令和5年高齢者白書から見える未来
2023年6月23日に「高齢者白書」が閣議決定されました。今回は私のライフテーマである「シニアの孤独解消」の目線から、高齢者白書の気になる部分を紹介していきたいと思います。
人口推移と単身世帯数
まず一般的な人口推移と、私が気になっている単身世帯数について見ていきたいと思います。
人口推移 - 30年後に高齢化率38.7%
令和4年10月1日現在の日本の人口は1億2,495万人。65歳以上人口は、3,624万人となり、総人口に占める割合(高齢化率)も29.0%です。
人口分布から見る日本の未来は。令和52 年には8,700 万人になると推計されています。高齢化率は令和52 年には38.7%に達して、国民の2.6人に1人が65歳以上の者となる社会が到来すると推計されています。総人口に占める75歳以上人口の割合は、令和52 年には25.1%となり、約4人に1人が75 歳以上の者となると推計されています。
私が子供のころは高齢化率は10%未満でしたので、社会にどれだけシニアがこれからあふれるかわかると思います。
シニアの約2割が一人暮らし
単身世帯率は上がり、65歳以上の約2割は単身世帯となります。
約900万人のシニアが一人暮らしという事は、その人たちに向けたサービスな広がるように思います。
高齢者の社会参加
シニアの社会活動への参加を見ると、約半数が活動に参加していないことがわかります。
社会活動に参加した人の方が、健康と回答している人が多くいます。ここは難しいのですが、健康だから社会活動に参加する余裕があるのか、社会活動に参加したから健康なのかはわかりません。
以下の質問では、社会課題に参加できない原因のトップは「健康・体力に自信がないから」となっていまするところを見ると、健康だから社会活動に参加する余裕があると言うことになりそうです。
常々思うのですが、60歳からの人生後半を充実して過ごすには、まずは健康な心と体が必要ですね。
高齢化への対応は、日本か世界のロールモデルになるチャンス
実際に図でみると、いかに日本の高齢化のスピードが早いかわかると思います。課題山積ですが、日本が世界に先駆けて高齢者問題に取り組むチャンスですね。
私はシニアの孤独解決をテーマに、これからも活動していきたいと思います。