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ヒルヤモリについて(飼育編~後編その③~ミスティングと床材関係編)

どうも、Noteに入手難易度:低と書いたのにクレンメリーヒルヤモリが見つからない山田です。
まあ、、生き物あるあるだと思いますが、欲しい時にいないんですよね、、
本当にいつもはどこにでもいるんです!信じて下さい!!何でもしますから!!!(なんでもするとは言ってない)※もう古いか
生き物はいる時に、迎えられる時に買いましょう。そうゆうことが言いたかったんです。

という事で引き続き飼育関係、今回はちょっとメイン所から外れた内容を。


ミスティングシステム/霧吹き

ヒルヤモリを飼育するにあたって、定期的に水分を噴霧する必要があります。
これは生体の水分摂取と、ケージの湿度コントロールの2つが主な目的です。(置水でも良いと思いますが、自分は霧吹きで取らせる水分で十分かな~と思います。あっても害はありません)
種にもよりますが、1日1回を目安に行うと良いでしょう。
また、マダガスカルには雨季が存在し(といってもほぼ毎日雨季みたいなものらしいですが)、日本の夏と同じようで熱い期間は雨が多く、寒い期間は少ないようです。現地を再現するのであればその辺もコントロールすると良いかもしれません。(所説ありますが、繁殖スイッチが入る可能性があります)
その場合は乾季の再現として2日に1回ぐらいにしたらいいのではないかな~と思います。ここは正解は分からないので試行錯誤ですね。

どれくらいやったらいいの?に対しては正直適当です。
スコールを想定し、ある程度湿らせる必要はあると思います(ただしちゃんと時間を置くと乾く量である事。ヒルヤモリは乾燥気味が良いのでバランスを考えましょう)
分からない方は植物が枯れないように、植物に水をあげることを目的とした方が良いかもしれません。

霧吹きを行うには大きく2種のアイテムがありますが、まず結果からですが、どちらでも良いと筆者は思います。
それぞれ考えうるメリットデメリットを記載します。
ちなみに、筆者は両方使っています。

・普通の霧吹き
・ミスティングシステム

普通の霧吹き

100均にも売ってるところから安価で入手ハードルも低く、よほど特殊なものでない限り本当に何でも良いと思います。
ただ、自分は経験がないのですが霧吹きをする時に扉を開けて脱走するパターンをたま~に耳にします。恐らく?生体に直接かけてしまってびっくりして~とかなのかなあ。直接かけないようにしましょう。基本は植物が枯れないように植物に噴霧すると良いでしょう。
■メリット
・自分で量をコントロールできる
・安価で入手できる
・比較的入手しやすい
■デメリット
・霧吹きをするのに毎回扉を開ける為脱走のリスクがある
・人が噴霧する必要がある

ちなみに、筆者が使っているものは以下です
・Gex ミスター

ケージがいくつもあるので結構な量が入れられるのと、蓄圧式なのでカシュカシュ空気を貯めれば押し続けてる間噴霧し続けてくれるので楽です。
あと霧状から直線ビームにも切り替えられるのでこの点も便利ですね。
いうて1000円でまあ壊れるものでもないので今のところ霧吹きはこれ一択!
。。
ラララララ~ラ、ラ~ララララ~ラ~ラ~ D#m7→D9
ってそれはYOAYOBIのミスターやないかい!(この曲のコード進行好き)

ミスティングシステム

ミスティングシステムとは、霧吹きを自動でしてくれるシステムである。
※タイマーと併用前提です

霧吹きりと比べると導入がやや面倒で高価ではありますが、一度設置してしまえば1週1回程度のタンクの水を変えるぐらいになりかなり楽です。
また、ケージを開ける必要もなくるなるので脱走のリスクも減ります。
海外のヒルヤモリ有志の方がまとめてあるサイトに
「ミスティングシステムにしてしまうと、ちゃんとメンテナンスしないと細菌が繁殖して云々」みたいな事が書いてあり「確かに」と最初思ったんですが、そしたらヤドク界隈成り立たないよね?と改めて思い、気にする必要ないかなと思いました。
メジャーなところでは3種類かなと思います。
・ゼロプランツ フォレスタ

