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「終活アドバイザー」資格取得への道 -6

終活アドバイザーについて紹介する6回目で、最終回のnoteです。
前回の高齢者の住宅と医療についてはvol 5のnoteをご覧ください。

死後の手続き

だれでも必ず近親者の死を経験すると思いますが、葬儀に参加したことはあっても、死後の手続きを段取りすることはほとんどないですよね。

死後にまずやる必要がある手続きは大きく分けて3つです。簡単ですがテキストから要約させて頂きます。

① お葬式・お墓関係
まず葬儀社へ連絡。その後参列者(親戚、住職)と葬儀日程を決める
② 届出関係
医師に死亡診断書をもらい、7日以内に死亡届を提出。次に14日以内に世帯ぬしゅ年金受給権者死亡届を年金事務所へ提出
良く使う書類は、戸籍謄本、住民票、印鑑証明書をまとめて入手しておく。
③ 相続・税金関係
相続放棄や限定承認を行うには3ヵ月以内に家庭裁判所で行います。その税金の手続きとして準確定申告をして4か月以内に税金を納める必要があります。相続税の申告は10か月までですので、それまでに遺言書の確認、相続人の確認、財産について協議をする必要があります。

U-CAN 終活アドバイザー講座テキストより要約

その他、名義変更や解約、返還する必要がるものが沢山あります。

世帯主の変更/公共料金や電話の名義変更/運転免許やパスポートなどの変換/賃貸住宅の名義変更/クレジットカードや各種会員証の変換/健康保険証や介護保険被保険者証

お葬式とお墓

このセッションではお葬式の種類や手順について解説されています。その中で、特に費用について紹介します。

お葬式の費用の内訳
①葬儀費用: 葬儀社に払うお金(祭壇一式、棺、運営費など)、葬儀社以外に払うお金(火葬料、車両代、式場代、心付けなど)
②参列者の費用: 参列者への接待にかかるお金(返礼品、通夜や初七日の飲食費など)
③宗教の費用: 宗教者に渡すお金(お布施、御祭祀料、献金など)

U-CAN 終活アドバイザー講座テキストより引用

同じ葬儀費用と言っても、色々な出費があります。広告では全てセットになっている葬儀セットがありますが、どこまでが含まれているか良く判断する必要がありますね。

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遺族の生活

ここでは残された遺族について、お金を中心に学ぶことが出来ます。遺族基礎年金や遺族厚生年金の他に、20年以上加入した夫が死亡した場合にもらえる中高齢寡婦加算、遺族年金、学費の免除などが紹介されています。

特に障がいを持った方や認知症の家族が残される可能性がある方は不安も多いと思います。テキストでは、家族など身内だけで生活を支えるのが困難なため、暮らしを支えるサポートチームを推奨しています。親戚や知人・友人、自治体等の職員、各訪問の専門家を交えて複数の人々で支えます。できれば、生前から体制を整えるべきとの事です。

最後に 終活の勉強を終えて

私がプロシニアの活動をするにあたり、シニアの取り巻く環境を学ぶ機会になると思い終活アドバイザーの講座を受講しました。受講しての感想は、終活というのは死んだ後の手間を省くためではなく、終わりをイメージすることでより良く生きるためになるということでした。死というものは誰にでも必ず来るものだからこそ、オープンに自分の死生観を語れることが求めれられると感じました。中々予定通り取り組めず苦労しましたが、noteでの発信が自分のモチベーションのひとつになりました。ここまでお読みいただき、ありがとうございました🙇。

あなたが人生最後に見る風景を、考えたことがありますか?


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