資産形成をボードゲームで体験「金持ち父さん」のキャッシュフローゲームをやってみた
友達が「金持ち父さん」のキャッシュフローゲーム(ボードゲーム)で遊ぶ会を主催してくれましたので、その感想です。
キャッシュフローゲームとは
「金融・財務・投資」について学べるボードゲームです。就労して働く「ラットレース」から不労所得で生活する「ファーストトラック」を目指します。
金融商品などもありますが、基本的には不動産の家賃収入や売買益から利益を得ることが中心のゲームです。物件を見定めて、銀行から借り入れして購入し、月々の家賃で生計を立てて行きます。
毎月の自分の不労所得が支出(生活費+銀行ローン)を上回るとFireとなります。
ボードゲームから何が学べるのか?
金融や不動産売買について学べる
一番大きいのは、日常ではやらない金融や不動産売買について学べることです。当然物件を見ることはできず、カードに書かれた内容だけで判断することになりますが、それでもこの物件は優良物件かどうかの判断が必要です。
銀行の借入れについて学べる
また不動産物件を購入する時には、自己資金が足りないことが多いので銀行からお金を借りることになります。
頭金の設定やローンの金額の設定を計算し、自分の返済余力があるのかどうか、何か起きた時のためにどれくらいお金を残しておくのかを考えることが出来ます。
キャッシュフローについて学べる
「キャッシュフローゲーム」と言うだけに、このゲームに一番のメリットはここになります。「キャッシュフロー」と聞くと自分には全然関係のない言葉のように見えますが、毎月の総収入から総支出を引いた差がいくらなのかを理解することはとても大切だと気づきます。
そこからさらにキャッシュフローのプラスの範囲で何に投資をしていくのかを考えさせられます。
参加者の気づき
日ごろお金について学ぶ機会が少ないだけに、今回のようにボードゲームでお金について学ぶ機会は貴重でした。
今回の一番の気づきは、日本人は投資などについて議論することを躊躇しますが、自分のキャッシュフローを理解して余力のある範囲でお金を増やす努力は必要だと感じました。
銀行から借入れしてまで投資に回すのは中々度胸がいりますが、まずはお金について学ぶ姿勢は必要だと感じました。