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土地家屋調査士試験の難易度

土地家屋調査士試験は毎年8月に実施されます。  
勉強期間は、もちろん個々の状況によりますが、
勤務しながらの勉強だと、毎日定時に帰れるような状況で、
毎日2時間勉強したとして、2、3年はかかると思います。
現実に、2,3年もの間、集中力は持続しませんから、
実際私の知ってる限りでは、補助者を10年位しながら、
やっと合格したという人が多いです。
これを聞くと、そんなに難しいの!?と思いますが、
この試験は、2時間半という時間の中で、8割程度の得点が必要で、
しかも、全然時間が足りません。
3時間あれば、8割程度の点は取れるという人は多いのですが、
それでは、合格できません。
ですから、一念発起して、会社を辞めて勉強に専念する人が、結構います。
こういう人は気合が違いますから、半年程度の勉強で合格する人はいます。
これは、初学者であっても同様だと思います。
ただ、法学部出身の人の合格者が多いかというと、そうでもないようです。
私の知っている範囲ですが、大学卒の法学部以外の人や、測量専門学校卒業の人もいましたので、特別な知識が必要ということもないようです。
1回の受験で合格した方もなかにはおられましたが、多くは3回から4回という人が多いようです。
ここ最近は合格率が10%位で推移していますが、申し込みはしたけど諸事情でほとんど勉強できなかった人が調査士試験の場合は、多く含まれていますので、合格レベル以上までいかれている人の間での合格率は、私のまったくの感覚になりますが、30%以上はあるのではと思います。

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