ボイス(内なる声)を見つけ炎を燃やせ
「第8の習慣」スティーブン・R・コヴィー著を読んで
昔に読んだ時はあまり刺さるところもなくすぐに捨ててしまった「第8の習慣」。友人との話しのなかで、改めてオススメされて読んでみることにしました。
自分自身のボイスを発見する
ボイスとは
そもそも、本著で示されているボイスとは何なのでしょうか?
ひと言では『かけがいのない個人の存在意義』となります。
前著「7つの習慣」では、『効果性』をうたっていたが、本著では『偉大』というテーマに向けて、その原動力であるボイス(内面の声)をどのように見つけて、リーダーシップを発揮して実践していくかが書かれています。
ボイスは4つの輪の重なるところ
では、どうやってボイス(内面の声)を見つけるのでしょうか?
それは次の4つの輪が重なるところを探します。
コーチングでよく使われるWll-CAN-NEEDにさらに良心(正しい行動)が加わっています。自分の人生における役割を2つか3つ取り上げ、それぞれの役割について以下の質問を考えます。
私の場合はシニアの孤独解決のためにプロシニアを広めるです。65歳以上の23%が1週間家族以外と話さないというデータもあり、より豊かな人生を歩むために仕事、家庭以外の自分の居場所(サードプレイス)を持つことを進めています。※①
自身がコミュニティを主催している経験から、仕事と両立ができれば活動を進めることができると考えています※②
私はストレングスファインダーでも包含が強く、孤独な人を支援することは自分の情熱にあたるところです※③
私の高校時代の原体験から、良心に従っていると考えています。
他の人も自分のボイスを発見できるように奮起させる
「第8の習慣」では、自分がボイスに従って生きるだけでなく、他の人も自分のボイスを発見できるようにすることを求めています。
そこで必要になるのがリーダーシップです。リーダーシップとは、人々にその人自身の人間としての価値と可能性を明確に伝え、自分の目で見えるようにすることです。そのために、次のステップがあります。
最初の「自分自身が模範となる」というところで、【トリムタブになる】というコンセプトが書かれています。トリムタブとは大型船において、大きな舵を動かすための小さな舵を指します。つまり自分がトリムタブとなって動くことで、組織全体の変化への率先力を発揮します。そのためには、「この状況で自分にできる最善のことは何か?」を自問することを心がけます。
私の場合は主催するコミュニティ「ヘックスネット」があたらいます。参加してくれるメンバーのやりたいことを見つけて、自身で発信することで変化を楽しむオトナを増やす活動をしています。この活動によりメンバーが自身のボイスを知り、行動することを目的としています。
共通のボイスを示す
そして最後に共通のボイスを発見します。そのためには戦略計画を示し、ミッションステートメントを作成します。
ココは私もまだまだできていないところです。共通のボイスを示すということは、私のプロシニアの活動にコミットして一緒に活動してくれる仲間を作ることかと思っています。そのためには、戦略計画からしっかりと作っていきたいと思います。