・Gex モンスーン

・zoomed レプティレイン

筆者はフォレスタを使っていまして、他のは使った事ないですが導入する場合はフォレスタを強くお勧めします。
理由としてはカスタマイズ性が高く、あとから2又にするとか
設置を磁石にするとかいろいろできます。
モンスーンは近くのショップで使用されているのですが、ノズルの設置が吸盤らしく時間が経つと劣化してどれもプランプランになってました(笑)
zoomedのやつは使っている人を見たことないですね。。
という消去方もあり「ゼロプランツ フォレスタ」がお勧めです。
※前提として、ミストを通す為のコード穴がないとケージに設置出来ません。フォレストはグラステラリウム、レインフォレストタンクには設置が可能です。(レインフォレストタンクは穴がぎりぎり)
■メリット
・自動で決まった時間に、決まった量を噴霧してくれる
・人がいない間も自動でやってくれるので、旅行などする際の安心材料になる
・扉を開けずに済む(脱走防止)
■デメリット
・若干価格が高い
・設置が面倒

床材

これも度々話題になりますね。
「ヒルヤモリの床材は何が適切なのか」
うーんと、ぶっちゃけ何でも良いです。はい。
キッチンペーパーでも土でも良いです。何もないのは床が糞で汚れるのであった方がいいですね。
その理由として生活していく大半は高い所にいるので、ヒルヤモリが床材に干渉する事はあまり無い為になります。
まぁ何でも良いとは言え、ある程度適した物はあるので現時点で筆者が使えると判断している物を記載します。
ポイントは湿度と誤飲です。

チップ系

現在筆者はチップ系を好んで使っています。
理由としては適度に湿度を保ち、燃えるゴミにも出せるところですね。
※「土」はゴミとして廃棄するにはハードルが高いので注意です。
また、粒が大きめの物を選ぶ事によって誤飲の防止、ゴミにする時ケージから出しやすい(粉状だとケージの変な所入ってめんどくせ〜!!ってなることありません??)
・Gex レインフォレスト8.8L
筆者が使っているもの。これが原因でダニが湧くとか今のところないです。

・zoomed レプティバーグ 
最初はこちらを使ってましたがGexの方が安かったんでそっちにしました。機能的な差はないです。

土/砂

主に爬虫類用ではなく、園芸用を指しています。
爬虫類用ではないので云々とかありますが、まあ正直そこに大差ないかなと。
土にもいろんな種類がありますが、筆者は以下の物を使用しています。
なんでこれを買ったのかは忘れました。。。(笑)
・花ごころ さし芽種まきの土

まあ、ケージ内に直接植物を植えるとかしない限りはわざわざ選択しなくていいと思います。
また、砂に関して。海外のヒルヤモリ飼育本や飼育者で砂(結構細かいやつ)を採用してる方をちょいちょい見かけます。自分も昔使った事あるんですが、なんか普通にぺろぺろ砂舐めてたんですぐやめました。。。(掃除も面倒)
まあ乾燥系のやつとかは砂が良いのかもしれませんね。

ヤシガラ(パーム)

爬虫類飼育だとメジャーな床材ですよね。実際使用してる方も多いと思います。自分はエアプですがダニがすぐ湧くイメージがあるので使っていません。吸水性が高いので、水を使いすぎると湧きやすいのかもしれませんね。
コストも安いので迷ったらこれから試してみるのが良いのかも?

