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「勇気と思いやりのバランス」とは?

毎週日曜日の朝8時7分から「7つの習慣をゼロ秒思考で実践する-07部」を主催しています。毎週、7つの習慣から考えたタイトルでメモ書きを行い、その内容を参加者でシェアしています。

本日のテーマは「身近な人との関係で、どのように『勇気と思いやりのバランス』を大事にしていますか?」という質問でした。

非常に関心深いテーマでしたので、自分のためにnoteに残しておきたいと思います。

7つの習慣に書かれている「勇気と思いやりのバランス」とは?

「勇気と思いやりのバランス」は、7つの習慣の第4の習慣「Win-Winを考える」に書かれています。

Win-Winの原則は、あらゆる人間関係の成功を築くための基礎であり、互いに関連しあう5つの側面で出来ています。その5つの側面の1つが成熟です。

成熟とは、勇気と思いやりのバランスがとれいることである。私は1955年の秋、ハーバード・ビジネス・スクールのフランド・サクセニアン教授からこの成熟の定義を教わった。教授は、「相手の考え方や感情を配慮しながら、自分の気持ちや信念を言えることが成熟だと考えている。(中略)優しい人なら厳しくないはずだと決め込む。しかし、Win-Winを目指す人は、優しさと同時に厳しさを持ち合わせている。優しさだけではWin-Winの結果に到達することができない。

スティーブン・R・コヴィー著「7つの習慣」より

優しさだけではWin-Winの結果に到達できない…と言うのは、深い言葉ですね。

07部でメンバーからの発表

本日参加者の「身近な人との関係で、どのように『勇気と思いやりのバランス』を大事にしていますか?」のメモ書きをいくつか共有したいと思います。

日頃の信頼関係が大切

勇気をもって伝えるには、相手との関係が構築するのが大切。この人なら信頼が崩れないだろうという信頼は、常日頃の人間関係から出来ている。

伝え方を工夫する

「私はこう思うのだけど…」と枕言葉を付ける。また、自分が話し終わったあとに「〇〇さんは私の話しををどう思った?」とちゃんと相手に発言を促すことも大切。

さらに専門用語ではなく、相手のわかる言葉で伝えるというのもありました。

アクティブリスニングをする

自分の事を話すのではなく、相手の話しを聞く。
その割合は9割でも良い。

DeNAの南場智子さん「ことに向かう」を思い出した

今回のテーマで、南場智子さんが講演で話していた「他人とか自分のことをあまり意識せず、コトに向かうように」というメッセージを思い出しました。実際の南場さんのコメントは以下の内容でした。

ちょっと抽象的な言い方だったかもしれないですが、誰についていくとか、誰に評価されるとか、あるいは自分ができる、できない、もう少し成長していかないといけないのではないか。そういうことに意識を向けるんではなくて、純粋なチームの目標や自分の目標に向かって、それに本当に集中してみると、すごく充実した人生が送れるんじゃないかと思います。

2013年7月に日経新聞主催「グローバル・ウーマン・リーダーズ・サミット」より

会議などで誰でも経験があると思います。「今の意見には反対だけど、〇〇さんに嫌われると面倒だから黙っていよう…」人としてごく普通の考えなんだけど、そんな時は南場さんの「コトに向かう」を思い出すようにしています。

もちろん、大概のケースではそれでも黙っているのですが(←The日本人)、何回かは相手の気持ちに配慮しながら自分の意見も言えているようになりました。

「勇気とおもいやりのバランス」…やはり”バランス”が大事なのですね。
ことに向かいながらも相手を信頼できる、そんな人間関係を作っていきたいと思います。

今日の質問
あなたは「勇気とおもいやりのバランス」がとれていますか?

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