいましたが確かにコストは安いです。

特に機材を買う必要もなく必要なのは各色600円のインク代くらい。

ただ準備に手間が掛かり技術面が重要。

職人技だと思いました。

今のタイミングで下手に手を出すものではないと判断し諦めました。

ここの店長とはライン交換してもらい色々教えてもらってます。


ここからが本題の昇華プリント。

長くなったので記事をわけます。