ハイドロボール/セラミス

ハイドロカルチャーで選択される「軽量で多孔質の粘土を高温で焼成して作られた小さな培地」だそうです。
昔使っていたのですが、これもヒルヤモリが飲み込むところを見てしまい、それ以降やめました。
サイズ展開があるので大きいものなら大丈夫だと思います。

キッチンペーパー

い~ちばん最初にヒルヤモリ飼育を始めた時に使っていました。
今思うと誤飲は起きないのである意味正しい選択だったかもしれません。
ただまあ。。雰囲気でないし撒き餌したら下にコオロギ隠れるし
そもそもヒルヤモリ自体もペーパーの下に行ったりして使い辛いなと思ってやめました。使えないことはないので記載します。

その他(筆者が気になっているもの)

・爬虫類クラブ フォレストマット
なんか良さそう。可能性を感じています。深い理屈はないです。

そんなところでこれ以外にもカエル用のソイルとか、レオパ用の土とかいろいろありますが「床材が原因で入れた瞬間即死する」とかはまあほぼないと思うので各々使いやすいのを選択したらいいと思います。誤飲だけ注意ですね。
、、、とは言いつつ、
ヒルヤモリに最適な床材は何か選手権を有志で話し合ってみたいな~~と思ってたりします。今度しません????

落ち葉

ここから続くトピックはいずれも必須ではなくおまけ程度の話です。
落ち葉を入れた方が良い理由ですが、もしケージ内の湿度が早い段階で乾いてしまう場合。落ち葉を入れることによって湿度を多少保つことが出来ます。
ここもジャングルを想像してほしいのですが、まあなんかしら床に落ちてるじゃないですか。そうゆうことです。
まあ、ほぼだいたい雰囲気ではあります。
種類はこれも何でも良いと思いますが、後述する「分解者」の「ワラジムシ」を導入する場合は「桑の葉」がお勧めです。ワラジムシのシェルター兼餌になります。

分解者

聞きなれない方もいると思いますが、ここでいう分解者とは土壌に生息する分解者を指しています。
詳しくはこちらに

なぜ採用を検討する必要があるかというと、仮にケージ内で植物を植える場合にその育成の促進と、そもそもヒルヤモリが捕食できる餌がサイクルでケージ内で繁殖されることを目的としています。
ヒルヤモリがケージ内で繁殖してベビーが生まれた場合の捕食対象にもなりますね。
まあ、より自然の環境を再現すると言った方が分かりやすいかもしれません。
一番入手しやすい分解者は「ワラジムシ」です。時点で「トビムシ」かな。
プロショップで購入することが出来ます。ヤフオクなどの通販の方が良いかもしれないですね。
過去にアウェイクという昆虫中心のイベントで分解者パックみたいのなやつを見たことがあったので、それを購入するでもいいでしょう。
ただし、採用するにはヤシガラでも良いので細かい床材を採用&多湿である箇所を作らないとすぐに全滅してしまうので上級者向きではあります。
無理して採用する必要はないので、そうゆうものもあるんだぐらいに捉えてください。
筆者はケージ紹介の記事のバランス型で分解者を採用し、ワラジムシ、トビムシが定着手してくれています。逆にいうとあれぐらいの環境を作らないとダメです。インエクスペクタータのケージだと一瞬で全滅します。

はい。今回はこんなところですかね。
今回は結構各自の好みが出るところだと思います。
納得できるものを見つけましょう。自分も今より良いのが見つかったらすぐ変えます。そうゆう感じです。

次回からは植物や止まり木等ケージ内に設置するものを書いていこうと思います。
ではでは~~

・・・
Xでポストしたんですが、自分エレキギターを弾くんですが、
この世で一番気に入ってるギターがあり、ただそのギターはもう10年ぐらい前に生産中止になったんですね。
用途別で同じギターを2本持ってるんですけど、もう1本だけ欲しいなあ。。と思ってたら今日新品で販売されてめんたま飛び出てます。
まあマイナーすぎてどうせ誰も見もしないので焦りはないんですが、当時20万しないぐらいだったのが30万なんですよね。。。
まあ爬虫類もそうですがお金で買えるだけまだマシなのは重々承知な上、30万か~でももうまた二度と手に入らないだろうな~と思い。
なんか楽器も爬虫類も一緒だなと思う今日この頃。
果たしてギターを購入するのか?しないのか!?どっちなんだい!!??

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