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ホスラブ投稿削除・発信者情報開示・損害賠償請求の手順と対策完全ガイド

匿名掲示板「ホスラブ」では、誹謗中傷やプライバシー侵害の投稿が問題となるケースが少なくありません。特に風俗業に従事する方々にとって、こうした投稿は大きな精神的・経済的ダメージをもたらす可能性があります。この記事では、ホスラブでの投稿削除、発信者情報開示、特定後の損害賠償請求までの具体的な手順と実例を解説します。最後に、被害者の疑問に答えるQ&Aも掲載しています。


目次

  1. ホスラブでの投稿削除の手順

  2. 発信者情報開示の具体的な流れ

  3. 特定後の損害賠償請求の手続きと実例

  4. よくあるQ&A

1. ホスラブでの投稿削除の手順

ホスラブで誹謗中傷やプライバシー侵害の投稿を見つけた場合、まずは削除依頼を行います。

1-1: 削除依頼の流れ

  1. 削除依頼フォームの利用:
    ホスラブには削除依頼専用フォームがあります。

    • 必要情報: 問題の投稿のURL、投稿日時、削除を求める理由。

    • 削除理由の例: 名誉毀損、プライバシー侵害、営業妨害など。

  2. 運営者の対応状況:
    削除依頼が認められるかはケースバイケースです。対応されない場合は次の手段に進みます。

1-2: 削除に応じない場合の対応

  1. 弁護士を通じた削除依頼:
    法的根拠を示し、削除の重要性を強調することで対応が促される場合があります。

  2. 裁判所に仮処分申し立て:
    運営者が削除を拒否した場合、裁判所を通じて削除命令を取得する方法です。弁護士が手続きをサポートしてくれます。

具体例1: プライバシー侵害

事例概要:
ホスラブに「Aさんは○○駅近くのマンション△△号室に住んでいる」といった投稿がされ、被害者が精神的苦痛を受けたケース。

対応結果:

  • プライバシー侵害が認められ削除に成功。

  • 発信者を特定し、損害賠償請求が認められました。

具体例2: 営業妨害

事例概要:
飲食店の悪評がホスラブに投稿され、顧客が減少したケース。

対応結果:

  • 運営者から発信者情報を取得し、投稿者を特定。

  • 損害賠償請求により営業損害分100万円の賠償が認められました。

2. 発信者情報開示の具体的な流れ

削除だけでなく、投稿者を特定したい場合には「発信者情報開示請求」を行います。

2-1: 開示請求の手順

  1. ホスラブ運営者への請求:

    • 要求内容: IPアドレスやタイムスタンプの提供。

    • 対応が得られない場合は裁判所を通じて開示命令を取得。

  2. プロバイダへの請求:
    ホスラブから得た情報を基に、該当プロバイダに対して投稿者の氏名や住所を開示請求します。

3. 特定後の損害賠償請求の手続きと実例

投稿者を特定した後は、損害賠償請求を行うことで被害回復を目指します。

3-1: 損害賠償請求の流れ

  1. 通知書の送付:
    投稿者に対して内容証明郵便で通知を送り、謝罪や賠償を要求。

  2. 示談交渉:
    示談で解決できる場合は、慰謝料や営業損害の賠償金額を交渉します。

  3. 裁判での請求:
    示談が成立しない場合は、損害賠償請求訴訟を提起。

3-2: 損害賠償の具体例

事例概要:
ホスラブに「この店はぼったくり店だ」と虚偽投稿され、売上が減少した飲食店のケース。

結果:

投稿者を特定し、裁判所で損害賠償が認められました。

4. よくあるQ&A

Q1: 「店名+源氏名」の投稿が削除されません。どうすればいいですか?

A:

  • 証拠を保存し、削除依頼を提出します。

  • 応じられない場合は弁護士を通じて仮処分申し立てや発信者情報開示請求を行いましょう。

Q2: 顔写真や個人情報が掲載されています。どう対応すればいいですか?

A:

  • 削除依頼フォームで「プライバシー侵害」を理由に削除を要請。

  • 必要に応じて弁護士に相談し、刑事告訴や損害賠償請求を進めます。

Q3: 自分では削除依頼が怖い場合は?

A:

  • 弁護士に依頼し、代理で削除依頼を行ってもらいましょう。

まとめ

ホスラブでの誹謗中傷やプライバシー侵害に対する対応は、削除依頼から発信者特定、損害賠償請求までの段階を経て行われます。迅速な行動と専門家のサポートが問題解決の鍵です。被害に悩む方は、証拠をしっかり保存し、適切な手段を講じて自分の権利を守りましょう。


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