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偏愛食品#486:輪島のワインわたしのワクワク(1934/1000)

【輪島のワイナリーを一緒に応援しませんか?】
バーのマスターにして師匠であるさとなおさんが呼びかけております。

いったいなにがあったのか。

輪島でぶどうを栽培し、ワインを作っているハイディ・ワイナリー。
おいしいワインがたくさんあり、師匠のバーではレギュラーで置かれているので、訪れるたびにいただいています。美味しいんだよ、いずれも。
そのワイナリーが大変な状況にあるそうで、以下、師匠のコメントをかいつまんでお伝えしますね。

「ハイディ・ワイナリー、1月の震災でワイナリーの土台が傾いただけでも大変だったのに、9月の大水害で葡萄畑への道が流され、収穫直前の葡萄の木も倒れてしまったそうです。
ワイナリーは半壊状態で、葡萄畑に行く道もなく、葡萄の木も倒れてしまう。。。たいへんな被害で、個人の力ではどうしようもない状態かと思います。
なんとか支援したいと思い「有志で買います!」とお伝えしたところ、4種類を買っていただけたら、というお返事でした。それぞれ1000本(!)在庫があるそうです。
支援の気持ちのある方、ワイン好きの方、ぜひ一緒に買って応援しませんか?」

応援、するするしますとも!
バーで飲むたびに「旨し!」と感嘆しているワインを、家でも飲めるなんて最高にシアワセじゃないか。
4種ともいただきます!

で、お店から届いたのが見出し写真でござる。
ワインは左から、
「禅の里わいん 2021赤」
「千里 メルローロゼ 2022」
「ヤマソービニオン 2016」
「千里 プティヴェルド 2022」
となります。

どんなワインなのか、説明はハイディワイナリーのサイトにおまかせしますよ。

「禅の里わいん 2021赤」
色:紫がかった淡めの赤色
香り:イチゴ、キャンディ、スミレの花などキュートな香り
味わい:香りと同様の果実味とするりと飲める軽やかさ
ボディ:辛口のライト~ミディアムボディ

ハイディワイナリーがある輪島市門前町は別名「禅の里」と云われております。700年の歴史を持つ曹洞宗の大本山總持寺があり、町全体が禅と共に歩んできました。この地でワイン造りを行い、この土地のことを広く知ってもらいたいという思いを込めて「禅の里わいん」を命名しました。
ラベルは、「禅」をモチーフにデザイン(図案化)しました。「禅」というキーワードから連想される「渋さ」「深み」があります。

「千里 メルローロゼ 2022」
色相:輝きのある濃いチェリーピンク
香り:苺、ラズベリー、レッドチェリー、カシス、ユーカリ、ミント、すみれ、紅茶、ナッツ
味わい:穏やかな酸、香り同様に赤い果実の凝縮した甘みと旨味に加え、収斂性のあるタンニンが感じられる

「地球の裏側からでも、千里はるばる来てもらえるワイナリーでいたい。」そんな造り手としての想いを込めて生まれた新ブランド『千里 SENRI』。ブドウを育ててワインを醸す…そこで終わるのではなく、ワインを介して、その先に広がる楽しい時間や嬉しいきもちをみんなで共有したい。そのためには、「私たちが外に行く」のではなく、「人を此処へ呼ぶんだ」という強いメッセージを込めて生まれたのが『千里 SENRI』なのです。

「ヤマソービニオン 2016」
色相:輝きのあるルビー
香り:ドライにしたカシス、ブルーベリー、キャラメルやナッツ、樽、栗、ローストや燻煙の香ばしい香り、ほうじ茶、黒オリーブ、あめ色にした玉ねぎ、ドライハーブ、チョコレート
味わい:口に含むと滑らかな口当たり、丸みのあるおだやかな酸、赤い果実の甘み、タンニンは熟成により非常に穏やかで優しい印象

「千里 プティヴェルド 2022」
色相:紫がかったルビー
香り:カシス、ブラックベリー、ミント系の青いハーブ、シナモンやナツメグのような甘いスパイス、黒胡椒、インク、革、ナッツ
味わい:穏やかかつ豊富な酸、赤い果実の優しい甘み、舌の上を滑らかに流れグッと這うようなタンニン。後味の余韻に甘いスパイスの要素が鼻に抜ける

なるほど、バーで飲んだワインはこういう風に言語化するものなんだな。
バーで飲むたびに説明を聞いているのだけれど、飲むのに集中しすぎて覚えられなかったのでありがたい。

夫婦二人で飲むのはたいへんだし、なにより応援だから、友人たちを招いて一緒に飲み、ハイディワイナリーへの思いを共有しようと思います。
約束したみなさん、いっしょに楽しみましょう~。

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