人が集まるコミュニティの秘訣
ランニングコミュニティ【Hx Run】からの学び
私が主催する「変化を楽しむオトナが集まるコミュニティ - ヘックスネット(HxNet)」では、6か月間の「やりたいことを見つけ発信するワーク」で、自分のやりたいことを実現する後押しをしています。
すでに60名のメンバーがプログラムを受け、卒業してからも期をまたいで交流が生まれています。その中で「12/3の湘南国際マラソンに一緒に挑戦しよう」という声が広がり、【Hx Run】というランニングコミュニティが出来ました。
現在22人が参加してくれていますが、月1回の練習会だけでなく、個別の練習を応援したり、メンバー同士でシナジーが生まれる場が出来ています。
大会当日で走り終わったいまだから、この5か月の活動を振り返り、コミュニティに人が集まるポイントをまとめてみました。
過去に書いたコミュニティに関するnoteも貼っておきます。
ひとりでは中々取り組めない目標
このHx Runは、もともとはヘックスネットのメンバーがマラソンに挑戦する姿を見て応援するところから始まりました。それを見ていた他のメンバーが、自分も挑戦したいと自然につながっていったのがきっかけです。
この自然に人がつながった理由は、マラソンという「いつか挑戦してみたいけど、中々ひとりでは取り組めない」というテーマが良かったからだと思います。
コミュニティで大切なのは「そもそも何のために集まるのか」という方向性です。健康の為に時間をとうしするのは大事だと思いながら、日々の忙しさに常に後回しになってしまうタスクだからこそ、一緒に同じ目標を目指す仲間がいることがコミュニティの価値になるのだと思います。
多様性が許される関係性
またマラソン大会と言うのは、フルマラソン(42.195km)だけでなく、ハーフや10kmさらに短い距離もあり、同じマラソン大会を目標にしながら、それぞれの実力にあった目標を設定することが可能です。
さらに同じ距離でも目標時間は自分で設定するので、あくまで自分の決めた目標に対する挑戦になります。
この多様な人が許されるコミュニティと言うのは、「自分の居場所がある」と感じることが出来て非常に心地良い状況が生まれます。
私はマラソンが大嫌いで中学生から走ったことがないため、最初は全然走れる体力ではありませんでした。それでも練習に参加できたのは、自分のペースで走ることが許される雰囲気でした。
同じ価値観を持つメンバー
ランニングクラブの土台となったヘックスネット(HxNet)では、住んでいる場所、職業、年齢のバラバラなメンバーで6か月間同じワークをしていきます。
ワークで互いの違いを知ることで、あらためて「自分らしさ」を発見しやりたいことが見つかります。
この経験が「互いの違いを尊重する」という価値観につながるからこそ、Hx Runが良いシナジーを生みながら運営出来たと考えています。
小難しく書いてしまいましたが、結局は何をやるかよりも、誰とやるかです。「走る」という行為は同じでも、「誰と走るのか」が人生にとって意味があると思っています。
コミュニティのメンバーがいなければ、マラソン大会に挑戦する経験はでしませんでした。同じ価値観を持つ仲間とやり切れたことは価値があったと思います。