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「終活アドバイザー」資格取得への道 -1

終活アドバイザーの役割りは?

「シニアの社会参加」について情報発信していると、思わぬことにお声をかけて頂くことがあります。今回は大学生の友人から、終活アドバイザーの資格を一緒にとらないかお誘いを頂き、4人の大学生と一緒に勉強することになりました。自身の振り返りの為にも、noteで勉強している内容をまとめていきたいと思います。

今回申し込んだのは、生涯学習のユーキャンの「終活アドバイザー講座」です。

早速段ボールで教材が送られてきました。中身は教科書3冊に問題集、課題集、エンディングノート、それに沢山のプリント?。あまりの多さに、「見なかったことにして、箱をそっと閉じる」レベルでした。しかし、すぐ迷子になる人に向けて、講座受講のガイドもしっかり準備されていました。親切ですね。

ユーキャン教材

さっそく受講のガイドを読むと、教科書3冊を毎月1冊終わらせ、4か月目に総復習をしてから検定試験を受けるようです。
各教科書は8-10レッスンですので、毎週2-3レッスン終わらせれば達成できそうです。何となく、試験に向かう4か月の道のりが見えてきました。今回のnoteでは、最初の週に行った3レッスンで考えたことを共有したいと思います。

1-1 終活が求められる時代の背景

いよいよ最初のレッスンです。ここでは超高齢化社会の課題について概論が述べられた後、終活の基本になる「自助・共助・公助」について説明されています。

自助・自立の精神:自助とは自分で自分を守ることをいいます。

周囲との助け合い(共助の精神):共助とは助け合いの精神です。他人を助け、他人に助けられる関係を大切にします。

社会保障制度などの利用(公助の利用):公助とは、社会保障制度など、国や自治体から受けられる援助やサービスです。

U-CAN 終活アドバイザー講座テキストより引用

終活アドバイザーの活動は共助にあたります。何か社会課題に向き合う時、この自助・共助・公助の違いを知っておくことは重要ですね。この学習で特に大切だと感じたのは、日本は「周りに迷惑をかけない=美徳」と考えることが多いようですが、お互いに助け合いながら暮らすべきだということが、このテキストでも触れられている点です。共感いただけける方がいれば、こちらのnoteにも記載していますのでご覧ください。

1-2 終活アドバイザーの役割と心構え

終活アドバイザーの定義と役割
相談者が人生後半期をその人らしく生きるための、そして納得のいく人生の締めくくりをするためのアドバイスをする専門家

U-CAN 終活アドバイザー講座テキストより引用

終活アドバイザーと聞くと、お葬式に向けた準備のように思っていましたが、その人らしく生きるための…も定義に含まれていました。私が取り組んでいる「シニアの社会参加」にもつながると感じています。
このレッスンでは、求められる人間像、活躍できる場や倫理の他に、終活アドバイザーの心構えも記載されています。その中でも特に「傾聴」についての記述が印象に残りました。日ごろから、共感しながら傾聴するのは本当に難しいと感じています。私の好きな同情と共感の違いを示した動画(3分)をご紹介したいと思います。これは、日ごろ自分がいかに共感ではなく同情をしているのか気づかせてくれる動画です。お時間ある方はぜひご覧ください。

動画は設定を変更すると日本語字幕で試聴することが可能です

1-3 エンディングノートについて

終活を進めるうえで欠かせないエンディングノートの重要性について説明がされています。 エンディングノートには以下のものを記載します。

自分のこと:
① 基本情報:氏名、生年月日、住所、本籍地、趣味好き嫌い
② 自分史:どんな人生を送ってきたか、これからの過ごし方
③ 親戚、友人、知人の名簿:亡くなった時に連絡をして欲しい人のリスト
④ 医療・介護の情報

財産のこと:自身のもっている財産
① 貯蓄と借入 ② 保険 ③ 年金 ④ 不動産 ⑤ その他資産

終末期や死後について:
① 医療や介護の希望 ② お葬式 ③ お墓 ④ 相続 ⑤ 不用品の処分 ⑥残された人へのメッセージ

U-CAN 終活アドバイザー講座テキストより引用

このレッスンでは、「自分のエンディングノート」へ①基本情報と②自分史を書きましょうとなっています。エンディングノートを見ると、思い出の場所や好きな場所なども書く項目があり、「自分が死んだ後に、このノートを見る人がどう思うか…」と考えると何を書くのか悩んでしまいます。しかし、これも良い経験と思って、一度書いてみようと思います(内容はココでは公表できませんが…)。

20210410長い道

今回、終活アドバイザー資格取得に向けて、仲間と一緒に勉強を始めた話し、そして最初の1週目の学習内容についてnoteに書かせて頂きました。また、こちらは継続して書かせて頂きます。

あなたが死んだ後に大切な人に知って欲しい、あなたの思い出の場所やはどこですか?

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