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ヒルヤモリについて(飼育編~後編その④~植物、竹/流木編)
どうも。前回の記事で欲しいギターが売り出されて問い合わせた上に迷ってたら売れてしまった山田です。あれ買うの物好き過ぎるんだよなあ。
まあ、正直手持ちの物で間に合ってたので逆にすっきりしました。
これでヒルヤモリにお金を回せます!!(ちなみに欲しかったのはb3のEarthというモデル。まあ、知らないですよね(笑))
というわけでケージ内のマテリアル編です。
個人的には超大事なセクションです。
植物
今までの話で、ケージにライトを置いて床材が敷かれた状態になっています。
マジのマジでの最低限でいえばこれに餌ぶち込んでいけば飼えると思いますが、言わばそんなものは「キープ」であり「飼育」ではないと思います。
植物や流木を入れることによって彼らの魅力を引き出すと共に、様々な相乗効果があります。そこでまずは植物から。
今までの記事で散々記載していますが、ヒルヤモリはジャングルで暮らしてします。ジャングルは植物の集合体です。植物と共存していると言っても過言ではないでしょう。現地では花の蜜や花粉も食しており、受粉まで行っている証言もありました。現地の様子の事が調べられるアプリを使用すれば大概木の上、葉の上にいる事が大半です。切っても切れない存在であり、飼育を成功に大きく見導くものだと思っています。
マイナスイオンを云々、、とかありますが、それたぶんほのかに感じる湿度だと思うんですよね。土も含めてですがそいゆう空中の湿度調整にも非常に役に立ちます。
日本の飼育環境であれば観葉植物をケージ内に入れることが大きさ的にも都合良い事もあり、自分も観葉植物を入れています。
これも何でも良いっちゃなんでもいいですが、今まで使用して相性がいいと思ったものを記載します。
・サンスベリア
・ポトス
・モンステラ
・フィカス
上記4種は比較的丈夫で、シェルターにも産卵床にもなり、お勧めです。
特にお勧めしたいのが「サンスベリア」、正直僕はこれほぼ一択ですね。
レプファンにも記載してもらいました(笑)全てのケージに入っています。
理由としては縦方向に伸びており、葉がかなり上部なので足場として非常に優秀です。また、生え際が産卵床に丁度良いみたいで高確率でそこに産みます。葉と葉が交差して死角になるようなところにも産みますね。
そしてかなり丈夫です。そう簡単に枯れることはありません。
紫外線を近い距離で当てすぎるとダメになりますが。
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サンスベリアに限らず、都内で入手するのにお勧めな場所を記載します。
・島忠 中野店(穴場です。価格も抑えめでお勧め)
・オザキフワラーパーク(ここはもはや植物園。結構楽しいです。)
・ダイソー各店舗
最近、100均にも売ってます。大きいのは500円とかですが、安い。
安くてダメとかではなく、花屋との違いが僕にはわかりません。
Xでたまに「観葉植物に薬が入ってないか不安」ということを見かけます。
確かに。。とは思うんですが、もうかれこれ4年以上はサンスベリア入れて飼育していますが、植物が原因で死んだと特定できた例は1つもなかったです。保証するわけではないですがその点は特に気にしなくていいのかなと。
ただ~~1つだけ。
どこで買ってもなんですが、50%ぐらいの確率でそのまましばらくしてるとダニみたいのが湧くんですよ。。。
Xのフォロワーさんに「キノコバエ」だと教えてもらいました。
まあただ、飛びません。正直害もないと思います。ケペディアナのケージで大量発生しましたがなんなくベビーは取れました(笑)
下手したら餌になって良いまであります。ただ、キモイです(笑)
植木鉢の上にバーミキュライトを厚めに敷くと発生が弱まります。
完全にゼロにするには植え替えが必要ですが、この対策で自分は全然大丈夫です。
竹/流木
次に木材系ですね。これらはヒルヤモリの可動面積を増やすのと、何より「脱皮のサポート」大きな役目かなと自分は思っています。
木材を入れると脱皮をする際に木に体を擦り付ける様子をよく見ます。
必須のアイテムではないですが、そういった脱皮不全リスクを減らすのと、何より稼働面積が多くなることによりヒルヤモリらしい動きが観察できるようになります。これも醍醐味の1つだと思うので、何かしら入れてあげた方が良いでしょう。
竹
竹材は海外の方も良く推奨されている記事を見ます。実際にクレンメリーヒルヤモリは竹林に生息していたり、現地でも共存しているようです。
加工がしやすいというのも大きいですね。(ノコギリを用意しましょう)
筆者は大型ケージには必ず竹を使って手前と奥に水平の足場を作ります。
正直不格好でもっと良い方法が知りたいんですが、竹を切って空洞に丁度良い突っ張り棒を入れて固定してします。まあこれはこれで取り外し楽でいいんですけどね。ただ突っ張り棒が見えてる部分が非常にダサい。。(笑)
両面にコルクを張ったり、竹を置くための引っ掛かりをケージ内に作ったり方法は知ってるんですが、まあ何より楽なんで(笑)今後もこのスタイルかな~。意外と落ちてきたりしません。ホットスポットとの距離の調整も◎。
ホームセンターに売ってます。ただ最近あんまり見なくなったな。。今ある手持ちの在庫が切れたら探す旅に出るかもしれません。
昔は東急ハンズにもあったんですけどね。
あ、あと竹をそのまんま置いておくのも非常に効果的です。それがシェルターになります。デメリットは竹に入ったら中々出てこないとかありますが、、逆に竹に入れてそのまま手で蓋してケージから移動とかも出来るので、上手く活用しましょう。もちろん、産卵床にもなります。
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やっぱ突っ張り棒が、、、(笑)
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どっかで使いたい
流木
イベントで良く売ってますよね?あれですあれ。
基本的にザラザラしてるので、竹より脱皮促進効果が強いです。
適当に1本入れてあげると良いでしょう。イベント行ってビビッと来たやつ入れてください。ここにそこまで言葉はいりません。
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竹は使わず枝、木のみ。かなり理想的です。
ポトスも入っていますね。
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意外と水平方向の足場は大事です。
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こうゆうので良いんすよ、こうゆうので。
ツル
最近イベントで見かけるようになりまして、小型種には最適です。
加工が超~しやすい!!雰囲気でる!!最近のトレンドです。
ヒルヤモリにツル、良いですよ。
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今回はこんなところですかね。今まで書いた記事で一番スッキリしてる気がする。
余計な事は書かない方が良いな。今回はそうしようかな???
いくらF5してもb3のEarthは出てこないのでこの辺で終わります。
ではでは。
次回は小物編です。
と思いましたが、デメリットを忘れてました。。
物を入れれば入れるほど雰囲気が出ますが、その分ヒルヤモリの可動範囲広がる=捕まえるのが難しくなる=脱走リスクが高まる
になります。
もう生体は入れっぱなしにする!!と心に誓ってるなら良いですが。
掃除するにも、卵回収するにも、ボコされた片方救出するにも結構邪魔で手惑います。
筆者が脱走される場合、多くはここです。余計なもの入れすぎて予想外なところから行かれるパターン、、
雰囲気も大事ですが、入れる量は考えた方が良いかもですね。
自分は手前にはものを少なくて、奥に色々置いています。
手前にいないことさえ分かれば、メンテは容易ですからね。
気を付けてレイアウトを楽しみましょう。