人生の5つの秘密とは?
「死ぬまでに知っておきたい 人生の5つの秘密」John Izzo著を読んで
友人の薦めで「死ぬまでに知っておきたい 人生の5つの秘密」を読みました。
シニアの孤独・孤立をライフワークにしている自分にはとても関心のあるテーマです。私もシニアの方にインタビューをした際に多くのことを学びました。日頃よりシニアから学ぶことは本当に多いと感じています。
なぜ人生の秘密がわかるのか?
著者のJohn Izzo氏は235人の賢人に1~3時間のインタビューを行っています。インタビューの対象者はIzzo氏が1万5千人へ「生きがいを見つけ、幸福に生きたと思われる高齢の人をご存じありませんか?」と尋ねて選択したそうです。そこで紹介して頂いた人に以下の質問を行いました。
第一の秘密
本の中では3つの重要な質問を自分に問いかけようと書かれています。
みなさんはこの質問へどのように回答しますか?本当に自分の心に忠実に生きているでしょうか?心に従うというのは、大きな勇気が必要です。やりたい事をやるためには、何かを諦める必要もあるでしょうし、周りから「そんなことは出来ない」と反対もあると思います。
しかし、人生の先輩たちが真っ先にあげた秘密が『自分の心に忠実であれ』であったことは大きな意味があると思います。本当に自分の心に忠実に生きているだろうか…常に自分に自問して生きていきたいと思いました。
第二の秘密
多くの高齢者が晩年になってからもっとも後悔するのは、何かをしなかったこと、そしてチャンスを活かせなかっただそうです。
挑戦して失敗しても、あきらめない限りは成功する可能性があります。しかし、挑戦しないことには成功する可能性はありません。自分が傷つくことを恐れるがあまり挑戦しないことが最も後の後悔を生みそうです。
やるかやらないか悩んだ時に、この本では以下のように考えるように薦めています。
将来の自分から見ると、今見えている大きな壁は「それほど大きくない、挑戦すべき壁」になりそうです。
この本から学んだこと
今回は最初の2つの秘密を紹介しましたが、この本では第五の秘密まで書かれています。どれもこれからの人生に役立つ内容ばかりです。
日々忙しい中で目の前の事ををこなすのに精一杯の毎日の方も多くいると思いますが、たまにはステップバックして自分がどのように人生を歩むのか考える、とても良い本でした。
私もシニアの孤独をライフワークとする中で、今後はもっと多くのシニアへインタビューを行いたいと感じました。
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